そしてオイラはスポーツスター 2

今日は883について書いてみましょう。

XLH883スポーツスター。
この1200ほどパワーも無く、ビッグツインよりハーレーらしくない
バイクに乗り続け、30年近く経ちました。
それでもこのバイクは、オイラをつかんで離しません。
この「走る、曲がる、止まる」ことに対して、意識的に
「走らせ、止まらせ、曲げて」やらなければ面白くないバイクは
この動作の意識によって俄然痛快に走ります。

字にすると強引に乗ってるようですが、実際は意識的に
一つ一つ入の操作をやってるに過ぎません。
国産バイクに乗っていると親切過ぎて、希薄になりがちな
部分だと思います。
オイラはホンダに慣らされていたため、当初馴染めずにいました(笑。
確実に減速して、きっかけを与え旋回、アクセルを開けて立ち上がる。
このあたり前に走りを意識してできるようになれば、883は素直です。

エンジンの縛りを外し、元気に走れるようになってもせいぜい500シングル並みのパワー。
それにあわせて足回りとブレーキを軽くリセットしてやれば、楽しく走り出します。
このバイクの重きは、ずっと多くライダー側にあると思います。
乗りこなすことが、こんなに嬉しく楽しく感じるバイクも少ないでしょう。

ノーマルスタイルにやや幅広のハンドルを与え、オイラは巨人族ですから
高目のシートでやや前乗りに乗ってやると、上半身が自由に動かせて
オフローダーのように走ります。
やっぱり土の匂いのするバイク。
1200より非力な分、アクセルの開け方次第で走りが変わります。
アクセルで走る感じは、どの状況でも楽しめます。

今はカフェスタイルのCRになってしまったオイラの4速883ですが、
ポジションや数値はほとんどノーマルのままいじっていません。
唯一シート高だけは好みの高さに上げてみて、
ようやく理想の走りができるようになると、改めて楽しさが甦ります。

今はまだ乗れませんが、そろそろ車検を取って起こしてやろうと
考えている2台の883。
少しづつ乗れるようになれば、また883で楽しむことができます。
今ではオイラの生きる糧のような883ですが、
スポーツスターにはいくつもの種類がありますが、
オイラにとってはこの古いエボ4速のXLH883がオイラ自身のように
感じます。
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# by jyai883 | 2015-11-08 16:49

そしてオイラはスポーツスター 1

どこから書こうか考えましたが、今更時系列を追っても面白くないので、
今更にスポーツスター馬鹿になってしまったきっかけから書きましょう。
1988年、昭和63年に指たる思いいれもないまま、ハーレーに
乗ってみたくて手に入れたXLH883スポーツスター。

ハーレーを知る上では、オイラにとってこれは大きな間違いであり、
大きな誤算でした。
なぜなら当たり前に語られるハーレーダヴィッドソンの走りを
誤解しないですんだことでしょう。
第一印象は「変なバイク買っちゃったな」でしたが、
これは意味合いは違うものの同じ表現のまま今でも使います。

そのポジションには馴染めず、動力性能あまりに遅く、
エキスポートパーツをつけた883は、今と違い洗練されず、
野暮ったく、鈍重でした。
とても900ccもあるVツインエンジンのバイクとは思えません。
同時期試乗させてもらったドカティMHRのタイプ2とはもう雲泥の差。
発進では125より遅く、フロントプレーキでは全然止まれず、
ホンダに慣らされたものには全く曲がらないハンドリング。
もう巷で噂されるハーレーの悪いところを具現化したような感じ。

最初の数ヶ月は冒頭のせりふ「変なバイク買っちゃったな?」と
思い続けていいました。
丁度前年の‘88に大きな仕様変更を受け、新しい試みがなされ、
その結果に対する仕様変更を受けていなかった前期型の‘89883は、
同様のトラブルも抱え、マイナートラブルやリコールも数回、
正に楽しいハーレーライフの始まりでした(笑。

ただ乗り慣れてくると、こいつは国産のようにバイク成りには
乗りこなせないことに気づきます。
走る 曲がる 止まるにちゃんと意識がないと走れない、
それぞれの動作は明確な意志によって決定され、
ライディングに意識がない限り気持ちよくは走れないことが分かります。
これに気づけば、それぞれの動作に意識をむけ走り回れば、
驚くほど素直に、そして意志のままに走り回れる。
実際にこれに気づくまで、2台目のハーレーファットボーイを買うまで、
解かりませんでしたが、ビッグツインを持ったお陰でハーレーの乗り方が
解かり、かつこの明確に違うこの異なるエンジンを積んだバイクの走りの違い、
共通点や相違点の明確な差異などを理解することができたと思います。

