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自分でやること

自分のバイクを自分でいじることは大変楽しい行為です。
部品を換えたり、不具合を修理したり、傷を消したりなどなど、オイラのようにバイクで走ってるより
いじってるのが好きなタイプは、問題が生じるとどうしてくれようか楽しくて仕方がありません(笑。

ハーレーをいじっていると専用パーツとかスリップオンとか言われていても、まあ普通にはつかないだろうと
疑ってかかるので、この時点でフィッティングをしますが、フィッティングで問題が生じると楽しくて仕方が
ありません(笑。
もうこの問題をどうしようかで頭がいっぱいになり、ほとんどパズル状態になってしまいます。

作業を進める上でどのような状態がベストかを常に考えるのは大切なことです。
コレを考えないと出来上がりが良いのか悪いのか判断がつきません。
電気やキャブのように明らかな結果があるものは良いのですが、外装パーツのようなフィッティグパーツは
少々変でもついてしまうので、後々問題が生じることが多々あります。
また塗装傷のリペア見たいな作業は、方法を良く考えたり調べたりしないと酷い結果になってしまうこともあります。

またキャブのセッティングのように1度や2度では結果が出ず、作業を繰り返し根気のを必要とするものも
ありますし、明らかにフィットしないものをお金がもったいないと使い続けることは、危険を伴ってしまう
こともあります。
また同様に燃料系統は火気厳禁ですから、そのような危険性もあります。
昔話で良く冗談で燃料の残量を見ようとしてライターをつけたら爆発したなんて、笑えない冗談のような
事が現実に起こったりするわけです。

作業に対する作業の手順や方法の下調べは重要です。
余計な事をしないですむし、間違いや混乱を避けることもできます。
いざばらしてしまってから、困ってできる人に救いを求めても、実際ばらばらな状態では相談相手も
困ってしまいます。
そこまでの作業手順をしっかり記憶し、また記録することもお勧めします。

ちょっとしたことだ解らず、混乱することもあるでしょう。
CVキャブなどでがスライドピストンの組み立て時に、中に入れるスプリンシート(白いタコみたいなヤツ)の
足がバキュームホールをふさいでしまって、ピストンの上がりが悪いなんてことは普通にありますが、
そんなことはどこにも書いてないし、キャブをひっくり返すとニードルジェットが落ちますが、コレには
方向があるなんてこと誰も教えてくれません。

取り外した部品、または外れた部品の多くははまるところにしかはまらないので、どのようについているか
外す前に良く観察した方がいいし、外れた部品もどのようにはまっていたのか確認をしたほうが、
間違えは少なくてすみます。
多くの場合最初から工具を使ったり、無理やり入れなければいけない場合は指定をされていることが多く、
そのような場合を除き、最初に手ではめて入らない場合は、多くの場合は何らかの間違いがあることが
多いので注意しましょう。
ボルトやナットなどはセルフロッキングのものを除けば、ある程度手で入らない場合は、斜めってる事が
多いので必ずやり直しが必要です。
コレは単純なプラグ交換などでも起こりえることで、つまらないことでヘッドまで外す目にあってしまうこと
だってある訳です。

自分でいじることは、自分で考えることでもあり、自分で観察することでもあり、自分で記憶することでも
あります。
できる人にアドバイスを求めることも重要ですし、加工などの場合はそれができるところを探すことも
重要です、
バイクをいじることは、最後には結果としてベストを求めないとより安全ではなくなり、トラブルの
元にもなってしまうので注意しましょう。

最後にソリッドカラーの傷消しに有効な方法をひとつ書きましょう。
タンクやフェンダーに思わぬ傷をつけてしまうことがあります。
大体傷は地肌、下地、塗装色、塗装クリアーの順になるでしょうが、傷消しの場合も同じようにやります。
傷が浅く塗色が残っている場合はクリアのみで消しますが、クリアを何べんも塗ってミミズ腫れのように
盛り上げます。
その後#1500くらいの水研ぎのサンドペーパーを小さく二つに折って紙の圧力だけで研ぎます。
指やベースを使うと簡単に回りまで削ったり、段差ができたりするので注意しましょう。
平らになれば、そのあとピカールなどの微細なコンパウンドで磨けば解らなくなります。

塗色まで削れた場合は、または地肌まで出た場合は、塗られている順番に乗せていくのですが。
下地のサフェーサーや色入れるときははみ出さないように少なく入れるのがコツです。
はみ出すと研いだときに縞となって表面に出てきてしまいます。
黒など隠ぺい力強い塗色はそうでもありませんが、薄い赤や青、黄色などの場合は顕著です。
また下地のはみ出しはどの場合でも縞が出やすいので気をつけましょう。

これはソリッドカラーには有効ですが、メタリックでは傷が目立たなくなる程度だと思ってください。
メタリックは基材に混ざるフレークの大きさなどが違ったりしますし、クリアなどに塗色につくと
表面が平滑になっても陰影が出てしまうことが良くあります。
この場合は単純な傷消し程度と考えてください。

この方法はいわゆる引っ掻き傷程度には有効ですが、大きな10円パンチのようなものは塗膜そのものも
傷つく場合があるので、再塗装のほうが有効だと思います。
by jyai883 | 2010-02-07 12:01
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