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4速883の20年10

4速883を通じてこの20年で知り合う事ができた方々がたくさんいます。
またネットがなければ、現在でも同じ4速に乗り続けている方々、
また、新たに乗り始めた方々に出会うことは無かったでしょう。

オイラにとって4速の真髄を見せてくれた人もいます。
突然の持込でしたが、親切に対応してくれ4日の短日でミッションを修理してくれました。
部品は彼の手持ちで、その際してくれた処理により1速の飛び込むショックは軽減され、
シフトもスムーズに。
その後あれこれとプライベートな質問にも答えてくれて、大変勉強をさせていただきました。
今でも生きていれば、より違ったお付き合いができたことと思いますが3年ほど前、
交通事故で他界去れました。

4速からレースに出続け、そのノウハウは彼個人の黒い手帳に書き綴られていました。
何時もニコニコ笑っていましたが、走りは切れてましたね(笑。
彼がいなければ、そして彼に出会わなければ、今ほど4速にのめりこまなかったかも
知れません。
彼はまたオイラの友人の親友であり、彼が亡くなった時友人もバイクを下りるのではないかと
思えるくらいの落胆振りに、声を掛けるのも躊躇われるほどでした。
友人がオイラの4速に乗るたび欲しがるので「お願いだから4速を欲しいなんていわないで下さい」と釘を刺していました。

彼はオサダモータースのメカニック、永井師匠。
彼のお陰でハーレーの速さとすごさを垣間見る事ができました。
彼は今でもオイラにとって忘れられない存在です。
友人を介しての間接的なお付き合いでしたが、たくさん勉強させてもらい今でも感謝しております。
最後に彼のガレージから要らなくなった4速部品がうちに来ましたが、それが形見となってしまいました。

そしてもう一人、うちのHPにも来てくれるピストンさんことモトスポーツの近藤さんです。
88‘当時白いトラッカースタイルのスポーツスターが筑波を席巻します。
不恰好に持ち上げられたタンクの下には、赤いペイントのCRキャブが突っ込まれ、
並み居るドカを蹴散らかしました。
見慣れないアップマフラーやバックステップを開発し、その1200にボアアップされたマシンは
衝撃でした。
90‘位までクラブマン誌に良く登場して、ハーレーに対する率直な意見は的を得ていて
ちょっと近づきがたい存在でもありました(笑。
オイラのとっては神様的存在でしたが、ひょんなことからメールで文通が始まり(笑、
実際にお会いするまで1年ほどそんなことしてましたね。
05‘の夏の事です。
もう根っからのバイク屋さんですが、近藤さんが作ってきたスポーツスターは何時もちょっと
サーキットの香りのするレーサーっぽさが魅力。
ハーレーの持つ速さの部分を上手に見せてくれていたと思います。
去年の終わりにバイク屋さんとして引退されましたが、まだまだバイクに対する情熱は
誰よりも熱く、これからも様々な活動をされるでしょう。
オイラはCRタンクをつけた1480ccの化け物スポーツターが印象的で、カッコイイとおもった
バイクの一つです。
しかし近藤さんも言ってたけど「4速はもう1度売りたくない」そうです(笑。
まあ手が掛かるし、メカニカルな部分は過渡期にあるからショベル的部分も多いし、
壊れるのものは売りたくないですよね(笑。
でも、4速をリアルタイムで経験し、チューニングしたメカニックとして大変頼りになります。
お店が近ければズーットいるのにと迷惑な事を思ったりもします。
ブログはこちら

http://next.blog.ocn.ne.jp/

こちらを見てくれる現役4速乗りの皆様、
どうぞこれからもみなさんよろしくお願いします。
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by jyai883 | 2008-03-31 13:05

4速883の20年9

さてオイラ達4速のタンクはブリーザーを持ちません。

ブリードはキャップのワンウェイバルブバルブのみ。
色々やってだんだんぶん回すようになると、ガスの落ちが悪くなります。
ガスの吸入口にはブリードパイプが立ち上がり、タンク右下に出されていますが
出口は塞がれています。

ココを開ければブリーザーは生きますが、オイラ達の頃はキャップの加工が
主でした。
キャップ裏のワンウェイバルブの周りに4箇所型のポイントがあってそこを2mmの
ドリルで貫通させればキャンセルします。
これでブリードの問題は解決され、部品は使わないので材料費は掛かりません。

