2011年 06月 09日 ( 1 )

ギア比

これは‘89オーナーズマニュアル(ハーレーを買うと貰えたマニュアルで、全車種掲載され、4ヶ国語
で書かれたオーナー用マニュアル)に掲載されている、当時の4速スポーツスターのギア比です。
c0063859_9425760.jpg


エンジンからの全てのドライブギアのギア数(ミッションを除く)とオーバーオールギア比
(最終減速比)が掲載されています。
エンジンクラッチの1次駆動のギアは、エンジン34T、クラッチ59Tで1次減速比は
約1.74
そしてミッションドライブ、ホイールドリブンがドライ21T、ドリブン48Tで2次減速比は
約2.29
となります。

オーバーオールギア比は、この1次、2次の減速比にさらにトランスミッションによる減速比
が加わったもので、4速で3.98となっています。
なぜ3.98になるかと言えばエンジンの回転はギア比によって減速されて行きますから、
1次減速×トランスミッションギア比(4速は1・00なので1)×2次減速2.29=で約3.98となります。

これをどう見るかですが、減速比はエンジンの回転数に対して各ギアがどれくらい回るかですから、
最終的にリアホイールを1回転させるのに、エンジン3.98回転が必要と言うことが解ります。
逆に言えばエンジン回転3980回転/毎分のとき、リアホイールは1000回転/毎分で回っていることが
解ります。

面白いのは‘89には1200のドリブンスプリケットが40Tに落とされたはずですが、
マニュアルには記載がありません。
40Tに落ちたときの2次減速比は、1.9となり、オーバーオールギア比では、約3.31になります。

つまりこれが解ればエンジン回転数/毎分÷オーバーオールギア比×60分×リアホイール円周長
÷1000(km)で速度が出ますが、実際はそのときの空気、その他の抵抗などもありますから、
計算値と実測値は異なるのが普通で、計算より遅い速度になります。
この差異は実測値とメーター値でもあります。

4速ギアのトランスミッションギア比は、4thで1.00なので、各ギアのオーバーオールギア比を
3.98で割っていけば、ミッション各ギアのギア比も求められます。

ブログの検索ワードの中に4速ギア比ってのがあったので、書いてみました。
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by jyai883 | 2011-06-09 10:28