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スポーツスターを考える 6

やはり‘00以降のスポーツスターは、リアサスのロアの取り付けやサスのマウント方法
そのものが変わったり、ホイールベアリングが変更されそれに伴ってシャフト径や
ホールハブの幅も変更を受け、すごくシャーシがしっかりした感じがします。
ハブ幅が広くなった事でハブスポークと関係も広くなり、対向ピストンキャリパーも
採用され、ストッピングパワーも上がったと思います。

もうこの頃はスポーツスターはハイパワーの1200Sが主流になっていましたが、
エンジンよりシャーシが勝ってる883に乗ると、このシャーシ周りの違いは、
より明確に解りましたね。
初めて乗せてもらった‘02883は、もうこのままでいいじゃんってくらい、
よく出来ていたと思います。
吸排気だけやれば、ぶん回して国産でも追いかけられるくらいに、オイラは感じました。
‘02からはガス検などもあり、ややディチューンされた感はありますが、
ちょこちょこっとキャブをいじれば、すぐ元気になってしまいます。

サスペンションのバランスなどもこの頃になるとよく出来ていると思うし、
普通に走る分には、何も問題はないですね。
よくステレオ的にスポーツスターを買ったらまずどこをいじってと言われますが、
もうこの頃の車体ならば、もうそのまま大人しく走ってもいいかなと、今のオイラなら
思います。
特に最後の方の883は、ノーマルマフラーが98‘の1200Sと同じものでしたから、
比較的大人しい音量のまま、そこそこキャブがいじれて、楽しく走れます。

‘02以降はバルブスプリングもビューと共通いなっているし、
いじれば、それだけ速く、しかも安心して、走れる車体だと思います。
‘04で大幅なモデルチェンジを受け、違うものになったスポーツスターですが、
ある意味完成形に達したソリッドマウント、現在進行形のラバーマウントを同一に語る
ことはできませんが、これからラバーマウントは変化していくでしょうから、
いろいろ変わるんでしょう。
ただ、スタイル的にほとんど変わらなかったソリッドマウントスポーツスターと違って、
デザインも含めて、ホイールサイズやディメンションでバリエーションを持たされた
現在のスポーツスターは、どのような方向に変化していくかは解りませんね?。

今のラインナップはスポーツをXR1200に志向してるので、
本来のスポーツスターは、消え行く方向なのでしょうかね?。
あのエンジンぶん回したら面白と思うし、そろそろインジェクションチューンも出揃って
きましたから、ヤフオクで48のタンク安く手に入れて、日本ではまだ残ってる883Rに
のせて、スポーツできるスポーツスターができたらいいなと思います。
by jyai883 | 2011-07-15 10:06
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