<   2011年 03月 ( 27 )   > この月の画像一覧

やっとCRJ車検完了

c0063859_9303163.jpg
日曜CRJが車検から帰って来ました。
何分隣ですから、オイル交換や試乗でエンジンを掛けるたびに、自分のバイクの音が
判ります。

前回構造変更をしたため、今回は何も問題が無いはずの、昭和63年登録車ですが、
今回の検査官はノーマルマフラーじゃない事を指摘され、近接排気音測定をされたとのこと。
法的には現在の近接排気音測定法とやり方が違うのですが、まあ通ってしまったからOKです。

その場では何も工具を持ち込まなかったため、バイク屋の倅はちょっとびくびく(笑。
まあ音が太いため、意外と音は大きく聞こえていたため、誰もが「計られたらダメだろ」と
正直オイラも思っていました(笑。
バイク屋の倅は「あ~また仮車検か~」と思ったそうで、車検場でタコメーターをつけられ、
計測が始まり、ゆっくり回転を上げながら「やべ~」っと思ったそうですが、
まあ実測地は97dbで「ハイ、97dbでOK」ってな訳で、今回はマフラーの適合まで
立証されてしまいました。

正直スーパーバーに変えた感じは、乗車姿勢の上体に余裕ができて、かなり楽(笑。
数センチ上がっただけでも、フロントの感じが全然違い、まるでスポーツスターです(笑。

受け取り後、ガスを入れるためにほんの少し大回りをして走りましたが、
あ~オイラはこんなバイクに乗ってたんだよな~と、気分は最高。
近年、ハーレーへのこだわりは希薄になってきていましたが、これはこれでいい~。
あくまでCRではなく、ブラックレインレプリカのCRJ。
要は偽者の偽者は本物?・・・(笑。

やっぱりスポーツスターは大好きなバイクですね。
[PR]
by jyai883 | 2011-03-28 09:31

チョッパー

c0063859_2054181.jpg


ちょっとかっこいい車体ですが・・・変だろ?・・・これ?。

一体どうなってるんだろう?。

最初は写真の裏焼きかとおもったくらい。
[PR]
by jyai883 | 2011-03-24 20:55

車検取得

まだ少しやることがあるので、CRJはバイク屋にありますが、本日車検は取得してきました。
まあ前回構造変更してるので、特に問題もなく、ヘッドライトの光軸のためにカウルは
外して行ったみたいですが、4月から自賠責が上がるので、今月中の車検場は、すごく混んで
いるようです。

特に問題はなかったのですが、ただ一言「音量計られた」と言っていました。
まあ検査官がノーマルマフラーじゃないことに気づいたらしく、そのような措置になったらしいのですが、
計測結果、97dbであっさり通過したらしいです。
どういうデータが参考にされたか知りませんが、まあ通ってしまえばOKです。

これで帰ってくれば心置きなく乗り回すことができます。

しかしこれからの新車購入をお考えの方にはバッドニュース。
今バイク屋の店頭にない、注文しなければ来ないバイクは、当分入荷未定らしいです。
どの車種がと問われれば・・・全部。
隣のバイク屋はホンダですが、昨今の冷え切ったバイク市場のあおりで、生産台数を大幅ダウンさせて
いたところに、この地震で部品手配が不可能になり、工場が稼動できない状態に。
つまりメーカーにも在庫がない状態らしいです。
とりあえずの生産は再開する見通しなものの、部品が枯渇すればその後は未定らしいです。

特に大きいのは多くのメーカーがOEM指定しているケーヒンキャブレターの仙台工場の
操業がとまり、さらにその関連企業も生産不可能な状態にありますから、
吸気系の部品入手が難しく、生産ができない状況らしいです。
こんなところに地震の影響が出るとは思ってもいませんでしたが、そういえばハーレーの
CVキャブは仙台の地元が生産地ですとXさんが言っていたのを思い出しました。

