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CRっぽい製作記

今月でCR病が発病して、めでたく2年がたちました(笑。
その制作に6か月、しかしその1年後に再び更なる誘惑が訪れ、再び着せかえてからまた6か月。
自分自身でフルカスタムする上で少しは何かの足しになるでしょうから、オイラのわくわくの日々を書いてみたいと思います。

CRのスタイリングに関しては88‘、初めてフリーダムがカスタムしたCRレプリカを見たときから、常に頭の
片隅に疼く、病の種としてありました。
それでも当時は、乗ることに一生懸命でそんな余裕もなく探求の日々が始まります。

それから18年紆余曲折の中、バイクに乗ること、ましてやハーレーに乗り続けることに少々の苦痛を感じ始めます。
経済的な理由、自分の意欲の低下、体力的自信の喪失、日常に疲れ始め、バイクに乗ろうという意欲も
薄れ、ただ新しい仕事に没頭する日々でした。
しかし、この頃よく見かけるようになるCRの画像をみながら、少しづつですが今更ながらこういうカスタムを
やってみたいと思うようになってきます。

最初のきっかけは07‘の4月ごろ、ふと立ち読みしたホットバイク誌の広告ページでした。
そこに今までになかったスポーツスター用のビキニカウルを見つけたことに端を発します。
いいな~このビキニカウルと思いながらも、今更ノーマルスタイルにカウルもなんだし、すでに半年以上
エンジンにまともに火を入れてない883をどうしようなどとも思わなかったので、その時は立ち読みしただけで
終わってしまったのですが、そのカウルのスタイルが確かにオイラの心に小さな傷をつけました。

この頃はすでにいくつかのCRキットは海外にあること知っていました。
しかしメカツインにしてもエアテックにしても入手法も良くわからず、また製品や対応に関してもあまりいい評価はきかなかったし、何よりFRPタンクに対する不安はぬぐうことはできず、これまた踏み出すことができません。
ただ毎日この手のカスタムキットを見ているうちに、やってみたいと言う思いは徐々に高まっていきました。

そしてその5月、このままではバイクを降りてしまうかも知れないと思い、どうせ最後ならやってみたいカスタムをやってみたい、欲しかったCRスタイルにしてみたいとう欲求はつのります。
ただやはりFRPタンクへの不安が2の足を踏ませていたある日、mixiを見ているとマイミクさんのマイミクさんに黒いバイクがありました。
気になったその画像のもとへ飛んでみると、おいおいアルミでブラックレインレプリカを作ってるやつがいる!。

そしてその方のHPに飛ぶとハンドメイドによる一品製作が可能なことがわかりました。
彼がそのころ制作していたブラックレインレプリカは造形的にはCRをモチーフにしたオリジナルでしたが
これは頼めばよりCRっぽいタンクができるかもしれない。
とりあえず足跡を残して帰ってきました。

もうその日から。頭の中は捲るめく妄想の世界です。
エボフレームでは当然のことながら完璧なXLCRは無理です。
ゆえにアメリカではいまだ取引されているオリジナルパーツには手を出さなかったのですが、
ここにエボフレームにマッチする造形を製作できる人がいる。

ましてやデザイン的に目指している先は。ブラックレインのレプリカCRであり、当然その延長には
XLCRがあることは確実である。
その製品はアルミによる板金製作で、安全マージンも高く、細かい調整や仕様の変更も可能である。

そこで3日ほど悩み再び書き込みをし、メールで制作依頼をしてしまいました。
もうこの出会いは運命だと思えてしまうくらいの衝撃でした。
この人ならできると言う根拠のない思い込みと、どうせレプリカCRならブラックレインでマイケルダグラスが
乗っていた883を用いたレプリカを作れば、自分の中にあったエボフレームではCRは難しいという
束縛に縛られず、ある程度自由のある造形ができるという安心、何より再びバイクに対する意欲が
取り戻せそうだという感じが、オイラをやるならやってしまえという思いに駆りたてました。

ついに病は熟しました。
もう、この衝動止めることはできず、事態は雪崩のよう進展して行きます。

続く。
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by jyai883 | 2009-05-31 19:18