コイルブラケットの付き方も5速と違いタンクの内側に追い込まれ、タンクマウントに
ホーンが付きます。

奥様の5速中期の2.25ガロンタンクと比べるとコックの位置が左右で違いますが、
それ以上にタンクのシルエットがより直線的です。
比べると微妙に細長く見えます。

オイラの89‘883から旧来のロゴからマークに変わりましたが、オイラは旧来の
ショベル以来のロゴの方が好きです。
特に5速まで使われたマークでしたがずっと黄色っぽいカラーが使用されますが、
89‘だけがシルバーが使われ、5速になると883と書かれた部分が5という数字に変わります。

このちっこいタンクがオイラにとってはスポーツスターのタンクなので、
奥様号の97‘3・5ガロンは我慢ができずに変えてしまいました。
今になってみれば見慣れましたが、なんか違うバイクみたいで嫌でした。

まあそれぞれの年代のノーマルスタイルがありますが、ハーレーの中でも
タンクシルエットが大きく変化するモデルはスポーツスターしかありませんし、
デザイン的に年代が識別できるのもスポーツスターの特徴かもしれません。

ソフテイルカスタムなんかほとんど変化してませんから。
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by jyai883 | 2008-03-30 22:41

今日は花冷え

さすがに先週の日曜は休日出勤(通勤はCRっぽいで行きました 笑)、月曜に代休を
貰ったもののハードな現場が続いて疲れ気味、風邪気味なので大人しくしています。

天気も下り坂だし完全休養日ですね。
ココのところコンスタントにバイクに乗れてるし、お陰で書くほうも元気が出たせいか
今までに無い更新をしてきましたが、少しは暇つぶしになっているでしょうか?(笑。

この時期は朝五時起きで国立の駅前の並木に花見と言うのが恒例でした。
直線1・5kmと2kmのT字型の桜並木はそれは見事で、その中をゆっくり流しに行きました。
そこから一旦甲州街道に出て調布を目指します。

調布飛行場の手前を左に曲がると多磨霊園ですが、ココにも1・2kmほどの桜並木が
あります。
国立はソメイヨシノですが、ココの並木は数種の桜が色とりどりに咲きます。
そのまま多磨霊園を右にまわり、東八道路へ出て試験場の桜を眺め東に進み三鷹に
入ります。

国際基督教大学の入り口にも見事な桜並木があるし、ちょっと離れた農工大小金井キャンパスは桜に埋もれています。

そのまま三鷹駅を通り過ぎ五日市街道の交差点を青梅街道方向に進むと、武蔵野市役所
前の1・5kmの桜並木が始まります。
そこを抜け青梅街道を東へ進み、左折して早稲田通りへ。

中野駅前を左に曲がって進むと哲学堂まで続く2kmほどの桜並木になります。
ココも見事で、国立より道幅が狭いため、より密度が高く見事です。
そのまま旧目白通りに入り、最後は新目白へ。

市谷手前から右に折れて外堀どおりに出ます。
もうココは有名な市谷端の桜並木になります。
そのまま外堀に入らず靖国通りを行ってもいいでしょう。

これがオイラが以前行ってた花見散歩のコースです。
途中ルートは少しづつ変えたりしましたが、大体同じ。
タイミングが良ければ毎週日曜に三回ほどは行けましたね。
散り際の桜吹雪の中を走るは気持ち良いのですが、路面が滑るので注意してください。
都内にはかなりの数の桜並木があります、なかなかコースとして結ぶには難しく
行く機会に恵まれません。

うちの近場では水元公園の桜並木が有名ですが、ここは適度な九十九折で
非常識に走るライダーもいたことからギロチンロープ事件が起こり、
深夜早朝は2輪通行が規制されています。

桜を楽しむにも、バイクで走るにも関東では良い季節になってきましたが、
くれぐれも皆さんお気をつけ下さい。
やはり住んでる人や他の花見客の方々の事は考えなければならないし、
そこに来た人たちと皆が桜の美しさを共有できれば良いなと思います。
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by jyai883 | 2008-03-30 14:46

4速883の20年8

1988年10月、ハーレーダヴィッドソンXLH883がオイラの手元に来ました。
オイラはバイクに乗り出して3年でした。
当然ハーレーは初めてで初心者です。
まあ最初は色々ありましたね(笑。