ケーヒンは多くのバイクメーカーにOEM供給していますから、今後どれくらいの影響になるか
計り知れませんね。OEMの契約がある以上、おいそれと他社製品に変更もできないでしょうし、
またそれを打診された会社のも生産の全てを見直さなければなりませんから、
実質不可能なことでしょう。

今後色んな産業界から、いろんな不都合が上がってくるでしょうが、是非東北の皆さんには
力強く立ち上がってもらいたいと願っています。
一日も早い復興をお祈りいたします。
[PR]
by jyai883 | 2011-03-23 23:10

情報の取捨選択

長くハーレーに乗ってると、巷間まことしやかに言われる、直ぐ壊れる、新車で壊れている、
曲らない、走らない、止まらないということが、実はそれほど大きな問題ではないことが、
解ります。
特に80年代から乗ってる人は、まさにそのような真っ只中で乗り始めていますから、
ことさら「そうでもないな~」という思いが強いでしょうが、オイラもそんな中の一人です。

正直80年代のハーレーは、そのようなことになったり、感じたりすることもありましたが、
大きな違いは、そもそも交通環境が違う国のバイクを持ち込んでいるし、正直扱いも違い
ますから、そのような事を理解し、そのように扱えば、それほど大きな問題でないことは
実際に乗ってみれば解ることでした。

新車で壊れているという話は、確かに品質的な問題ですが、まあ驚くようなこともありましたが、
それは酷く少ないことだったのですが、当時の数えることができるくらいの輸入台数では、
際立ってしまったのでしょう。
また直ぐ壊れるということは、扱いの違いによる部分も多く、日本車的な扱いが、
ハーレーではできない部分もあったし、また壊れてしまう部分が日本車ではありえない
ところだったりしたので、そのように感じてしまうこともあります。

しかしオイラは20年以上乗っていて、大きな入院は2度しかなく、弱点さえ理解すれば
つまらない故障は、オーナーの扱いに起因する場合も少なくないので、全体での故障発生率は、
国産とそれほど変わらないと思っています。
そんな製品に問題がある、欠陥だらけのようなバイクを作るメーカーが、起訴社会である
アメリカで100年以上生き残るのは無理でしょう。

今般の放射線や放射能降下物に対しても同じようなことが言えるのではないでしょうか?。

確かに福島の原子力発電所が、チェルノイブイリの3号機のように、何もないスッカラカンの
状態まで開放されてしまえば(事件後当然メルトダウンした核燃料棒が、炉の底に残っていると
想定され、調査されましたが、何も無かったという事を聞いています)、大問題ですが、
現在の福島から出ている放射性降下物や放射線に関しては、確かに出たり、大きく広がっているものの、
そのものが強いものではないので、余り心配していません。

全く違う統計学の話を聞いたことがありますが、例えば良い悪いとか、きれいきたないなどの
両極の判断は、誰もがそうだと思う両極端においてそれぞれ1%しかないとのことです。
つまり残りの98%はどちらとも言えない判断が分かれることだとのことでした。
今度の原発事故によって多数出てきている放射線や放射能による人体への影響に関する意見
ですが、当然楽観論も悲観論もあります。
その多くがメリット、デメリットに言及していますが、当然リスクがあることもないことも
書かれています。
ネット上で多く取り上げられる意見を見ていると、やはり多くは極端な楽観論、悲観論に偏った
状態に見えるのは、上記の1%の両極の意見が取り上げられているからでしょう。
なぜならばその1%つまり両極の2%の意見は、誰もがそのように思える極端な意見だからです。

人は兎角事象に個人的なラベルを貼り付けて、それを根拠に主観的な話をしますが、
このラベルを見直すようなことはよほどのことがない限りしないように思います。
大したことがない、日常的な事象では害にはなりませんが、実害が予想される今般の原発問題では、
大きな害悪になりやすいし、実体が存在しない言葉という媒体は、無責任に広がりやすいものです。
つまりこの両極端の2%の意見は、誰にも非常にとっつきやすく、信じやすいとも言えるかも
知れません。
例えば全ての学者が(日本だけではなく世界で)これはもっとも安全である、または危険であると
意見を発しているならば、それは信じるに値するでしょうが、多くの学者はその両極端の事象に
言及はするものの、現在のままならばどちらの事象もありえないと言っていることは興味深いことです。

