読者の方にアドバイスを求められたので、ついでに記事に書いてみましょう。
先日過去ログにスプロケットボルトの共用についての質問があったのですが、
チェーン化した車体をべルトに戻すと言う話でした。
いきさつは継続車検の際に、検査官に駆動方式の違いを指摘されたことによるのですが、
スポーツスターでは比較的安易にチェーン化が行われますが、検査上では駆動方式の
変更と言うことになり、構造変更ではなく改造申請の対象となります。
この場合はベルト駆動からチェーン駆動になりますから、該当します。
この辺のことは継続車検でも今までは、それほど問題になされないことが多く、車検場でも
そのままスルーの場合が多かったのですが、チェーン駆動のモデルがなくなって、
すでに20年近く経ち、ハーレーはベルト駆動であることも知れ渡っているので、
そのような指摘になったと思います。
まあスポーツスターは‘91までチェーン駆動のモデルがあったため、当時の仕様を示すものと、
理由がハッキリしていれば、改造申請もそれほど難しいと思えませんが、
今後このような指摘事項が増えれば、車検も煩わしいものになりますから、注意が必要でしょう。
最近では構造変更などで合法的にカスタムがやりやすくなった反面、このような細部への
指摘も増えているように思えますから、以前のように何でもダメではないにしろ、
こちらもある程度の知識と仕様は守るようにした方が、煩わしくなくなると思います。
自分のバイクに自由に乗るには、取締りや検査からも自由でいたいので、こちらもしっかり対策
すれば、そのバイクで自由に走れますから、身勝手にならずにあらゆることから自由でいるのが
いいでしょうね。