1989年型XLH883スポーツスター 6

さてさて、‘02それまでとっかえひっかえパーツ交換をしてきましたが、
ハーレーに乗ると必ず交換されてしまうパーツ郡。
それまでは何も思わなかったのですが、ふっと「純正部品のクォリティってそんなに低いのか?」って
思いが出てきて検証し始めることになりました。
欲しいパーツは知り合いに聞けば、いっぱいあるし欲しければくれたし、ないものはオークションで
格安で入手可能だったため、結構面白かったですね。

丁度それを始めた頃の画像がコレです。

c0063859_9163055.jpg

これは友人が撮ってくれたものですが、パッと見シート、ウィンカー、エキゾーストが前の画像と
違っています。

まず最初に外されたのは、ダイノジェットでした。
セッティング次第で純正でも大丈夫だろうと思っていたオイラですが、やはり巡航させても以前のように
燃費の伸びが望めなかったので、巡航すると燃費が伸びる純正のジェット類に交換し、
レスポンス改善のダイノシステムは残しました。
っといってもパーツとして残ったのは、ダイノキットの柔らかいスプリングのみです。
全体的にややマイルドになったものの、急かされる感じがなくなり乗りやすくなったのでOK。

マフラーはそのままスパトラでセッティングしたため、大丈夫でしたが、ある日突然‘991200Sの
エキゾーストシステムがそっくりうちに来ました。
来たからにはつけない訳にもいかず交換。
‘98当時、1200Sを買った友人が「サイレンサーが全然違う」といっていたの思い出し、
現物を確認すると確かに長く、太い。
キャブセットはスパトラのまま、ソックリ交換して違いを見ることにしましたが、
驚くことに、スパトラのセットのままごくごく普通に走れてしまいました。
元々が1200用なので883には容量が十分で、全開域ではややつまり気味ですが、
中低速のトルクは太り、かつ消音と排気が両立できるもので、大変グッドでしたから。、
それ以来スパトラは外されたままになりました(笑。
以前カンパニーの公式な見解として、エキゾーストシステムに関してのレポートがありましたが、
その中には突出した性能を見せるものはあるが、トータルな全域において、
純正のエキゾーストシステム超えるものは、スパトラ以外に見受けられなかったというのがありましたが、
確かにノーマルの4速スポーツは制限内の非力さにがっかりしたものの、
制限が外せれば、中々面白いことは認識できたし、純正部品でも適切な選択をすれば
クォリティも高く、性能的にもなんら問題ないことがわかってきました。
後に同じエキゾーストシステムが、‘03頃に883に正式採用されたことを、部品番号で知った時は、
笑ってしまいました。

外見が元に戻ってくると、だんだん気になるのが外装部品。
それまではウィンカーなどは小さいほうが良いと思っていたのが、いきなりおミカンに戻してしまう始末。
それが1で使った画像で、検証はハンドルやシートにも及びました。

もっともブレーキだけはそうも行かず、かえたFマスターはそのままだし、パッドも社外のプレミアムで
その効きや純正リアパッドで、1組変えてしまう価格差には勝てませんでした(笑。

電装は正直オイラの頃のノーマルモジュールは進角が早く、のちのスクリーミンとほとんど変わらない程度
だったのですが、リミットが6000なので、レーシングに変えたものの、ノーマルカムではほとんど
意味がなく、ハーネスをカプラ式に変えたこと以外のメリットは余りありませんでした。
もっとも90年代後期以降の5速は一段と進角が遅くなるので、効果はあると思います。
うちの全く同じセッティングの4速と5速の883は、この進角により全く違った走りをしますが、
この辺は好みの問題で、ブンブン走るか、トルクフルにスムーズに走るかの違いが出ますね。

この頃の面白い話として、この画像を撮ってくれた友人とこの日初対面でした。
彼は当時ドノーマルの‘02 883に乗っていて、それなり満足していたのですが、
「試乗しませんか?」と言ったら早速乗り出し、オイラの目の前で140でスラロームして見せました。
彼の当時の職業は、本業のほかにプロの4輪レーサーでもあって、さすがコンペテイションの世界に
居る人はやることが違います(笑。
戻ってきた彼が一言「いじるとこうなるんだ~」って感想。
その日を境に、車体周りはコンペテイションの伝手を使っていじられ、エンジンはチューナーの元に
ゆだねられ、最終的には1200ボアアップ、後軸86馬力の化けものスポーツスターになってしまいました。
圧倒的なパワーよりは、回していけばどんどん速くなる設定で、開けなければなんともないのですが、
スロットル1/2以上は異次元の世界で、車両の素性と相まって、とんでもないものになってしまいました。
コレにとりつかれた彼は、とうとう2輪のアマチュアレーサーになってしまい、ビューエルでシリーズ
チャンプになってしまう始末(笑。
この‘02スポーツスターも最後は限界に挑戦してエンジンブローさせてしまいましたが、
そのときの回転数が8000オーバーでしたから、驚きです。

今ではうちの奥様のお客様なので、ときどき家に現れるのですが、そのときの話になると、
「俺がこんなになってしまったのは、ジャイさんのせいだから」と責任転嫁されていますが(笑、
今ではオイラが完成モデルと言う‘02モデルに関して、ノーマル状態で彼も同様の感想を持っていたことが
オイラに確信を持たせる切っ掛けでしたね。

話はそれましたが、、この頃の純正部品の検証が、その後改良された高年式パーツを、
オイラの4速にレトロフィットさせるキッカケにもなったわけです。
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by jyai883 | 2012-10-06 09:55
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