政府が多くの情報を隠蔽しているのではないか?という疑惑がネット上を駆け巡っていますが、
これは政府を疑っているのではなく、最悪の1%の情報が実はあるのでは無いのかという、
心理的な疑念に過ぎないとオイラは思っています。
また逆に、オイラ達素人が判断することができかねるような数値や単位が、無意味に情報として
発信されているのも問題なのだと思います。

何せ今度の大きな災害とその中で起こっている重大な事故は、人々の中に大きな心理的動揺を
もたらしていると思いますが、さらに言えば多くの場合は、最悪な状況がオイラ達の心の中だけで
起こっていると、オイラは個人的に思います。

今のオイラは居直っているわけでもなく、絶望しているわけでもなく、東京で暮らしております。
食料に対する放射能汚染の問題も、危険を喚起しなければ問題になるし、だからと言って
何も言わなければ情報隠蔽だと言われるので、発表する側は難しい判断を強いられるでしょう。
これはカイワレ問題のときと同じ根っこですが、原因がハッキリしているし、
対処や安全基準もハッキリしていますから、必要以上に心配しなくても良いでしょうね。

まあオイラはここ数日、茶化すように放射線の被曝リスクと喫煙リスクを比較していますが、
それ以外の多くのリスクの中で生活しているオイラ達にとって、ただひとつのそれも
現在はそれほど大きくない生活リスクだけを取り上げても、意味無いな~とオイラが考えているからです。

みんな健康のために行く放射性物質を含む温泉や岩盤浴よりも、現在の東京での放射線量は
低いので害も無ければ健康にもならないってことだと思います。

なによりこの事故が無事終息に向かう事を願い、作業をされているみなさんの無事を
お祈りいたします。
[PR]
by jyai883 | 2011-03-23 10:02

今日はお散歩

さすが先週は、毎週火曜恒例、奥様との散歩ができませんでしたが、
今週は買い物方々二駅隣の町までお散歩です。
そこには最近発見したちょっとお気に入りの八百屋がありまして、ついでにそこまで
お散歩ってことです。
去年の12月に車検を切ってから、ほぼ恒例になっているのですが、
実際歩いて知らない町を回ってみると、知らない発見も多く、ついでにそこの途中で見かける
バイクも楽しく、オーナーがどんな方なのか想像するのも楽しい。

っで今日も小雨降る中、放射性降下物による被曝リスクより、オイラの喫煙リスクのが
はるかに高いので、お散歩です。
今日は隣の市川駅まで行ってから歩きました。
発見と言っても、普段はそれほど驚かないのですが、今日は本当に驚き、ちょっと興奮。

市川駅からその先の本八幡駅まで歩いたのですが、この間は結構歩いているのですが、
今日は雨だし、高架下の駐車上を歩いていきました。
高架に沿って歩いていくと行き止まりだと思い右折、その瞬間です。
壁が緑、屋根が赤の、非常に趣味の悪い家が目に入りました。
フェンスが白だし、トリコロールかって感じでしたが、角を曲った瞬間、全ての理由が
理解できたわけです。

一階がガレージなのですが、その普通のガラス戸のはまった一階スペースには・・・。
全く同じドカティ、マイクヘルウッドレプリカが・・・それも3台。
あ~~~全ての理由がわかりました。
思わず5分ほど、その景色を眺め佇んでしまいました。
1型なのか、2型なのか、ミッレなのかは判断できませんでしたが、個人の家にずらっと並ぶと
壮観です。
よく整理された工具や作業台も見えました。
休日ならお会いすることもできたでしょうが、今日は平日感嘆しながら散歩を続けました。