お疲れっす(自分に 笑。

しかし3日で7本も記事を上げて、われながらアホだな思います(笑。
ヒジの方はおかげさまで普段の生活の中では痛みもでなくなったし、そろそろ来週あたりから
仕事に復帰ですが、この天気でバイクへの試し乗りのもできず、フラストレーションのはけ口に
ブログ書いてましたから、すげ~ことになってしまいました。

このあとCRっぽい製作記でも改めて書こうかとも思ってます。
うれしさのあまり断片的に記事にはしたものの、時系列的なものであり、ではトータルにいじったら
どんなもんかいなってな、軒下カスタム的部分までは細かく書かなかったし、今なら落ち着いた状態で
振り返ることができると思います。

CLと比較するスポーツスターも面白いかも知れませんね。
自分で所有して乗って見たとき、CLを通して見えるスポーツスターの存在は改めて新鮮でした。
そんな感じや、スポの素性であるスクランブラー的な部分も触れてみたいと思います。

しかしオイラ何予告書いてるんだろ?。

なんかまだまだネタは尽きないようですね。

それとビキニカウルをお探しの皆様、いよいよシックデザインからスポーツスター用ビキニカウルが
発売されました。
シックの製品は非常によくできていると思いますし、装着も非常によく考えられていると思います。
オイラのカウルから若干の変更を受けていますが、ぎりぎりまで下げたライト位置がやる気を感じさせます。
気になるか方はことらへどうぞ。

http://www.chicdesign.co.jp/

では明日は娘の運動会でなので、朝から弁当作りです。

おやすみなさい。
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by jyai883 | 2009-05-30 21:43

ビッグツインへの道7(終わり

前述しましたが、91‘ビッグツインはオイラにとってハーレーダヴィッドソンを知る上での教科書でした。
ビッグツインを知ることで、さらにスポーツスターを深く理解できたと思います。
スポーツスターを80ci にボアアップしてもビッグツインにならないし仮にビッグツインを74ciボアダウンしても
スポーツスターのようにならないでしょう。
この頃のこの2タイプのエンジンはハーレーダヴィッドソンの持つ全く違った側面を表した存在でした。

ビューエルですら同型エンジンを搭載し、スポーツスターの持つ側面を尖鋭化させたにすぎませんでした。

ビッグツインはエボからツインカムTCに進化しましたが、よりスムーズになったエンジンフィール以外
ほとんど基本的部分は変わりませんでしたが、そのより洗練されたパフォーマンスで現代のハーレーを体現したと思います。

90年代はよりスポーティーな部分を熟成させたスポーツスターとより洗練されクルーザーとしての性能を
飛躍的に進化させたビッグツインのある意味成熟期だったと思います。
この成熟は21世紀初頭まで続き円熟します。

21世紀になると少しづつ事態は変化し始めます。
ラバーマウント化されたスポーツスターはよりクルーザー的な性質を強めていきます。
ビッグツインは細分化が始まり、排気量も上がり始めます。
これによりもっとも適正化されたのツアラーモデルだと思います。
またその他のビッグツインはよりカスタム色を強め、クルーザーとは違うより嗜好性の強いビジュアルモデルとして細分化されていきました。

現在のビッグツインエンジンを見るとき、もっともその適正にかなっているのは、正直ツアラーモデルだと思います。
最大化されたエンジン、ようやくエンジンに見合った強度が与えられたフレーム、グランドクルーザーとしての
装備、そしてその装備をものともしないパワー。

21世紀の現在、ハーレーダヴィッドソンは、正直オイラが思っていたのとは違う進化を遂げています。
オイラはスポーツスターはより尖鋭的、ビッグツインはより大らかなモデルになっていくと思っていました。

全車がインジェクション化された現在、よりハーレーダヴィッドソンというブランドカラーを際立たせるのは
難しいかもしれません。
現在でも日本では活況にある状況は変わりませんが、これは正直「昔の名前で出ています」的な強い
ブランドイメージのお陰だと思います。

