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今度はスポーツスターなのか?

‘84にエボモーターと同時にリジッドチョッパーテイストで新フレームとともに登場したソフテイル。
そのフレームはリジッドに見えるため、ヘリテイジとしてレトロカスタムとして、現在も残っています。
チョッパーテイストは消えつつありますが、ノスタルジック路線は健在です。

4速フレームが消え、FXRとして名前が残っていたローライダー。
ラバーマウントフレームとして復活したダイナに移行して、スタイル的には‘77の頃に
戻りました。もっともこのフレームも最初にTCエンジンをつんだわけで、レイアウトも4速フレームに
似ているから、以前のモデルのレトロモデルも、ローライダーやスタージスとして復活しましたね。
最近ではFL化もなされ、レトロとコンテンポラリーなモデルの両方をラインナップしています。

さてスポーツスター。
以前のモデル的位置づけや名前に反して、オイラ的には‘04のモデルチェンジ以降、前モデルの
コンセプトを継承できずに迷走していたように思えましたが、48でスモールタンクを復活させ、
今回の72の発表を見ると、こちらもカンパニーの財産的なレトロモデル路線が、継承されるかの
ように見えますね。

このスモールタンクを付けて以来、妙に安心してスポーツスターを見られるようになったのですが、
タンク容量の心配はあるものの、「スポーツスター」ってネームにおいては、オイラ的には
なんとなく帰ってきたかなと思えて、安心できるスタイルです。

スモールピーナッツタンクが消滅して、オイラの中のスポーツスターから離れてからすでに15年も
経ちますが、今でもスポーツスターはスモールタンクのオイラは、わが意を得たり見たいな感じですかね。
ニューフレームになるたびにシートレールの位置が下がり、STDポジションでは足の位置がきつくなり、
今回の72も最初からフォアコン装備ですが、シート厚などを見直して、走れるスポーツスターが、
昔のスタイルで出れば、今のエンジンなら何の心配もなく楽しく走れるんじゃないですかね。

元々スポーツスターは、それほどのクルージングを考えない、スポーツモデル的位置づけだったため、
長い間CHから連なるスモールピーナッツタンクでしたが、このタンクの存在がラインナップの中でも
異彩を放っていたと思います。

このタンクを前面に出してきた以上、スポーツモデルへの回帰があっても楽しいでしょうね。

特別な装備がなくても(セールスバリューを考えないSTDなデザイン)、適切なバランスと機能があれば、
楽しいモデルになると思います。
何より現在のエンジンは今のEFI装備の方が生きると思っていたオイラですが、それが発揮されるでしょう。
アメリカンスポーツは石畳を走るヨーロピアンスポーツとちがって、常に土の香りがしてきました。
エボスポーツを乗ってみても、当初は強く感じ、幅広のバーハンドルを付けたときの自由さは、
スクランブラー的でしょう。
更にシート高が上がれば、足の屈伸も使いやすくなり、よりそういう感じになると思います。

まあオイラの好みはさておき、デザイン的であっても、スポーツスターらしさが戻りつつあるのは
オイラにとってうれしい限りです。
無造作に並べてあるとパッと見STDでは、ダイナと区別が付きづらく思っていた、ラバーマウント
スポーツスターでしたが、よりらしくなるのは、オイラは良いことだと思っています。

カスタムとしては、最近のライトチョッパー路線も嫌いではありませんが、スポーツスターのロードスター
のように「二つ名」ではない、スポーツスターでスポーターになれるようなモデルが復活すればなとは
思っています。

それにしても72、4速ハガーに見えてしかたがない(笑。
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by jyai883 | 2012-02-08 11:00
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