気分はお~知らない人だけど秘密基地見~~~っけって感じです。

オイラ的な、今日のハッピーな出来事でした。

c0063859_15381320.jpg

[PR]
by jyai883 | 2011-03-22 15:36

無駄な知識

今、福島の原発事故現場に陸上自衛隊の2両の戦車が配備されました。
前面にドーザーブレード(排土板)を装備できるため、構内に散乱する瓦礫を撤去し、
安全路を確保するために使用されます。

何で戦車なんだと言う疑問もあるでしょうね。
この配備された戦車は、74式と呼ばれる現在では2世代前の車種になり、その名の通り、
正式採用は1974年になる古い車種です。
この戦車と同時期だと、ドイツのレオパルドⅠ、アメリカのM60A1、当時ソ連のT62
などですが、この時期は冷戦時代だったので、自衛隊に採用されるにあたり、
当然のようにNBC兵器に対応しています。
つまり今般の放射能汚染に対しても、乗員を防護しながら作業ができるようになっています。
放射線の防護は装甲板の厚みが物を言いますから、現行車の物理的なエネルギー防護を目的とした
装甲より、古典的な分優れていると言えるでしょう。
ましてやもう退役交換の時期ですから、最後のご奉公と言うことも言えるかもしれません。

排土作業は普通ドーザーブレードをつけてもサスペンションを持つ戦車では、足回りが固定されない
ため、実は作業が限定的になってしまうのですが、この74式の優れたところは、足周りの
油圧サスペンションが制御可能なため、車高や前後の姿勢を任意で変えることができるので、
通常の戦車ではできない、作業が可能になります。

TVでは災害出動に始めて戦車が使われると報道されていますが、実は以前に同じ74式戦車が
災害出動をしたことがあります。
それはかの雲仙普賢岳の噴火の際、厚く堆積した火山灰の中で行動できて、
且つ強力なサーチライトと高性能光学照準装備で、火砕流の警戒任務に前進配備されたことが
ありました。

あらゆる状況下において、乗員の生存を保つための装備が、このような形で役立つとは
開発者も思いもしないことでしょうが、この戦車の最大の特徴は、
1度もその砲口を人の命に向けることなく、人々の命を守るために2度も出動し、
災害救援任務にあたったことがある世界で唯一の戦車であることでしょう。

宣誓があるとはいえ、命を賭した任務に、ただ粛々と任じる自衛隊の皆さんには
敬服と尊敬の念をもたずにはいられません。
どうかご無事でお帰りください。

c0063859_14161557.jpg

[PR]
by jyai883 | 2011-03-21 14:16

何もできませんが

今年は諸事情で関東スポーツスターミーティングが延期になりました。
オイラが年に1度、必ず行くミーティングはこれしかありません。
それこそどこから来たんだよって方々にお会いでき、お話ができる唯一の機会です。

バイクに乗ってるとバイクに乗ってる奴を非常に意識します。
どんなバイクでどんな奴が乗ってるのか、興味深々です。

今現在被災地にも多くのバイク乗りがいるでしょう。
もうお会いした方も、まだお会いしてない方も、そしてまだ知らないバイク乗りの皆様も。

皆さんにいつかお会いしたいと思います。

「青空の下、いつか、どこかの道で」
[PR]
by jyai883 | 2011-03-21 10:27

え~改めまして

再びバイクブログに戻ります。

結局現在の放射線リスクは、コーヒーと喫煙を愛するオイラの発ガンリスクより低く、
TVが報道する放射能報道より、WHOが提唱する禁煙運動のほうが、はるかにエキセントリックで
ヒステリックなので、オイラはバイクに乗って走り回り、缶コーヒーを飲みながら
一服することにしました(笑。

まあ今日やっとバイク屋にCRJを出して、車検の準備完了です。
今回タイヤはパスして、パッテリーと油脂類を交換して、走ることにしました。
どうせヒマなんだからユーザー車検で取れば安いのにとも言われますが、
まあバイク屋とも長い付き合いなので、こんなことぐらいはお付き合いのうちですね。
オイラこれでも店との付き合いは大事にします。
まあ無理も言いますけど(笑。

