マフラー

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これは‘99ごろの古い画像です。
ハンドルとメーターのつけ方が今と同じなのは面白い(笑。

さてマフラー、今までで一番好きなマフラーはなんですかと聞かれれば、
必ずスーパートラップ!と答えます(笑。
オイラの頃の高性能マフラーと言えば、これですが、
何よりハーレーワークスのXR750レーサーも
つけているというミーハーな理由もあります(笑。

しかし実際につけてみて、キャブのセッティングを施せば、どフラットなトルク特性と吹け上がりのよさで
オイラはお気に入りでした。
何より排気開口がディスクの皿の枚数で変化させられることが面白い。
エンジンはどんなエキゾーストシステムをつけるかで、特徴は結構変化します。
4気筒などの高回転エンジンでトルクが低い場合は、
早い段階で集合またはクロスフローさせて、
排気干渉を生かしてトルクアップを狙ったりするし、中低速エンジンでは、
集合またはクロスフローをサイレンサー直前にして排気干渉を減らし、
高回転への補正を狙ったりします。
更にはエキパイの管長、径なども影響しますから、開発はなかなか大変ですね。

ここから考えるスーパートラップは集合をサイレンサー直前まで持っていき、
中低速エンジンであるハーレーの高回転の補正を狙い、
大きめのサイレンサーと開口のギミックで排気効率を考えてあるといえます。
更にセパレートのハイアップは、少ない排気干渉で更なる吹け上がりの早さを狙っているともいえますが、
どちらにしても中低速エンジンの補正が狙い目なのは明らかです。

ここまではどのマフラーでもいえる事ですが、面白いのは開口に設けられた特徴的なギミックでしょう。
これは重ねたディスクの隙間の面積の累計で開口面積を稼ぐため、容易にサイレンサーの開口直径を
超えることができます。
考えとしては排気効率を上げる為に、スラッシュカットのように斜めに切って、
パイプの直径面積を超えることができるのと同じですが、スーパートラップディスクは
可変することができます。

更にはおまけとして、この細いディスク間の隙間に負圧が生じ、更なる効率アップが望めることは、
メーカー実験で証明されました。
元々はスパークアレスターとして排気管から出る火の子押える為に、ヘリコプター用に開発された
システムですが、同じ理由で山に入るオフローダーがつけ始め、そのときに上記のような効果が
認められたため、80s~90sでは一気に人気が出ましたね。
フラットで高い位置で保持されるトルク特性と、加速の伸び凄く楽しく、その外観と特徴的な排気音が
気に入れば何も問題なく、パワーアップを体感できましたね。

音は独特のくぐもったバボバボした音ですが、システム的にちゃんと考えられた排気干渉のために、
排気管内では音波として存在する排気は、ある一定以上の回転では排気干渉により、
音がしなくなることは知られています。
マフラーからはただディスクを通るシューシューと言う排気音だけが聞こえます。

だからと言って決して万能ではないことは、他の排気システムと同じですが、扱いやすく
また、結果を出しやすい排気システムだと今でも思っています。
音的には確かにディスクの枚数を増やせば、音は大きくなるのですが、これも音質の問題で、
多くの場合は、キャブ側のセッティングで変化していくので、結構うるさく無かったですね。
オイラは883で18枚入れていましたし、もう少し本当は吹け上がりを早くしたかったので、
サイレンサー内の消音材は取り払っていましたが、大して大きな音はしませんでした。
ストレートパイプよりは全然マシです。
ただディスクも入れればいいというわけではなく、それは使われ方によって変わるので、
あまり回さないのにいっぱい入れても意味が無いし、10枚以下では高回転側への影響があるので、
その辺は使用者のニーズ次第だと思います。

ディスクにつくカーボンの色で、キャブのセッティングや燃焼状態を知ることができるし、
スタイル的にガラッとイメージチェンジできるのでオイラは好きでした。
ただ2in1の場合、これはどの集合管にも言えることですが、キャブセットによっては2000~くらいの
所に谷が出て、アクセルの応答や加速が鈍くなる時もありましたが、あくまでこれはニードルセットの
問題なので、どの集合管にも起こりうることです。

セパレートのハイアップも通常のドラッグパイプと違い、トルクは2in1より細いものの、その管長と
十分なサイレンサー容量、開口のギミックのお陰で、加速の伸びはぴか一なので、乗り方によって
選択が可能でした。
このように非常に特徴的で、且つ性能が明らかになっている排気システムも珍しい存在でしたし、
何よりカンパニーが実際にワークスで使用し、純正指定してきたことがその証だったと思います。

オイラは10年ほどつけて、他のシステムの検証のため外し、そのトラップは友人のバイクともに
売られていきましたが、今でもお気に入りのシステムですね。
じゃあ何でCRJにつけないのってことですが、そいつはCRJのスタイルコンセプト的な問題で、
モーターステージを選んでいるためで、結果も判っていなかったので、物は試しで付けました。
あまり期待はしていませんでしたが、スーパートラップのセパレートと同様の結果が出ているので、
今はそのままで、今のオイラのゆっくりとした走りでは、とくに排気にこだわる必要も無いからです(笑。

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by jyai883 | 2014-07-01 16:33
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