モデルそのものはツアラー以外、曖昧なカテゴライズと仕様によって以前よりは選択肢が小さくなってしまっているようにも感じます。
以前のようにある程度ユーザーに託した嗜好的部分を、メーカーがプレゼンしてしまことで一時的には
ユーザーを取り込むことができても、長い目で見た場合、ユーザー側に飽きがきてしまように思います。
それをさせないためにスパンの短いモデルチェンジ・・・まるで国産がたどった道を行くような。

しかし楽観視できる部分もあります。
ベーシックなモデルは決してラインナップから外れないというところです。
ベーシックモデルがしっかり存在する限り、ハーレーというメーカーがいつでも原点に帰れる強みとも
言えます。

ユーザーからの希望を次々と具現化していくことで、その強いカラーが薄まってしまったかに見える
現在のハーレーですが、オイラは初めて乗った時のあの「あのどっしり乗っていればどこにでも連れて行ってくれる」ようなフィーリングが、ビッグツインから消えない限り、このバイクは残っていくのではと思います。
今後いろんな事態が予想されますが、そんな中でハーレーが何をビッグツインに託すか、ユーザーが
ビッグツインに何を感じるか、そんな所を大切にしてほしいとメーカーには希望します。

大好きなバイクなのですから。
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by jyai883 | 2009-05-30 19:24

ビッグツインへの道6

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いま改めて思うとファットボーイに乗らなくなったのと、CRっぽい化計画がちょうどラップしていることに
気づきました。
CRがひと段落した今ならいろいろ考えられますが、当時はもうCRで頭がいっぱいでそれどころではなかったり、気分的にも今後バイクをどうするかというところにいたので、最後の2年間は不動にしたままでした。
それでもふっきれずに手元に置いていたのですから、CLが手元に来なかったら今頃はしこしこ始動準備を
していたかもしれませんね。

さてではオイラが乗っていたファットボーイそのものはどんな車両だったかご紹介しましょう。

車両91‘モデルで同年8月に購入しました。
この年の特徴は2次減速比が高いこと(ドリブンが70Tで後年これは65Tに落とされます)

FウィンカーはW球でランニングランプが点灯しますが、当時の車検では点滅時に消灯しないため
不合格になるため対策をしました。

前年グレーメタリックで登場しましたが、この年からカラーバリエーションが展開されました。
オイラの車体は別名ルビールビーと呼ばれるダークアンドキャンディールビーでした。

外見的特徴はソフテイルヘリテイジとあまり変わりませんが、全く装備がないシンプルなもので
ストリップFLのカスタム然としています。
徹底的にFLとしての装備を廃し、エッセンスの利いたシンプルなフェンダーや本革でループを配した
シートやタンクダッシュなど、オーナーだけがにんまりできる装備です。

外見から来る印象はまさにハーレーダヴィッドソン、それもツアラーやチョッパーとは違う、より硬派な感じで
ターゲットはアーバンカウボーイだったのでしょう。

またがった感じは、まさに「殿様乗り」で広がったハンドルを握り、背筋を伸ばして乗る様はそれ以外できません。
ところがこのポジションがこのバイクを操る上で最適なスタイルであり、やや前方にあるフットボードに足を乗せ、直線を走るときはリラックスでき、コーナーではブレーキを解除して背筋を伸ばしそのまま加重してやればスイッチが入った如く軽快に曲がっていきます。
大柄なポジションにも関わらず、安定したコーナーリングと軽いセルフステアは両立し不安などみじんもありません。

このバイクはどっしり乗ってさえいれば思うがままにどこへでもライダーを連れて行ってくれます。

フットボードはライダーの疲労を最小限にしてくれる素晴らしいアイテムであり(140以上は足が浮いてしまいますが 笑)、シーソータイプのシフトペダルはすべての操作をダウンだけでできてしまうので便利です。
ただこのシーソーシフトにはネガティブな面もあります。

どんな状態でもシフトが入ってしまうため、無理なシフトをミッションに強いてしまう場合があります。
これを続けると疲労でリターンスプリングが折れ、シフトされた状態から戻らなくなることがあります。
この場合はシフトはできるので足でゆっくり戻してやればクリックを感じるので帰宅することはできます。
でも破片がミッション内にあるので、早い修理が必要です。
部品自体はとても安いものですが、交換にはプライマリー、ミッションの全バラシになるので、金銭的負担は
大きいですね。
予防としては、送り込むような確実なシフトを心掛ければ防ぐことができます。