ビッグツインを持ったお陰で、走れるようになったスポーツスター。
そうなると更なる疑問や改善点、明確な走りの違いとその操作法など、
自分の中には常に「なぜこうなるのか?」「どうしたら改善されるのか?」
走りに行くたび考えるようになります。
これがなければ恐らく883は今では手元になく、ファットボーイと
もう1台スポーツバイクがあるような状況でバイクをいじり倒すことも
なかったでしょう。
その「なぜ?」がなければ、このブログ「スポーツスター馬鹿一代」も
なかったわけです。

これについては購入後1月半後くらいに感じたことがありました。
その頃少しでも慣れようと、仕事から帰ると時間を見つけて
乗り回していました。
どれもこれもダメだなーと思っていた頃で、
いわゆる動作のメリハリを意識すると、少しはこのプアなバイクが
走れることが解かりかけてきたある日。
しっかりブレーキングして、軽くきっかけを与えた倒しこみ、
アクセルを開けながら立ち上がると素直に走ることを発見した
最初の日でした。

調子に乗ってスピードを上げて言ってもサスが沈んだまま、
しっかり路面をグリップして曲がっていく。
アクセルを開けた瞬間、リアタイヤは路面をつかんで加速し立ち上がる。
あまりの面白さに夢中になり、ノーマルタイヤのK181の平べったい
タイヤのショルダーを超えて初転倒を期してしまいました。
でもこの記憶が、ずっとオイラを掴んで離しません。

走り方が解かってくれば、不満な部分に手を入れていけば言い訳で、
それが現在に至る自分自身の「なぜ?」への答えだと思っています。
もっともこのときのあのフニャフニャな足回りで、なぜあのように走りが
できたのかの答えが出ていないので、ドノーマルの883が欲しいと
今更言い張っているわけです(笑。

この一件の後、カッコはいいけど余りにクソタイヤだったK181は
あっさりエイボンロードランナーに履き替えましたけど(笑。
だってバンクしていくとこれ以上はタイヤないのが判るように
なってしまいましたから(笑。

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# by jyai883 | 2015-10-30 19:48

そしてオイラはスポーツスター はじめに

このところ御無沙汰です。
今年でスポーツスターに乗り始めて27年が過ぎました。
外観はともかく、中身はほとんどノーマルのまま同じバイクに
これほど長く乗り続けるとは思っていませんでした。

実は30年経ったら、883のことは何か書こうと思っていたのですが、
ここ2年は病で死にはぐり、ようやく少しづつ戻りつつある昨今、
3年後に果たして883に乗れているのか、はたまた生きていられるのか、
わからない状況の中(まあ、オイラの場合はそのような原因のひとつが
他の方より可能性としてはっきりしているだけで、誰だって3年後は
生きてるかどうか判らない 笑)、今書いても同じだろう、

恐らく今のCRJ883は完成形に達しているので、もう1台手に入れ
ない限り、違うことは書かないだろうと思い、書いてみることにしました。

タイトルですが、「オイラの」でも「オイラと」でも何かぴんと来ない。
よくよく考えるとオイラはいつも、ままならない人生の中、
自分自身をバイクに投影して生きてきたんだと思い、
きっと自分自身がスポーツスターなんだと思ってつけてみました。

恐らくはそれほど更新速度も早くなくのんびり思い出しながら
書いていくと思います。
ただこれは決して、遺すためにとか、遺書的なものではありません。
これから再び883に乗り、そして乗り続けるための、
道しるべです。
病を得てオイラの人生は全て足踏み状態です。
ただしかし883だけは、2年の時が経てもその形を換え続けています。
このどうしようもないスポーツスター馬鹿のオーナーの
意地っ張りな30年のことを書かせていただきます。

オイラの中で今だから書いてみろと誰かが言うのです。
車のTVCMではありませんが誰かが言うのです。
「やっちゃえ!、おっさん!」

今後ともよろしくお願いします。

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# by jyai883 | 2015-10-28 12:03

ゲゲゲ退院できねー!。

っと言っても再発ではなく、発熱があり予定通り退院できず、
炎症反応が下がるまで足止めです(笑。
骨髄状態はいい感じです。

バイクはようやくそろそろ起こそうかと思えるようになってきたし、
125で走り出しただけなのに、気分はぐっと上向きです。
CRJの屋外画像も撮りたいし、少しづつやりたいことも
出てきました。

