人気ブログランキング | 話題のタグを見る

4速シフターが壊れたとき

オイラの4速のロッカーが壊れたのは、友人がビューエルを買った年ですから、98年くらいだったと思います。
そもそも4速のシフトタッチに異常を感じたのは、‘92くらいからだったのですが、2~3速の
シフトアップに違和感を感じ始め、1度‘92にミッションを全バラシしましたが原因はわかりませんでした。

この違和感は2~3速のシフトアップ時に、硬さを感じるもので、無理をして入れたくないと思わせる
モノでした。
それもいつもではなく、極稀にシフトアップの加速を通常に行っているときに硬さを感じる程度です。
ロッカー折損はオイラが乗っていたときではなく、友人と近所を走っているときに、バイクを取り替えていた
時だったので、破損時の感覚はわかりません。
そのまま乗り換え、ミッションロックもなかったことから、帰宅して修理まではエンジンをかけずに、ショップに
持ち込みましたが、帰宅時は普通にシフトアップができ、違いはニュートラルがないだけです。

修理はロッカーフォロアの交換だけでしたが、シフターカムの当たり面はすべて面取りし磨いてくれましたが、
やはりシフトのタッチは大きく違い、ガチガチ入る感覚が、ニュルって入る感じに変わっています。
停止時は、シフトレバーで無理やり送ることはしなくなり、軽く半クラをあてて送り込むように戻すように
なりましたね。

すでに壊れたときの距離数以上は走っていますが、今のところシフトの違和感はありません。

壊れたときもそれほど速度を出していたわけではないので、普通のシフト状態だったと思うし、
ガンガンシフトして乗っていたわけでもない、極普通の状態で壊れていますから、構造的な
問題以外考えられませんが、交換再組みつけの際、各部の面取りなどが行われた結果、
明らかにシフトフィールの変化が現れていることから、作動状態や作動面にも問題があるのでしょうね。
特に低速時、勢いでギアが入らないくらいの回転域のシフトが、問題のように思います。

1速飛込みなども再組み付け後は、正直5速よりショックが小さいですから、各部の加工の効果は
大きいと思います。
このときのメカニックは長年4速でレースをやっていたオイラの師匠ですが、お陰でそのノウハウで修理して
もらえたものの、もう5年前に事故で他界していますから、多くを聞くことはできません。
そのときの話を思い出し、壊れたロッカーを見ながら教えを守っているだけですが、
結局イク時はイクと言うのが、彼の結論でしたね。

しかしこのような作動面の加工は、大きなフィーリングの違いを体感できましたから、
有効であることは事実だと思います。
ただギアのドックは絶対加工をしてはいけないとも言われましたね。
ギア鳴りがひどくなるだけらしいです。
by jyai883 | 2010-06-29 18:34
<< ハーレーのシフト 今日も・・・雨 >>