一番戸惑ったのはバイスターター、つまりチョークの使い方。
国産では使用して始動後、回転数が上がりだしたら半分戻して暖機、暖まったら
全戻しってのが手順でしたが、4速のは強烈です。
ものすごい濃いのが出て30秒以上は全開不可ですね。
後はスロットルストッパーで暖機ですが、その頃はそんなこと知りませんから
いつもどおり暖機して、どうも走り出しは調子が悪く暖まるまではバックファイヤー
しまくりで、最後はとうとうプラグが死にました。
お陰でチョイ走りに出たものの、1時間かけて3km押して帰ってきた事があります。

オイルは最初純正ではなく、それでもバルボリンを入れていました。
何時だったか久しぶりに入れてみて、1速で思いっきりひっぱたら80kmでヘッドから
ノック音!、即スピードダウンでしばらくゆっくり走らせてアイドリングさせても音はしなかったので一安心。
直ぐスペクトロに交換してその後は何も無いのでエンジンは開けませんでしたが、
それ以来バルボリンは入れてませんね(笑。

そう言えば2度ほど転倒したのも最初の頃でしたね。
アクセルオンで曲がっていく感覚に気づき始め、調子に乗ってそこらでやってましたが
大きく回りこんで左に曲がる変形の交差点で調子こいてこけました。
タイヤもノーマルだったのでショルダーも無く、余計でした。
帰ってきて見てみたらサイドウォールの二重マルそりゃこけるよね(笑。

もう一回は環七の突き当たりで湾岸線に向かって左折、降り始めの雨と変わり際の
信号、絶妙なタイミングのオーバースピードで突っ込んでフロントから転倒。
シフトペダル粉砕、3速だったので帰ることができず、バイク屋の倅とバイスグリップもって
回収に行きました。

そう言えばフロントブレーキのあまりの効きの甘さに何度車に突っ込みそうになったことか。
それでリアブレーキの使い方を覚えましたね。

予断になりますが、4速フットペグは5速と違いメス型になっています。
2度転倒した結果、このペダルが転倒して倒れるとエンジンケースにくっついてスライダー
代わりになり、ケースにキズが付きません。
同じ理由で安っぽいシフトペグは、粉砕されシフターシャフトが曲がるのを防ぎます。

クラッチはホルダーが粉砕して、レバーは曲がらず先端が削れただけ。
ただブレーキ側だとレバーホルダーが折れるので、ちょっと痛いです(笑。
意外と転倒してもダメージが少ないですが、ハンドルマウントウィンカーだとハンドルが
曲がっときタンクドッ突くので、それは変えたほうがいいかもしれません。

バルコムの頃はクラッチホルダーは直ぐ来たものの、レバーは1月掛かりました。
部品はシステムの問題で子から親へ注文があがって、数がまとまってからオーダーが
出るため当時はものすごく掛かりましたね。
ネジなんかロットで来ちゃうし、10本まとめて買ったこともありました。
使ったのは2本でしたが。

当時のコーリンは現物を手にとって見ることができたため、こっちが勉強していけば
間違う事は無かったので、よく行きました。
上野もすっかり錆びれ、コーリンもなくなりましたが往時の賑やかさを知ってると
寂しい限りです。
アフターパーツは良く買いましたが、純正もアフターマーケットも高かったですね。

オイラの4速はリアサスのアンダーマウントに無理やりCCIのアンダースタッドをつけて
あのどうしようもない細目のナイロンストップナットを触らずに、袋ナットを外せば
サスが抜けるようになってますが、コーリンで2本で¥5000しました。
CVなんかはみんなが外してしまうので、¥500で売ってたのに(笑。
部品も当時から比べれば安く、手に入れやすくなりましたね。
CVのMJなんて¥2000だったし、純正スライドピストンは¥8000くらいしましたね。
まあ最近でも純正は高いですけど(笑。

吸気チューンのきっかけは以前も書きましたが、半チョークのまま高速に上がり
今日は何て調子がいいんだろうと、150kmで走っていて赤灯に気づきフルブレーキング
の最中両サイドを高速隊のパトカー4台に睨まれながら抜かれた日。
結局高速を下りて信号待ちでアイドリングしないのでチョークを引いてることに気づきました。
結局あの調子よさをもう一度で吸気セッティングが始まりました(笑。

インチネジは未だに捨てられず、軽く舐めたネジでも使えなくなったものでもネジ箱に持ってます。
とりあえず捨てたり売ったりせずに持ってるのは、直ぐに部品が供給されなかった頃の名残で
今では考えられないでしょうが、交換パーツの予備として後生大事に持ってるもんだから
うちの中はパーツだらけですね。
今はガレージに持って行きますが、以前は良く奥様に怒られました。
押入れが半分使えないって(笑。
いや~20年も883に乗ってるといろいろあるな~と改めて思います(笑。
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by jyai883 | 2008-03-29 22:31