オイラが一番気に入っていたのは、ヘッドライトケースに映る景色でした。
前を見て走っているとヘッドライトケースに移る魚眼レンズで写したような景色が流れているのが視界に入ります。
まるで地球儀をつけたような景色は、目の前流れる景色以上に気持ち良い眺めでした。

正直このバイクの身上はやはり巡行でしょうか。
ちょうどフリクションが軽くなるくらいの速度で、小さな加減速を繰り返しながら巡航していると、もう脳みそ
溶けそうなぐらい気持ちよく、顔は勝手はニヤけています。

低速からの豪快な加速や、ダッシュが身上のように思われているビッグツインですがその構造的な問題で
クランクの抵抗が大きい低回転時はエンド部へのストレスが大きく、大きなトラブルの原因にもなります。
これはスポーツスターにも言えるのですが、回していくとフリクションが軽くなる回転数があり、
そこからは十分な慣性がクランクについているので本来の実力発揮はそこからの方が安全です。

オイラは4速のソフテイルにも乗ったことがありますが、大股なギアで加速を楽しみなら、そして強大な
トルクを発揮するビッグツインならもう4速で十分だと思うのですが、少ないシフトでアクセルワークで
走る感じが本来は良く似合うと思います。

オイラの持つハーレーダヴィッドソンというバイクの認識を覆したのは、このバイクでした。
このバイクに乗ったからこそ、スポーツスターも理解できたように思います。
まさに外見も、ライディング、走りも、これぞハーレーというバイクでした。
今でも思いますが、その先にスポーツスターというバイクがあると思います。
正直スポーツスターしか乗ったことがない方は、1度じっくりビッグツインに乗ってみることをお勧めします。
ハーレーというバイクの本当の姿を知ることができるでしょう。
そしてそこからスポーツスターを見るとき、また新たな側面が見え始めると思います。
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by jyai883 | 2009-05-30 09:28

ビッグツインへの道5

4で実際の状態を書いたので5でいよいよ仮説に入ってみましょう。

エボビッグツインのノーマルマフラーは明らかに排気効率が悪いことはわかりました。
このときのキャブ側の状態は、よく抜けるマフラーにセットを合わせた状態でした。
このことによって起こったことは・・・。

明らかな燃焼温度の上昇…適正プラグが5番から6番にあがる
                 (5番ではまったくカーボンがつかない状態)

MJ変更による調整に対する反応の悪さ・・・上下25番の範囲で変えても、予想より変化が小さい。

JNを調整してもMJ同様の変化しかない。

高回転域で過度な震動が発生する・・・(常にヒート気味だったためノッキングまではいかないが、早期着火が起こっていた危険性がある)

低回転時の状態はほとんど変わらない。

などだったと記憶しています。

ここで疑問として出てくるのは、前記の残留排気の問題で、エボのノーマルカムは吸排気のバルブ開閉時間は短く、オーバーラップもほとんどないため、抜けの悪いノーマルマフラーでは、排気脈動も期待できず、よって排気に制限がかかってしまう。
これにより吸入工程に入っても吸入できる空気に制限ができてしまったと考えます。

改善するにはマフラーを変えてしまうのがもっとも早道ですが(これは4速のノーマルマフラーでも起こったことですが、このときは比較できないくらいテンパっていました 笑)、意地でもノーマルサイレンサーでセットしようとしていたので、もしこれをバランスさせるなら吸入空気も制限して(ハイフロークリーナーからノーマルに
変えてしまう)、吸い込める空気量の中で適正な混合気にすることを考えなければいけなかったわけです。

ここまでして出てくる来る結果は、頭で考えただけでもダメダメなはずなのですが、全くノーマルの状態で2年間乗った感じでは、それほどひどいものでは無いように思います。

排気に見合った吸気の中で適正なバランスがなされれば、ノーマルマフラーという大前提の中でベストは
探れたと思うし、91‘モデルというちょっと違った年式だったのでそれも考慮に入れればもう少し違った結果が出せたかも知れません。
91‘モデルは実はドリブンスプロケットが70Tという最大の年で、点火進角も4速のようにもっとも早く立ち上がる年でした。(その後65Tにおとされる)
他年度と比較すると走り出しは軽く、ダッシュや加速も早かったように思います。
他年度のもう少しゆっくり立ち上がる進角のモジュールに変えても違う結果がでたかもしれません。
(実際95‘もモジュールはいただいていました)

