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ハンドルクランプ

そう言えば以前、ハンドルライザーのクランプを強く締めたら折れたという記述を見るようになったこよが
あります。
どの辺で変ったのか記憶が定かではありませんが、確かにオイラの4速と奥様のハガーでは
ライザーのクランプの構造が違います。

オイラのライザーのクランプは所謂バカ穴でねじ山を持ちません。
クランプを貫通したボルトはライザー部に切られたヘックスホールにナットを入れて締めます。
慣れないと結構面倒ですが、締め付けの効きが判りやすく、効くので意外と今のものより
締め付けはきつくないかもしれません。

現在のライザーにネジが切られているとクランプはボルトの伸びに関係なく引き寄せられるし、
ねじ山もきつ目で最初から工具を使うので締めすぎてしまうのでしょうね。

貫通ボルトだといろんな事ができます。
メーターはカラーを入れてクランプより上についていますが、このカラーを抜けばそのままボルトの
ねじ山がライザー下に出るのでそのまま飛び出したねじ山にメーターステーを通して低い位置に
メーターつけるのも簡単です(ただしライトナセルは下げる事になりますが)。

この20年使われる純正パーツは便利なように簡素化が進んだと思うのですが、そのぶん応用が利かなく
なってきたので、同じパーツのまま工夫で何とできる範囲が小さくなったように思います。
また強度は充分ながら、扱いに気づかないと壊れてしまう物もありますから、注意も必要です。

普通の六角ボルトは減り、ボックスヘッドやトルクスファスナーが増え、取り付けも貫通ボルトでナットに
よる緊結より対象物にねじ山を直接切る方法も増えたように思います。

小さな事ですが利便性が上がり、簡素化されるのは良い事ですが、その積み重ねで最近のハーレーの
車体ってちょっとオモチャっぽく見えるのかなとも思っています。
by jyai883 | 2009-03-29 18:35
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