4速883の20年7

さて、92‘からの10年間はほぼツーリングなのかセッティングなのかわからない時期でした。
工具を持ち歩かないオイラですが、ポケットには何時も予備プラグとレンチ、ケツには
マイナスドライバーを刺して走り回っている頃です。

買い物の仕方もプラグは箱買い、エアクリーナーガスケットはまとめ買いで、暇さえあれば
キャブをいじったり、スパトラのディスクを増やしたり。
只そのためだけに走り回っていた感があります。

当時はダイノジェットを使ったセッティングでしたが、結局キットに入っているMJでは
ベストが出ずに別注文したりもしてました。

ただ乗っていくとどうしても巡航時に濃い部分を消す事ができず、最終的にはダイノを
外す事になります。
その後純正ジェットでのセッティングとなりますが、番手で言っても部品が出ないので
年式と車種で探していたと思います。
ほぼビッグツイン用のものですね。

ただジェットは純正ですが、スライドバルブの加工やスプリングはダイノのままで
これはキャブのセッティングとレスポンスアップは違う問題であると理解できたためで、
ジェッティングそのままでレスポンスアップする事も可能です。

21世紀にはいると純正部品に対する興味が益々深まり、他車種のパーツを流用したりも
し始めます。
有名な話は1200Sのマフラーを883に付けると具合が良く、当時皆が外したマフラーを
安く手に入れたり、貰ったりして実験した結果はどのアフターマーケットマフラーより
調子が良い結果となりました。

そのせいかどうかは知りませんが02‘以降の883では98‘1200Sと同じ部番のサイレンサーが付けられています。

全く同じセッティングを施しているオイラの4速883と奥様の97‘ハガーですがまったく
違う走りをします。
キャブのいじりは基本的に一緒でジェッティングも一緒ですが、ガンガン回るのは
やはりオイラの883のが上ですが、エンジンの完成度はやはり後期五速の上で
回していっても怖くなりません。
ただ4速はぶっ壊れるんじゃねってくらい気持ちよく吹け上がってくれる感じは最高です。

オイラがレーシングキャブをあまり高く評価しないのは製品的な問題ではなく、使用する
ライダーの問題なのです。
当然FCRやHSRなどのスライドキャブはスパらしい性能を持っていると思います。
っがそれは上記したジェッティングとレスポンスは違う問題ということに起因しています。

元来全開加速と高回転時の性能アップにためにあるはずのレーシングキャブですが
公道ではカンペキなセッティングは不可能と言う他ありません。
恐らくベンチに乗せ、サーキットを走らせながらでしか、ベストは出せないと思います。
まあ自分の走りにあってればいいじゃんっ意見もあるでしょうが、
このレスポンスの良さがジェッティングを誤魔化してしまう事になったりします。

有名な瀬尾カメラマンの1200はノーマルマフラーでかつ独立管でセッティングしたため
フンづまりになり、ノーマルより5ps落ちていたにも関わらず、ノーマルより
良好としていたのはいい例でしょう。

オイラがやるならレスポンスは上がるのですから、ほんの少しノーマルより元気な
セッティングで充分なのではないかと考えます。
安心してどんな状況でも楽しめ、燃費もよく、レスポンスも良いなら文句ないでしょう。

それでもオイラ楽チンCVキャブを外す気はありませんが(笑。
ましてやオイラ達の加速ポンプなしの方が、セッティングも出しやすく、実はちょっと得した
気分なのです(笑。
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by jyai883 | 2008-03-27 23:28

御礼!

ブログでヨタ話を書き始めて丸3年。
恐らく今日でアクセス数が120000を超えます。
これを支えに更にヨタ話を書いていこうと思います(笑。

どうもありがとうございました。
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by jyai883 | 2008-03-27 05:47

4速883の20年6

4速883は85‘発表の86モデルから90‘までの90モデルまでの5年間の生産でした。
これは98‘から03までしか生産されなかった1200Sと同じですね。
しかしこの5年間で行われた改良箇所は多く、常に見直され常の改善されてきました。

86‘モデルが登場した翌年モデル87‘ではクロスミッションが組まれ、前後の1ポッドキャリパーも新型に変更されカムプロファイルも見直されています。

88‘ではそれまでのショベルから続く35Φフォークは39Φに変更され、
35Φのケーヒンバタフライキャブは加速ポンプ無しながらCVキャブに変更を受けます。

89‘では後期からCVキャブに加速ポンプが追加され、タンクグラフィックもショベルから続く
ロゴからデザインマークに変更されました。
一説にはフロントフォークにも手が入ったと聞きます。