頭の中だけではこの程度の検証しかできないのは歯がゆいのですが、誰かが試して結果を知らせてくれるとも思えないし、そもそもノーマルマフラーでこんなことやるのはオイラくらいでしょうから無理な話でしょう(笑。

つまりエボエンジンはその本来の実力を知ろうとすると、公道上ではイリーガルになる危険性があるということでしょうか。
社外で適正なマフラーさえあれば思う存分遊べると思うのですが、オイラ的には以前書いたスポ用と
同じサイレンサーを使ったオプションのカーカーマフラーがあれば結構いろいろできたかもと思います。
このマフラーは92‘にカタログ落ちしてしまい、探してみたものの需要も非常に少なかったのか
まったく見ませんでした。
このマフラーはスポの時も書きましたがよくできたシステムで、これなら両立できたかもしれません。
でもものすごく錆びたんだろうな~エキパイ(笑。
結局これが見つからずにオイラはスポと同じ4インチスーパートラップでセッティングしました。

ノーマルマフラーの可能性についてはこの辺にして、次回はファットボーイそのものについて書いてみます。
しかし今日は怒涛の3本立てでした。
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by jyai883 | 2009-05-29 19:32

ビッグツインへの道4

あらためて、このブログでファットボーイのことをあまり書いていなかったんだなと思いつつ、
オイラにとってファットボーイってハーレーを知る上で、まるで教科書のような存在だんたんだなと
いまは思います。

さて今回は最後に行ったノーマルマフラーでのセッティングの顛末記です。
883に1200Sのマフラー装着でいい状態だったため、ファットボーイも同様のセットが可能かどうかの
検証を始めました。

いきさつは、大きめの排気音に疲れてきていたことと、車検の度にいじるのが面倒になったことでした。
せっかくノーマルに戻しているので、そのままセッティングで変わるかどうかやってみたかったのです。
しかし思い知らされたのは、ノーマルマフラーの抜けの悪さが吸気にも影響が出ることでした。
抜けないマフラーは、吸い込みも悪くなります。

マフラー交換の状態で当然濃い状況を想定していたのですが、結果は意外や焼ける状況でした。
当初ダイノジェットのままセッティングを始めたのですが、#175~#200までほとんど状況が変わらず
高回転ではものすごい振動が出る始末。
この時点でダイノをあきらめ純正ジェットでのセッティングに変更しました。
今思えば最後まではずさなかったSEのパワーフィルターのせいもあったのでしょうが、
吸気と排気がアンバランスになっていました。
排気が抜けないのに吸気の状態が良いことが、かえってネガティブに作用し、思うようにガスを吸い込んでくれません。
結局5番だったプラグは6番に上がり、燃焼温度はほぼノーマルと同じであろうところに落ち着きます。
そのまま繰り返したセッティングでは、どんどんノーマルのような状態に戻っていきました。

結局純正ジェットでは#195まで行きましたが、状況の変化はあまりありません。

このときそっくりエアクリーナーも含めてノーマルのセットに戻してしまえば、迷わなかったと思うのですが
これは後の祭りですね。
このときの状態は後に近藤さんにアドバイスをもらったのですが、排気が悪い状態で、シリンダー内に
残留ガスが残りその体積分吸い込めなくなっているのでは?、とのことでした。
そう考えれば、ジェットの変更による変化が小さかったのも納得いきます。

抜けをよくしてやれば、吸気も改善されがっつりガスを吸い込むことは判っていますが、
あえて制限の付いた排気系でのセッティングは、どんなことが起こるのか判らないことを思い知りました。

最大馬力が5500rpm以下のエボビッグツインは、近接排気音規制では不利なことは周知の事実です。
それならその規制に適合するマフラーでセッティングしたらどうなるだろうと思ってやったのですが、
ノーマル以上の結果は多少の改善以外は不可能に近いことがわかりました