退院したら車検用の整備もしたいし、
ぷらっと125で散歩にもいきたいし、

全ては明日の採血次第(笑

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# by jyai883 | 2015-10-15 13:01

ごぶさたしてすみません(笑

いや~すっかりサボってしまいました。
週末更新しようと思ったら、低気圧で調子悪いし、
まあ貧血気味なのは相変わらずだし、来週は治療で短期入院だし、
まあそれでもなんとか生きてます(笑。

そうこうしているうちに、スクーター棄ててCG125と言う、
途上国向けバイクの国内最終生産品を買って、
ぼちぼちライダー復帰もしてるし、順調と言えばそうかもしれない。
でかいのにはもうしばらく戻れませんが、来月辺りから
車検を取って行きたいと思っています。。
やっぱりスポーツスターには乗りたいしね。
それまで左手のリハビリしないとクラッチ切れないけど。

さて新しく来た赤い小さなバイク。
オイラが乗るとCB50にしか見えない(笑。
トコトコ街中を走るには丁度良く、今のオイラにはいいですね。
変則のボトムニュートラルの4速でOHV.
そのうちガレージにはOHVエンジンだけになりそう。
レーサーが市販されてしまう時代に逆行した、変態オヤジです(笑。

でもスクーターじゃない125でトコトコ走っているとちょっとした
路地裏でも楽しいので、イタリアは小排気量もさかんなのは解かる気がします。
小道でも路地でも平気で入って、キョロキョロしながら走れるし、
全然急かされないし、こいつはスポーツスターでもできない。
東京の下町って条件では非常に楽しいバイクです。

でもそれはそれ、去年の8月以来乗っていない2台のスポーツスターには
やはり乗りたいし、CLだって乗れるけどまだ蹴れないし、もうしばらくは
身体と相談して葛藤しなければなりませぬ(笑。
新しい白いショウエイのジェットヘルも買ったし、楽しみにしています。
しかしネットでヘルメット買ったけど、1万以下の良く判らない
ヘルメットは怖いなー。
酷いのは小僧御用達のコルク半キャップより安いのがある。
頭は割れてからじゃ遅いのに(笑。

まあこんな感じで今は日々過ごしております。
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# by jyai883 | 2015-10-04 10:56

スポーツスターは永遠かな?。5

長い時間ひとつの車種に乗ってると、いろんな方と知り合い、
いろんなバイクに乗せてもえます。
サーキットを走るレーサーから全くのどノーマルまで、
それこそ脳みそが置いていかれるようなスレッジハンマーから、
鼻歌交じりにしみじみ走れるスポーツスターまで。

その中でただスポーツスターのエンジンという事であれば、
最も全盛期に登場したビューエルS1ライトニングは、
そのスタイルも、エンジン性能も含めてオイラには衝撃でした。
発表された出力は97ps。
同じ1200エンジンで68ps公表でしたから、まんまレーサーです。
車体も全く違いますが200kgを切り、そのスタイルは特異の一言。
一発でやられたオイラは、手に入れることばかり考えていました。
(後に友人が手に入れさんざん乗り回し、結局オイラは883のままでしたが 笑)

当時アメリカの雑誌「サイクルワールド」が意地悪にも発売前にベンチに乗せてましたが、
後軸で75.5psはクランク出力なら嘘はないことをしまします。
エンジンは特別にチューンされ、担当は当時のレーシング部門責任者。
これが鬼才エリックビューエルおじさんに与えられたまともじゃないスタイルを
まとい、その値段も相まって、ちょうど現在のドカティ スクランブラーくらいの
衝撃を喰らいました。

まあチャンスがあれば今でも欲しい1台ですが、こいつがそれです。
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これは大好きな‘98モデルですが、発売は‘97です。

結局は一部のマニアのファンバイクに終わってしまいましたが、
スポーツスターのエンジンを強力なダッシュとくるくる回れるハンドリングは、
オイラにとっては楽しいものでした。
落ち着きがないとか、安定が悪いとか言われましたが、
普段落ち着きしかないバイク乗ってるとすごく面白い。
ダッシュだって0~400 12秒切るし、油断していたZZRに負けませんでしたね。

