よくよく考えたら、オイラの選択は、いつもちょっと変わっているかもしれません。
ギターやってる時は、いつもの選択はマホガニーボディ。 南洋材で、ラワンに似た赤茶色。 この木で作られたギターの音は、角のない柔らかい音。 音の立ち上がりは、それほど強くないですが、その音色は温かみと丸みがあります。 価格的に言えば大体シリーズの最低価格モデル。 マーチンで言えば18シリーズ。 今まで買ったのは、D-18と今でも持ってる00-18。 マーチンのギターは、30年前は大変高価なギターでしたが、さすがに最高モデルの D45は買えませんでしたが、特に高いものがほしかった訳ではなく、 音色的にシャープで、音量の大きい、ローズウッドと言う木で作られたボディが 好みじゃなかっただけですね。 大体ギターは高価にになると、この木を使用するのですが、オイラ的には、マホガニーが好み だったので、安くて助かりました(笑。 この木のギターはフィンガーピッキング向きで、音量は小さいですが、マイク乗りもよく、 細かいプレイをするにはとても都合がよかったと思います。 翻ってバイク。 現在うちにあるハーレーは年式の違う883のみ。 最低価格のエントりーモデルとされています。 っがこやつが非力で開けられる故に、4カムエンジンを普通に公道で楽しめてしまう。 さすがに国産のSSモデルを公道で全力走行させるのははばかられますが、 883だとコレができてしまう。 1200は余力がありますが、あっという間にぬふわkmを超えてしまうので、 これまたもてあますところがありますが、883にはそれがない(笑。 ビギナーモデルとか、エントりーモデルとか言われながらも、この面白いモデルを、 最低価格で出してくれていたのは、オイラにとってはありがたいことでした。 ビッグツインも乗りましたし、ハーレーの持つらしさ、哲学、乗り味、全てはさすがに ビッグツインの方が「ザ ハーレーダヴィッドソン」ですが、 ハーレーの持つもう1つの側面、スポーツの部分では、公道で平気でスロットルオープンできる883に 強く現れていると思います。 たまたまそれが1番安く売ってたんですから、オイラはラッキーでした。 今ではバイクを計るすべての基準が883です。 バイクはスペックだけでは計り知れないテイストがあります。 883はもうこのテイストに満ち溢れていると言って良いでしょう。 もう少し馬力が欲しければ1200にすればいいだけですが、 全体のバランスは、オイラは883の方がよいと思います。 全てのレベルはものすごく低いのですが、良くバランスしているので、走ることに遜色はありません。 このバランスを身に着けると、国産バイクに乗っても面白いように変化を持たせる事が 出来ると思います。 オイラが買ったホンダのCL400なんか、超不人気車で、1ロットで生産中止されました。 ノーマルのまま乗った感じは、立ちが強く、曲がりづらく、そして非力でどんだけだよと 思ってしまったのですが、ハンドルを変えただけで、全く違う乗り味になりました。 こんなことは883を基準にしないと考えないかもしれないことですね。 883のF19インチはあんなにニュートラルなのに、なんでコイツはこんなに曲がらない?。 じゃあまず何を考えるか?。 ハンドルかフォークのセッティングか。 結局ハンドル1発で解決してしまったのですが、オイラ的にはもう少しサスを前後柔らかく してみたいところです(笑。 オイラにとってモノを選ぶ基準は、価格ではないなと思える部分があります。 単純に金銭的価値というのではなく、必要性の高さが基準でしょう。 必要ならば100万の価格でも買いますし、不必要なら1円でもいらない。 コレは、オイルでも、部品でも同じことでしょう。 世の中玉石混交、その中から自分に必要なものを、自分に価値のあるものを 見つけ出すのは難しいことだと思いますが、 オイラは運よくコイツに巡り合っていますね。 ちなみにうちの奥様。 オイラは柄に似合わず、華奢な女の子が好きなのですが、 うちの奥様の選択は、顔の小ささと体の小ささで間違えました(笑。 でもその腹と肝っ玉の太さで、大変助けられております。 深く感謝しております。 ただ本人、最近その腹の太さで少々悩んでおります(笑。
by jyai883
| 2012-07-12 08:34
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