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丁度1年前

GWを境に4速は半年の冬眠に入りました。
同じ時期もう病気が頂点に達し我慢できずにCRッぽい製作が始まりました。
そして1年後GWをCRッぽいに乗って過しています。

1年前は形もほぼノーマル仕様だった4速883は、その半年後部品がそろい、
今ではそれが当たり前のようにガレージには黒いカフェレーサーとして納まっております。

まあなんでもそうですができるときがそのときで、何事にもタイミングがあるのでしょう。
コレを始めるにあたっては、タンク製作者に出会い、必要なパーツが見つかり、
全てが発売未定品まで含めてスムーズに揃いました。
つまり1年前のそのとき始めなければ、今のCRッぽいは無かったでしょう。
そのタイミングを逃せば、きっとカスタムは見送られ、ノーマルスタイル883は
ファッツと共に冬眠してたかもしれません。

でも現実は憧れのスタイルを手に入れ、新たな発見をもたらしています。
88‘ごろのCRレプリカスポのインプレッションを今は思い出しながら、そういう事だったのかと
納得しながら乗ってます。

このカスタムはいろんな方との出会いをもたらしてくれ、貴重なアドバイスもたくさんいただきました。
(現在でもリアは18インチにしろと言われ続けています 笑)

またしばらく考える事の無かったバイクに対する工夫や見直しを改めてやるきっかけとなり、
20年も乗ってるバイクを再び見直し、再確認する良い機会になりました。
1年前ケツを押してくださった方々には感謝します。

奥様号の時の部品調達はあまりにスムーズで、ほぼカタログショッピングのようでしたが、
今回の部品発注は、本当に揃うかどうか、本当に出来上がるかどうか、
実際に部品が手元に届き、実際にフィッティングをして見るまでは自信がありませんでした。

思わぬところから部品が調達できたり、融通してもらったり、偶然探してる部品の
部番がオークションでわかり、ディーラー発注ができたり、実際の組み立てができるまで
不安がいっぱいでした。
全てがそろい塗装が終わり、組みつけが始まってからは妥協する事ができず、
同じ箇所のフィッティングを2~3回やり直すのは当たり前で、仕事は重複し、
手順は増え続け、完成の見通しが全く立たないまま、フィッティングを続け、
出来上がったのがほぼ年末でしたが、形はできたものの実際にエンジンを掛け、
走ってみるまではコレで良いのだろうかと言う疑問が付きまといました。

実走が始まっても姿勢に伴うハンドルの交換、そこで発見されたポストの不具合、
まだ解消してない高速時のカウルのビビリ、もう少し位置を変えたいフロントウィンカーなど
以前も今も小さな問題はありますが、今の問題は走行には全く関係ないことなので、
楽しくライディング出来ています。

姿勢やポジションの変化もたらしたライディングは全く違う世界を見せてくれます。
(視界や風景、走っているフィーリングやバイクの挙動)
もう少し走りこめれば、セッティングも少しづつ変わるかもしれません。

オイラは1年前のやや諦めかけてた状況から、今の状態に戻ってこれた事を
大変嬉しく思います。
まだまだこの世界にいられる事がすごく幸せな事と感じます。

隣のバイク屋のオヤジと話していてしみじみ感じた会話がありました。
「やっぱりさバイクは降りちゃダメなんだよ、乗れなくても持ってないと。
昔乗ってたじゃなくて、今でも乗れるような状況にないとさ、2度と乗れなくなっちゃうよ。
ないと意欲もなくなっちゃうんだよね。」

まさにその通りだと思います。
昔の友人達の中で多くがバイクを降りてしまいました。
現役じゃない昔話はちょっと寂しいですから、これからも乗り続けながら、ジジイのヨタ話でもしようと思います。
オイラのバイクの歴史はほぼエボの歴史と同じですから(笑。
by jyai883 | 2008-05-05 20:01
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