この後、こいつも車検切れしているCLの車検を取るか、奥様号のリアチューブを交換するか、
思案の最中です。

今回の地震でオイラが散歩に良く行く利根川周辺の千葉、茨城の周辺道路は、
ものの見事に現在も通行止めか、大きく規制が掛ってしまっているので、
どこへ行こうかな?。
まあ車検があがって、ひとっ走りしてから自分の行く末も含めて、色々考えようと思います。
あ~バイクで走ってないとなんもかんも考え付かないや。

では皆さんまたどこかの道、青空の下でお会いましょう。
[PR]
by jyai883 | 2011-03-20 21:44

原子力発電所事故

状況は小康状態を保っています。
今後の推移に関しては、予想として悲観論も楽観論も存在しています。

ここにサイエンスメディアセンターのアドレスがあります。

ここにはTVスタジオでその時々の事象に対して、コメントを求められる学者さんとは違い、

(決して彼らが悪いわけではなく、彼らから客観的な意見を引き出せないTVが悪い、
だってこの現象はと聞かれたって情報が無いから判らないだろ普通)

客観的なデータにより、わかりやすく解説された意見が書かれています。
オイラは当然原子力や原子炉に対しては全くのシロウトですが、多くの関連記事を
読んでいてオイラが感じる原子炉の安全性について書いてみようと思います。

確かに福島の原子力発電所は、設備そのものは初期のもので40年を越えるものです。
海外の学者の論文も多々載っていますが、皆さん冷静にこの事故を考察していると
思います。
彼らが一様に驚くのは、この大地震によって、そして想定強度以上の衝撃を受けながら、
原子炉そのもの、そして格納容器、建屋が破壊されなかったことだったと言います。
ある意味他人事の冷静さは、無責任と言うのではない、冷静な判断を伴うもので、
オイラは信用できるものだと思います。

やれスリーマイルだチェルノブイリだと騒ぎ立てますが、異なる状況の事故を並列に並べても
余り意味が無いでしょう。

調べていくと、チェルノブイリ、スリーマイル、福島の原子炉は、皆タイプが違うし、
冷却方法も違います。
さらに事故に至る過程も違いますから、当然事故現象も違います。

よく言われる再臨界による核分裂によって、核爆発が起こるのかという話になるのですが、
原子爆弾を核爆弾として爆発させるのは非常に難しいことで、臨界に達する核反応に対して
外側から均等に中心に向かい高圧を掛けなければ起こらず、
このコントロールが非常にむすかしいので、
今回の福島より、格段に危機的状況下にあったチェルノブイリでさえ、
(今回の福島は制御棒が入って核反応が終息した状態ですが、チェルノブイリは引き抜かれた
臨界状態でのさらに制御できない暴走状態です)核爆発は起きず、水蒸気爆発によって
燃料棒が飛散してしまっただけなので(事故としてはこちらの方が始末に悪いと思いますが)
今回の福島では、まず核爆発は起こることは無いでしょう。

また飛散に対しては、これもまたチェルノブイリとは構造が違うので同一には、
語れないように思います。
燃料棒の制御を行うにあたり、中性子減速材に水を使うか黒鉛を使うかの
違いはあるのですが、そんなシステム的な違い以上にチェルノブイリ型原子炉は構造的に
万が一の圧力障壁としての格納容器が存在しませんでした。
つまり原子炉はヤカンに沈められたお銚子状態だったということです。
これでは水蒸気爆発などの急激な圧力拡散状況では、外側の建屋を吹き飛ばし、みんな散らばってしまいます。
福島などの沸騰型原子力発電所の構造は逆に、お銚子の上にヤカンをかぶせてその上から
コンクリートで固めた状態ですから、もし万が一爆発が起こっても限定的なものに
なると思います。