これ以上の改善は規制に対応できる大きな容量のサイレンサーと効率がバランスした排気システムが
必要で、正直社外のシステムでは完全に規制に対応することは難しいかもしれません。
オイラ的にはいっそツーリングモデルのシステムを利用すれば、かなりの改善が見込めるとも
思ったのですが、当時は手に入らなかったのでできませんでした。

このときはTCのサイレンサーをもらったり、中期以降のモジュールをもらって検証していくはずでしたが
途中で頓挫してしまいましたね。

でも今もしビッグツインを手に入れるならやっぱりエボですかね。
宿題も残っているし、おもしろさもわかっていますから。
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by jyai883 | 2009-05-29 14:19

ビッグツインへの道3

ファットボーイのセッティングは、ほぼスポーツスターからのフィードバックでしたが全く違う結果も出ました。

結果からいえばボアストロークの大きいビッグツインの方が排気系から受ける影響が大きいことです。
抜けばいいってもんじゃないのは、同じことですが少なくともエボ時代のノーマルマフラーは明らかに
役不足だと感じられます。
なにせ883と同容量のサイレンサーが付いてるわけですから排気量で1・5倍以上あるので抜けが悪いのは当然です。
一番簡単なのは抜けるマフラーに変えて、濃いめのガスをがっつり食わせれば直ぐにパワーアップは
するのですが、これまた振動も大きくなるので、この辺の取り合いが難しい。
よってオイラは下からダッシュと中低速でもトルクを重視し、上はあまり重要とはしませんでした。

高回転域ではかなりの振動がでることから、あまり気持ちよくなかったためです。

今思えばこれはオイラの認識不足でありもうすこし検証すべき部分だったなと思うのですが、
すでに現車がないのでそれを確かめる術はありません。
しかし頭の中で冷静に考えると、実はヒントはノーマルにあるのでは?・・・と思うのです。

何せ一番飛ばして走っていたのが全くのストック状態だったこと。
明らかにガスは薄目で下からのトルクは細かったものの上までよくまわったこと。
換算表では純正5R6AのプラグはNGK5番になっていますが、ストックでは6番だったこと。
ストック状態では驚くような振動が出なかったこと。

正直普通にスパトラとダイノジェットでセットを出して、ほとんど疑わず走っていましたが、
今思えば勿体ないことしたな~と思います。
またその後ノーマルマフラーに戻し、抜けが悪いことが分かっていながらセッティングをしていく上で
ダイノを外し、純正ジェットでのセッティングになり、最後は進角まで悩み、エアクリもノーマルに戻そうかと
悩みました。
本当にフルストックに戻してリセットしようと思っていた矢先、オイラの転職や経済的な問題で
それどころではない状況から、バイクに乗ってる場合じゃないような時期が長く続き、検証は中止に
なってしまいました。
結局今になっては乗らなくなったファットボーイは違う理由で売却となりましたが、今だったら再び検証
出来たかも知れません。

まあ今となっては後の祭りですが、冷静になって考察できる今ならおそらく頭の中にある状態が検証
できたと思います。
結局中途半端で終わったノーマルマフラーでのチューニングですが次回は頭の中で考えられる
状態で仮説としてやってみたいと思います。
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by jyai883 | 2009-05-29 09:09

ビッグツインへの道2

18年前の前期型エボエンジンで(ヘッドブリーザー以前、最終は92‘になりますが、実は変更が間に合わなかっただけでキャスティングはすでに92‘から全面変更されています)、フレームは旧型のジグフレーム。
(初期のソフテイルフレームは鋳鉄のピボットにパイプを溶接して組まれたジグフレームで、4速フレームと
よく似ています、中期以降はプレスバックボーンの国産のようになりましたが。初期の細身のフレームには
なかなか味わいがあります)。

