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オヤジの戯言

もうバイク雑誌を買わなくなってから6年ほど経ちます。
以前は手当たり次第でしたが、90年代にはハーレー誌に絞りこまれ、いまはそれすら買いません。
それでもたまに本屋で物色するときは雑誌売り場で立ち読みはするものの買いたくありません。
いつも同じなんだもん。

そこには作られたハーレーライフがあり、ファッションがあり、なんかハーレーってだけの一括りの
世界観があるだけであ~そうですかって感じです。

それでもたまに気になるパーツを発見したり(うちのシックのカウルがそうでした)、新しい情報を仕入れたり
はするものの、買いたいと思えないんですねコレが。

まあ確かにオイラが乗り出した80年代から90年代は前半までは結構特殊な世界でした。
ステレオ的に吹聴される固定観念と全く違ったオーナーたちの声、まことしやかに伝わる言い伝え、
性能を考えてはいけないような雰囲気とそれに真っ向反する驚くべき数値。
こりゃ乗ってみないと解らない世界でした。

敷居は高く、それでいて情報は少なく、何が正しく、何が間違いなのかさっぱりわからない世界。
そんな中で非力でどうしようもないと言われた883に乗り、当然といわれた1200ボアアップもせず、
クソキャブの代名詞のようなボロクソなCVキャブをいじり、絶対壊れるといわれ続けた4速ミッション車に
乗り続け、みんなが外してしまう純正部品をもらい受け検証し、今日に至りますが、
オイラ自身は全くハーレーライフとは関係ないところにいます(笑。

ミーティングやツーリングは知り合い以外ほとんど行かず、走るときはほとんどソロ、セッティングなのかツーリングなのか判らない走り、ファッションは気にせず夏はビーサンに短パンTシャツでも走ってしまうし、雨の日は危ないから乗らないし、レーシングパーツは性能は認めるものの耐久性と整備性において全く信用していないし、皮は寒いから嫌いだし、光物とか余計なカバーはつけるより取り外してしまうし、メッキ部品は嫌いだし、
オプションカタログより、パーツリストの年式違いの仕様変更に興味津々だし、カプラなしのハーネスは
問答無用で切断するし、使えるパーツは国産だろうが他車種だろうが関係ないし、・・・etc。

雑誌の中のハーレーライフはまるで通販カタログ見てるみたいな気がしてなりません。

ハーレーに自分で乗るまでは、ある種近寄りがたい雰囲気があるバイクでしたし、珍しい存在でした。
そもそも外車自体が珍しい存在でした。
それもその実態は自分で乗ってみるまで解らない、不可思議な部分もあり、扱いを覚えなければ
壊れてしまうような部分もありました。
よく人のハーレーには乗れない、壊れるからなんて言われたりもしましたね。

以前はオーナーの分だけいろんなバイクライフがあったように思いますが、今は画一的なハーレーライフ
しかないように思えてしまいます。

まあここに来る人たちはそんなの関係ね~とばかりに好き勝手なバイク乗りしかいないように思いますが(笑。
やっぱりオイラの周りは濃~いのかな?。
by jyai883 | 2009-09-29 20:50
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