普通にシフトタイミングは5000オーバーフロントを軽く持ち上げながら、
公道レベルでは楽しいことこの上ない。

ただこいつ色々ありまして、クレームの多さもピカイチで、
ディーラーメカニックには迷惑千万な代物でした。
まあ毎年プロトタイプ売ってるみたいでしたから(笑。

それでもオイラにとっては今でも魅力的な一台です。
手に入るなら4速883と両方ほしい。
動いてない一台は在り処を知っています。
ハーレーという括りからも、スポーツスターと言う括りからも、
ハミ出しまくりのバイクでしたが、オイラにスポーツスターの
可能性を安全に遊べることを教えてくれた1台です。

もっともスポーツスターを同じエンジンにすると
ビューエル買えるくらいかかるので、オイラは883のままと
言うことになりました(笑。
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# by jyai883 | 2015-09-17 21:52

スポーツスターは永遠かな?。4

えーと、治療は順調で、来週の火曜日には退院できそうです。
そしてシルバーウィーク!、奥様はご旅行ですが、オイラは体力
ないので、お留守番。CRJもいじらないといけないし、ガレージ篭り(笑。

さてさて一言スポーツスターと言っても、1957年にラインナップ登場以来、
仕様を変えながらも、幾多のスポーツスターが現れ、走ってきましたが、
このバイクの面白いところは、今だそれらが走ってることですかね。

ハーレー全般に言えることですが、走る古い車体が多いこと。
スポーツスターミーティングなど行けば、それこそヒストリカルに
見ることが出来ます。
最も一番見かけないのは、後期ショベルと4速エボの80年代後期組でしょうか?(笑。
当時は不人気車種だったし、玉も少ないし。

でもどの年代でもスポーツスターは「スポーツするもの」。
ハーレーのレーシングを垣間見せてくれます。
特に90年代はその全盛期。
長いリアサスに交換され(姿勢変更より、バンク角稼ぎ)。
ベルトのチェーン化(520の使用は太いタイヤを履きたいため)。
あとはSSC(スポーツスターカップ)のレギュレーション通りの
スポーツスターをよく見かけました。
あの頃は、サーキットでも峠でも元気でしたね(笑。

これからスポーツスターがどのような形で残るのか、
余談は許しませんが、消滅が言われながら残っているので、
このバイクが1車種でものこっていけば、
まだ当分遊べますかね。

最も自分のバイクで精いっぱいで、新しいスポーツスターには
手が出ませんけど(笑。
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# by jyai883 | 2015-09-12 10:24

スポーツスターは永遠かな?。3

昨日再入院しましたが、火曜まで検査治療がないため、暇なので今日明日外泊してきました(笑。

さてさてスポーツスター、すでにハーレーではカスタム車両であり、
ライナップシリーズとしては成立しているとは言えませんが、
オイラ今のエンジンは魅力的だと思いますね。

EFI用に新造されたといってもいいエンジンは、やや音はするものの、
ストレスなくよく回るし、少々でかいけど今までで最強の感じ。
ラバーマウントっでフレームがでかくなり車格は大きくなりましたが、
これはダイナの時も同じ。
それよりもう少しスポーツな骨格を与えれば、PCチューンで
訳無く力が発揮でき、すごくお手軽だし、簡単にキャブチューンのフルパワー
くらいまでならノーマルで行けてしまいます。
XBのフィードバックもあるし、カセットミッションじゃないのは残念だけど、
エンジンそのものだけ見れば、歴代最強といってもいいかも。

エンジン重量があるから、シェイプアップは難しいけど、うまく作れば
もう少し小さく軽くなるはず。
まあカンパニーはそこまで考えてないけど、
883のワンメイクレースが残っていれば、面白かったかもしれない(笑。
足回りもただ伸ばすのではなく、上にオフセットしてストロークはそのまま
タメが効くとか、走ることにこだわって固くなりすぎることもないはず。

そんなことしたらどんな走りをするだろう?。
あんまりガチガチではなく、適度によれるくらいでいいから、
そんなにばっちりセッティングしなくても面白く走れるかも知れない。
スポーツスターで走りを意識する。
一見ハーレーには関係ないような意識ですが、以前はどのモデルに乗っても
確かにできる次元は違ってもはっきりあったように思います。

ソフテイルヘリテイジでさえ、速度は限界があるけどワインディングは楽しかったし、
ダートに突っ込んでも怖くなかった。
ましてや土のバイクスポーツスターは、キッカケを与えながら右手で走り回れた。
今のエンジンならもっと簡単に楽しめそうなんだけどなー。
あの頃のいじり方だと今のスポーツスターではバランス悪くなりそうだし、
だからといって日本ではリアフレーム大改造は現実的ではないし、
それでもメーカーはここに意識がないから、市販はありえなし、
まあとにもかくにも今のスポーツスターちょっともったいない、かな(笑。

