XLH883スポーツスター

この車種が登場した1985‘秋から未だ消えずに23年が経ちました。
それまで色々言われました。

曰くハーレー入門用の車種である。
曰くプアマンズハーレー。
曰く女性、ビギナー用。
曰く廉価版

・・・etc。

しかし実際乗ってみればその奥深さは底なしです。

驚くほどのパワーは無いが、ぶん回せるエンジン。
公道速度域内の面白さ。
アクセルワークの楽しさ。
使用速度域の広さと汎用性の高さ。
車体のバランスのよさ。

・・・etc。

何より乗ってて素直に面白いと思えるバイクだと思います。
特に優れた性能があるわけでもなく、特徴的な機能があるわけでもない。
無い事ずくめの平凡さが、ライダーの意志を刺激します。
自分のライディングで如何様にも変化するライディングスタイル。
バイクを操る面白さそのものを自らの意志で体感できる。

1200のようなパワフルさは無く、ビッグツインのように太っいトルクもない。
しかしどんなバイクにも無いニュートラルな感覚、絶妙なエンジンと車体が織り成す
バランスによって成り立っていると思います。
速く走るもゆっくり走るも自由自在。
そんなのスロットルの開け閉めで当たり前の事ですが、
883はいずれの場合も楽しいのです。
まるで自転車のようスイスイ走れます。

この感覚的にスニーカーのように走れる数少ないバイクが、
何時までもラインナップから消えないハーレーダヴィッドソンと言うメーカーは
何時までもライダーの立場でバイクを作り続けるだろうと思います。
国産メーカーはある意味この辺が実際に乗るユーザーと乖離して来ているのでは
ないでしょうか?。

90年代半ば、かつてホンダのGPライダーであった宮城がアメリカの883SSCレースに
バーテルズから参戦していたことがあります。
そのときの感想「ハーレーは次元は低いがバランスしている」言う言葉が、
最高出力やパフォーマンスだけがバイクの性能ではないと物語っていると思います。
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by jyai883 | 2009-04-08 21:23
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