このソフテイルフレームは見た目よりコンパクトで、ショベルWGとほぼ同寸法ですが、93‘のDWGと並べたら一回り小さかったですね。

それでは乗ってみましょう(笑。
またがって最初に感じるのはハンドルの広さでしょうか。
レバー先端までで優に1mを超えるハンドル幅ですが、すり抜け以外は非常に操作性が良いハンドルです。
長押ししてソレノイドがちゃんと飛び込まないとセルはまわっってくれませんが、重たげにセルが回れば
すぐ始動します。
この重たいエンジンを回すために、バッテリーの負荷は大きく最低でも12・5V以上ないと拮抗してしまい
何も起こりません(笑。
これより少し落ちるとカタカタ言い始めます。

最初に走り出して感じるのはその車体の軽さでしょうが。
すべての重さが足の間にあり、すべての挙動はここが中心です。
そして絶妙なポジションがさらにそのその重量を扱いやすいものしています。
バンクに頼るとすぐ擦ってしまうステップボードですが、想像以上に軽いとり回しとニュートラルな
ステアリングのおかげでコーナーでも全く不安はありません。

前後16インチで同じサイズの130/90のタイヤはその大きさくる印象から、かなりソリッドなものが
想像できますが、そんな神経質なところは微塵もなく、まったくのニュートラルな感じでUターンですら
軽々こなせてしまうのには驚きました。

2年ほどは全くのノーマルで乗っていましたが、やや感じるトルク不足以外はこのままのがいいのではないかと今なら思います。
なにせこの頃普通に140くらいで巡行したし、燃費も20前後は行ったし、特に不満はなかったのです。
本当に今乗るならドノーマルでほんの少しキャブを調整すればOKを出してしまうでしょう。

このショッキングな印象は、オイラが持っていた883に対する間違った認識をぶち壊すのに十分なものでした。
このおかげで883の検証が始まり、セッティング以前のポジションや加重のしかた、ブレーキングなど
操作の根本的な部分を改めるきっかけになったと思います。

ファットボーイで田舎道を走るとき、ついニヤけて走っている自分にいつも気付きました。
ただ走っているだけなのに、普通に曲がっているだけなのに、スピードなんか全然でてないのに、
何がこんなに楽しいんだろうと思うくらいでしたね。
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by jyai883 | 2009-05-28 13:54

ビッグツインへの道


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そういえばすっかりスポ馬鹿になっているオイラですが、もう1台ファットボーイを持っていたことは
古い方はみんなご存じの事実です。
去年、すっかり乗らなくなって、挙句に883のトラブルの修理費も作らなければならず(大騒ぎしたわりには
全然大したことなかったですが・・・)、売却してしまいました。

正直ものすごく迷って、カスタムしてこいつでもカフェレーサーしてしまおうかとも思ったのですが、
さらに大規模な出費が予想され、断念し売却となりました。

91‘の夏、883を手に入れて3年経ちました。
この頃のオイラは、正直スポーツスターに馴染めず、どうしたもんかいなってとこにいたのは事実です。
セッティングもまだそれほど詰めることができず、マフラーとMJの交換程度。
ノーマルに比べれば元気でしたが、正直その中途半端さに飽きがきていました。
この頃真剣にビッグツインへの買い替えを模索し始めます。

車検車両を2台持つことは、すでにその時点でも同じ状況だったので、まず車両を手にいれ良かったら
883売却になるはずでした。
そして最初に探したのはシャベルのFLでした。
当時のショベルの状況は、今と違ってエボとの比較上劣るものとした評価が一般的でした。
時代はバブルの真っ盛り、どこもお金がある状況でしたから、商売もさほどがっついておらず、
当時の為替レートも手伝って新車それほど高くなく、一番安いビッグツインのFXRなら150万台だったと
思います。
ショベルの相場が100万前後、フルレストアでカスタムして140~160くらいだったでしょうか。
以外と玉もあり、74キュービックでも80キュービックでも選べる状況だったと思います。

オイラは隣のバイク屋のつてで探してもらっていましたが、出てきた車体はフルリビルトでカスタムして
140だったと思います。
もう趣味の悪さは最高で、カラーはパールホワイトに薄いパープルのツートン。
バディーシートも同色。
確か81‘だったため、点火はフルトラだったと思います。
タンクキャップはサザエだし、妙なモールはついてるし、オイラはそのグロさにやられました(笑。
購入を決め、バイク屋のオヤジに話を通してもらって2週間、ナシのつぶてなので催促してもらうと
売れてしまったとのこと。
約束しておきながら売り飛ばすと何事ということで、一気に新車購入に踏み切ってしまいました(笑。