さらになぜ、現在原子炉で水蒸気爆発が起こらないかということですが、
水は100℃で沸騰し蒸発することは皆さん知っています。
しかしこれにも条件があり、あくまで大気圧であると言うことです。
実際の原子炉内の水の運転温度は240℃前後ですが、この状態で水は沸騰していても
蒸発してなくなることはありません。
これは非常に内部圧力が高いので、蒸発してしまことができないということです。
これは今の冷却系に対する注水がうまくいかない原因でもあり、非常に困難な状況を
作り出している原因でもあるのですが、しかし大気圧と同じにしてしまった瞬間、
水は瞬間的に蒸発し、膨大な熱膨張を起こしてしまいますから、今それが起こらないことは、
原子炉の圧力容器の健全性は保たれ、効果は不明ですが、冷却が持続的に続いていると
考えられます。
なので持続的な注水と持続的な減圧が常に制御状態にあることだと思います。

ではなぜ水素爆発が起こったかですが、その前後急激に上がった原子炉内の圧力を制御するため
何回か行われた圧力制御弁の開放により、原子炉内部に発生した高圧の蒸気を外部に逃がしましたが、
外部といっても建屋の内部だったため、溜まった水素が酸素と合わさって可燃状態になり、
爆発したと推測されています。
なぜそんな危険なものを建屋内に放出したかということですが、放出された蒸気には
当然放射性物質が含まれていますが、ここに含まれるものは非常に短期に減衰するものですから、
所謂時間を稼いで無害化できるからでしょう。
それでも現在は建屋はないのですから、今後はそのままと言うことになります。
これに関しては、今後飛散した放射性物質がなんであるのか、明確な分析が進めば、
ウランやプルトニュームそのものが飛散しているわけでは無いと思うので、
大きく心配はしていません。
その他細かいことは、悲観論、楽観論共に上記のアドレスの論文に書かれていますが、
多くの情報を収集していくと、現在の政府やマスコミの情報管理と発表が、オイラ達と
それほど違わないレベルであることにガッカリします。
危惧と危険を安心や安全と同じレベルで語ることが、決して適切ではないことの証明でしょう。

現在最大の問題は、建屋内に残る使用済み核燃料棒の存在ですが、これとて燃料棒としては
それほど問題ではなく、今後問題に発展しかねない余熱をどう上げないかに掛っていますから、
今できる事をやっている上では、大きな事象につながる危険性は少ないと思います。

少なくと現時点では、色々調べて行く上で、シロウトのオイラが考えられる、
今の状況です。

今後、最も懸念されるのは、この事故の終息もそうですが、その後の処理に膨大な時間と労力が
かかることであり、それにより福島県民のみなさんに長期的に多大なるご迷惑を掛けてしまうと言うことです。
また現時点での避難区域の設定は適切であり、明確に安全区域が設定されている以上、
救援活動に支障をきたしている事態に対し、福島県南部、茨城県北部に対しては、
政府が安全宣言を出して、活発化するべきです。
これが適切に行われないのでは、国民が政府を信用しなくなるでしょう。

今も原発で懸命に作業を続ける皆様、そして福島で、または他県で避難生活を余儀なくされる
みなさま、心よりお見舞い申し上げます。
東京でぬくぬくとこんなあんぽんたんな事を書いているオイラですが、皆さんのご無事と
一日も早く日常に復することが出来る事をお祈り申し上げます。

追記

田口ランディ氏のブログに専門家が想定した、恐らくマスコミがこれを「最悪のシナリオ」
とするところの想定が書かれています。
結局はハッキリした想定と現実的な事象分析がなされない報道そのものが、
恐怖を垂れ流しているに過ぎないことだと思えてしまいます。
[PR]
by jyai883 | 2011-03-20 10:21

