人気ブログランキング | 話題のタグを見る

戦争映画を考える1

以前戦車をやりましたが、バイクのことばかり考えていると、頭が膿んでくるので、今回はテーマを変えて、
戦争映画を考えてみたいと思います。
まあ今日は総論みたいなもんですが、オイラはアクションとしての戦争映画は良く見ます。

近年CGの発達で眼前には非常にリアルなシーンが展開され、それはエスカレートする一方ですが、
そんな画面を見ていると、逆にその凄惨なシーンがウソっぽく見えてしまうのも致し方ないことなのかと
思ってもしまいます。

第2次大戦終了後、65年経った今でもこのような戦争映画は作り続けられています。
誰しもが忘れたい過去ながら、忘れてはいけない歴史の部分として、近年は戒め的に製作されて
いるように思うし、見る側も受け取っているのかと思います。

しかしすでに65年経ち、最年少の従軍者も80を越えてきている事から、側面的であっても、
見たままの正しい証言は消えつつあり、だんだん事実はドラマ化されていることは、
否めない事実でしょう。

65年前の事実を、世相的、また個人の意識的、ましてや当時の認識として、現在の役者が
再現することは、もう不可能なのかもしれません。

多くの戦争映画は、多くのドラマはフィクションであり、時代や事件はノンフィクションです。
作る人も見る人も、ほとんどは事実を知らずに作ったり見たりしているのが現実だと思います。
オイラは色んな考えや思想を排除し、テーマ別に書いて行こうと思います。
テーマといっても小難しい、観念的なことではなく、航空機とか潜水艦とか単純にわけるだけですが、
見たまま感じたまま書きたいと思います。

原作者が実際の戦闘員だった場合の作品も実際はあります。
しかし事実はあまりに大きく、個人が認識できる事実はあまりに小さく、様々な人々の思惑が交錯する
様な作品もありますし、全く事実と違う、娯楽作品として存在するものも、人間ドラマとして
存在するものもあります。
いろんな思いが映画にはあることは理解できますが、実際の感想はそれを見た方々に委ねたいと
思いますし、思想的先導などはこれっぽっちもする気がないので、客観的書きていきたいと思います。
by jyai883 | 2010-08-19 09:47
<< 戦争映画を考える2 シンセティックオイルといえば >>