その間バイク屋のオヤジが乗っていた、フルドレスの87‘エボのFLHを乗るなら売ると言われましたが、
当時はさすがにまだフルドレスは興味がなく、ストリップFLに乗りたかったため断っってしまいました。
今なら勿体ないと思いますが、当時はオッサンくさい(すでにハーレー自体がオッサンくさいのですが)
と思っていたので、怒りの勢いも手伝って新車を買ってしまいました(笑。

91‘モデルにはかのダイナプロトタイプのスタージスが出ていましたがすでに完売。
時期的にすでに92‘モデルが噂されている時期でもあり、すでに店舗在庫しかないであろうことは
容易に想像がつきました。
そこで狙ったのはソフテイルフレームモデル、できればFLストリップのヘリテイジ狙いでしたが、なければ
カスタムでも可で隣のバイク屋に照会してもらいました。
時期が時期だっただけに色はあるもの、あれば何でも状態で半分オイラも92‘モデルを睨んでいたのですが、
結果は一発回答ショールームにファットボーイがあるとのこと、色はルビールビーのツートン。
前年に発売された新車種があること自体が奇跡に近い状態でしたが、それを早速押さえてもらいました。

FL購入のために借金して集めた資金では足らず、通帳をすべて空にしても足らず、最後は妹にまで借金して
何とか買うことができました。
ノーマルマフラーはすごく静かで、そのくせセルは思いきり重く、何もかもでかいバイクでしたが、
とり回しはともかく、起こすところからすでに軽いのです。
えっ?っと拍子ぬけしてしまうほど。
走り出すとさらに印象は変わります。
よくバランスされたマスのおかげで、非常に扱いやすく、そして操作が軽い。
変な癖など微塵もありません。
体重のあるオイラでは、サスもよく動き改善されたパッドのおかげでブレーキもよく効きます。
それより何より、この乗りやすさはなんだろう?。

883の印象は腰高でバランスが良くなく、ちょっとした挙動でも不安定になるくせに、立ちが強く曲がらない。
そんなネガティブな部分ばかりに目が行ってしまっていましたが、ファットボーイではほとんど感じません。
普通だったらここで予定通りの883売却になったのでしょうか、へそ曲がりなオイラは、ひょっとして883も
いじっていけばこうなるんじゃね?っと思い、売却せずに2台持ちになってしまいました(笑。

ある意味オイラのスポーツスター馬鹿はこのときに始まったとも言えます「笑。

次回は91‘ファットボーイのインプレでも書きましょう。
今更18年も前のモデルのインプレ聞いてもどうなのって感じですが、今乗ってる方は昔のモデルとの
比較になるかもしれませんし、エボを考えている方にも参考になるかもしれませんから。
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by jyai883 | 2009-05-28 08:56

すみません。

前企画はやっぱり失敗でした。

こうもう少しみんながログ専ばかりではなく、表で出てくれると面白いと思ったのですがだめでした(笑。
mixiの方にご意見いただいた方もいらっしゃりましたが、いまいち盛り下がってしまいましたね。
次回はもう少し、考えてみます。

一般生活ではほとんど痛みも治まったヒジですが、昨日少し乗った原チャリではまあ大丈夫でした。
これでもう少し荷重がかかるバイクに乗ってみないとわからないのですが、それほど無理はきかない
かもしれないと予想しています。

そろそろ仕事も始めたいのですが、ここにきて天気も悪いし、ひょっとして来週以降になりそうですね。

まあバイクの方は完ぺきなのに、自分が要修理になるとは思いませんでした。
それでもゆっくりさせてもらっているので、肉体的にも、精神的にもかなりリフレッシュできています。

あ~バイク乗りて~な~って思えるここ数日、復帰も近いですね。
やはりしっかり仕事して、その上でしっかり遊ぶのが精神衛生上よろしいかと。

さて次はブログで何書こうかな?。
何かリクエストはありますか?。
オイラが思うカフェレーサーでも考えみますか。
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by jyai883 | 2009-05-27 22:07