今回まじめに(今まではあまりまじめではありませんでした)独立管を検証してみると、集合管やクロスフロー
パイプ付にはない、スムーズな伸びを感じました。
前者2種類はトルクフルに加速しますが、CRッぽいのVスピードは軽くスルスル加速します。
今までセパレートと言うとドラッグパイプなどのイメージが強く、性能的には良くても消音を考えると
どうにもならないと思っていましたが。それなりの容量の大きなサイレンサーを備えれば、コレはコレで
なかなか面白いと思います。
ハーレー的な加速と言うよりもスムーズで軽い加速が身上です。
高回転域が特によく、レンジの大きな4速883のギアでは天井知らずのような伸び方です。
パワー感はそれほど強くありませんが、この辺は吸気との兼ね合いもあるでしょう。
でもインナーサイレンサーで対処しなければならない、ドラッグパイプではこうはいかないんでしょうね~。
そう考えると実際使える市販マフラーは限られてしまうと思います。
でも独立管の特性ってなかなか魅力的ですね。
今まではスタイル的な要素が強いと思っていましたが、高速を良く使う車両はこちらのほうが使いやすいかも
しれない。
カムに乗るってこんな感じですかね。
ハーレーっぽくない軽い加速もなかなか楽しいです。
ただし中間のトルクを狙ってニードルを濃い目に上げると鈍くなってしまうので、
この辺はセパレートの特性なのでしょうか、中間トルクが欲しいならやはり集合か、2イン2ですかね。