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# by jyai883 | 2015-09-06 20:38

お知らせ

明日から追加治療のため、また1週間ほど入院します。
ブログもぼちぼち行くので、今しばらくお待ちください。

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# by jyai883 | 2015-09-04 22:52

スポーツスターは永遠かな?。2

さて、スポーツスターの良いことを書こうとすると、
相変わらず悪口になってしまいます(笑。

最近思うオイラが感じたスポーツスターらしさとは、
やはりバイクに乗る上での、ライダーの主体性でしょう。

走る、曲がる、止まる、このあたりの動作において
スポーツスターは何もしてくれません。
言い方を変えれば、バイクに乗る上での補完的数値を
何も与えられていないとも言えます。
この点国産バイクなどは、非常に良く出来ていて走行中の挙動や
コーナーリングの姿勢、停止時の安定など、
ただバイクなりに走らせただけでも、相当速く走れることは
周知の事実でしょう。

またスポーツスターの速度域も、国産スポーツバイクより
低いところにあり、一般的な公道の速度域以上では、
不満が募るところですが、これをステレオ的なパーツ交換
だけで解消しようとすると、どんどん乗りにくくなるのも事実です。

基本的にはどのバイクでもライダーの主体性は要求されますが、
スポーツスターは特にこれが強く、バイクに乗って操り、走っていると言う
実感を強く感じる事ができるように思います。
つまりライダー個人の主観が強く反映されるため、当然その走りも
違うことから、国産車種ではありえないほどの異なったカスタムが
施されてきました。

当たり前のように、わかったつもりでいるバイクの機能、
走る、曲がる、止まる行為にしても、そこに意識がないと
うまくいかないし、一つでもバランスを欠けば、楽しく走れない
事実をライダーにつきつけてくれるバイクが、オイラにとっての
スポーツスターのイメージです。

ではライダーの主体性とはなんでしょう?。

どのように走るか?、どのように曲がるか?、どのように止まるか?。
普段ならバイク乗っていて、無意識に行っている行為ですが、
それは国産バイクに乗っているがこそ。
ちょっと古いスポーツスターなどは、どれひとつとして無意識には
いられませんでした。
ちゃんとスロットルを開けられなければ、そのエンジン特性を引き出せないし、
意識的なブレーキングを心がけなければ、止まることもできない。
きっかけを与えなければ、蛇角がつかず、曲がることもできない。
やがて慣れてくれば、当たり前のことになってきますが、
ノーマルはそんな感じでした。
そこで不満を解消しようと次々とパーツを変えてみると、
バランスを崩してどんどん乗りにくいものになってしまう。
自分の走り方をちゃんと理解していないと、欲しい部分に反映できず、
崩れたバランスは、ノーマルより遅くなってしまうこともありました。
高いお金をかけて、乗れないバイクが出来上がってしまったりもしたわけです。

この辺も乗り手側に完全に依存しているバイクだと言えるでしょう。

ただし一度自分にマッチングしてしてしまえば、こんな楽しいバイクもありません。
まさに自分の足のように風を切り地面を蹴立てて走れます。
そんなフィーリングを一度でも味わえば、このバイクは手放せなくなります。

オイラはノーマルバランスを崩さない程度に、ほんのちょっと速く走れ、
ほんのちょっと楽に止まれるようにしたところに楽しみを見出しました。
ただ今のスポーツスターは大きくカスタム傾向の強いものになってしまい、
楽に走れるでしょうが、以前より良い意味でのクセもなくなったような気がします。
良いか悪いかは評価しませんが、ちょっと残念に思う部分です。

それより最近は他メーカーの中にそのようなバイクを見ることがあり、
少し嬉しく思います。
最初からある程度の装備を持っているので、スポーツスターほどいじる必要は
ないですが(笑、自分の思うように走れそうなバイクが出てきていることは
好ましいことだと思います。

オイラは自分の生息域にあったバイクとしてスポーツスターを弄りました。
200kmなどという速度域とは無縁ですが、普通にどこで乗っても楽しいバイクです。
そんなバイクが増えることはいいことですが、ハーレーダヴィッドソンが持ち続けた
レーシングな部分が消えていくことは残念に思います。
あの独特の走りに、オイラは魅了されているからです。

でもな~乗れてないと「下手くそ!!」と言われてしまうバイクですけどね(笑。

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# by jyai883 | 2015-09-02 18:53