徒然に思うこと

騒然とした一週間が過ぎました。
東京もようやく落ち着き始めた感じです。

オイラの母方の家系は代々東京と言うより、江戸の頃から大川周辺に住む江戸っ子の家系なので、
文章中の言葉遣いが乱暴なのはお許しください(笑。
そんなもんですから、地震の備えへの話は、江戸安政の大地震に、遡ります。
安政の地震で被災したひいひいばあちゃんの「地震のあとには食べ物がなくなるよ」と
言われていたひいじいさんは、関東大震災の折、ガスが止まる前に米を一升炊き、一升研いで
出たそうです。
その話をしてくれたばあさんたちは、関東大震災で被服所あとに逃げたものの、
大勢の人で入れず、助かったと言っていました。
ただその時点ではまだ火災は起こっておらず、そのまま川に逃げて結局火災からも、
逃れることになったと言っていました。

お陰で先日の地震の後に、最初にやったのは停電になる事を恐れ、炊飯器一杯オイラも
ご飯炊きました(笑。
母方はずっと本所江東(本当はこうとうとは言わずえひがし、江戸っ子はえしがし)周辺、
今の両国駅の南側に当たりにずっと住んでいたので、こんな話になっています。

福島原発は決死の皆さんのお陰で、なんとか現状が維持されていますが、
振りまかれる見えない放射能の恐怖が日本列島を覆い尽くしている感があります。
まあ実際に計測される放射線量は微々たるものだし、政府が隠蔽したとしても、
政府に不信感がある各地方自治体による独自の計測量が、発表されてしまうのですが、
それを見ても大きな値ではないので、やはり距離との関係は確かだし、放射性降下物の
ことにしても、炉心のような莫大なものが浮遊しているわけではないので、
今は困難な作業を継続されている多くの皆さんを信じて、終結を願うしかありませんね。

オイラは今51歳ですが、子供の頃に会った同じような事を思い出します。
調度今の8歳の娘と同い歳くらいの頃でしょうか、中国が大気圏核実験、つまり原爆実験を
するたびのその放射性降下物、簡単に言えば「死の灰」がジェット気流に乗って、
日本に飛来するって話です。(この実験は‘60~‘80代まで続きます)
実際にこれらのことは起こったし、雨が降って雨にあたると髪の毛が抜けて禿げるというような
子供の冗談を言っていた記憶があるのですが、このときに日本に飛来した放射性降下物は
それなりに大量で(いまでも黄砂が降ったりするのですから、当然ですが)、
今回の原発事故による降下物とは比較にならないくらいの放射線のものだったらしい
のですが、当時はそれほど大きなパニックも無く(知らない、知らされないってことで)
あ~そうなんだ~って感じと、子供心には第三次世界大戦を想起して不安を覚えた
記憶があります。
このような問題に関しては、やはりチェルノブイリでの事故が大きな意識の喚起になったと
思うのですが、一説によるとこの大気圏核実験のときの降下物が持っていた放射線量は、
チェルノブイリの降下物の放射線量を大きく凌駕していたという話もあるみたいですが、
今では忘れられた記憶のようになって、知らない人も多いでしょうね。

オイラの世代は「放射能」という言葉には結構敏感であり、鈍感でもあると思います。
冷戦の時代に成長してきたせいもあって、核戦争や原爆実験などのキーワードは、
日常的なものとして認識してしまうし、放射能や放射線と言うキーワードに関しては、
耐性とアレルギーの両方を持っているとも思うので、福島原発の数値が最初の発表になったとき、
その線量そのものより、単位基準がどこにあるのかが気になってそっちを調べてしまいました。
現在のシーベルトの基準は、何もないシーベルトだったら大変なことですが、その前に
ミリとかマイクロとかついてる時点で1000分台、100000分台ですから、
何もつかないシーベルトがインターネット速度のギガバイトだとすると、ミリはメガバイト、
マイクロはキロバイトということで、マイクロシーベルトが単位だとまあダイヤルアップですかね。
昔は何とかレントゲンとか言ってましたが、誰も解っちゃいませんでした(笑。

こんな事をネット上に書いていられるのも、福島で命がけの作業に従事し、
最悪の事態はなんとして起こさせないと決死の作業に従事していられる多くの方々の
お陰です。
皆さんのご無事と事故の終結を深く祈念いたします。
[PR]
by jyai883 | 2011-03-19 08:06