最終年度の90‘ではリアフェンダーストラットのデザイン変更だけと思いきや、
ミッションギアの部番が変更された事から改良を受けた事が伺われます。

5速モデルの13年間に比べるとあまりに短期で変更がなされています。
これは丁度98‘から03‘に至る5年間の改良に匹敵する頻度であり、
奇しくもその5年間が過ぎると(4速時代から続く部品が新しい物に置き換えられると)新しいエンジンに変更されるのも同じでしたね。

4速が現行生産だった5年間は、レースのツインレースでもハーレーが活躍した時期であり、
つつましいながら第1次スポーツスターブームでした。
87‘までは玉数も少なく、納車1年待ちも当たり前、近藤さんやフリーダムの堀さんが
エボスポーツを使ってレーサーを作り、ドカティを追いかけ回す記事を読んでは、
興奮したものです。

95万から始まった価格も、89‘では円高や物品税撤廃もあって84万まで下がりました。
最終の90‘モデルでも新車価格は88万でした(しかしこの価格に3%の消費税が加算されるのです)。
ある意味この5年間はハーレーというオートバイの中のスポーツスターの存在が大きく変化
した時期かもしれません。
それまで準レーシングモデルとして存在したXR1000からの技術的フィードバックをベースとして開発されたエボスポーツは、最初から高いポテンシャルを持たされて登場したわけです。

その評価もレースで実証してくれたチューナーの方々の活躍によって、もたらされたもので
それまでのハーレー=遅いの観念は大きく変わり、スポーツスターは速いといわれるようになります。
まあ国産に比べれば400ccでさえ同様の馬力は稼ぎ出しますが、ず~と低い回転で
強力なトルクを発生するOHVエンジンの魅力を教えられましたね。

4速883の歴史を見れば、このたった5年間ですが、リアルタイムで見てきたオイラにとっては
ハーレーというバイクの評価が大きく変わったと同時に、スポーツスターフリークを
登場させたきっかけを作った時期でもあると思います。
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by jyai883 | 2008-03-26 20:45

4速883の20年5

オイラが20年目に一念発起してCRスタイルしてしまうまで、オイラの883は常にノーマル
スタイルを踏襲しました。
なぜならノーマルのスタイルが大好きだから(笑。

オイラにとってのスポーツスターは前後の丸いフェンダーに挟まれた大きなVツインエンジン。
その上に乗っかる小さなスモールピーナッツタンクとサドルシートが全てです。
そのスタイルは時にはモダンに、時にはクラシックに、時には土が似合い、時には街角が
似合う。
特別変わった形でもなく、タンクとシートとフェンダーが当たり前についているオートバイ
という言葉が良く似合うスタイルだと思います。

どのハーレーとも違うスタイルは、ある意味レーシングライクでさえあります。
このスタイルはXLとして4カムエンジンを積んで登場したモデルとは違うスタイルで
その後追加となったチューニングモデルCHのスタイルが踏襲され95‘まで続きました。

土の上を走る草レーサーそのままのスタイルは、どこか懐かしく魅力的です。
オイラがもっとも憧れるドラマの主人公ブロンソンが乗る赤いタンクのスポーツスターも
当然このスタイルで、テレビの中に見る小さなタンクのオートバイは、主人公を様々な
場所に連れて行きます。
ドラマの中のスポーツスターはハイウェイもダートも自由自在に走り回りオートバイの持つ
魅力を余すことなく見せつけます。

オイラにとってはお陰でハーレー=スポーツスターで=小さなタンクって図式が
できてしまっていました。
子供の頃オヤジの車の隣に乗って、偶然見つけた変わったバイク。
小さなタンク、小さなシート、そして幅広いハンドルの後姿。
それはブロンソンが乗っていた赤いタンクのバイクであり、
その姿はオイラのバイクをディーラーに取りに行って帰ってきたバイク屋の社長が、
店の前でUターンした瞬間、フラッシュバックしたあのバイクの姿でした。


では何故CRスタイルにしてしまったのかと言えば、もう一つの憧れだった黒いバイクだったからです。
自分のモチベーションを上げたくて、もう一度バイクに乗るためにどうしても必要でした。
お陰でまた4速883と過す時間が増え、バイクのある生活が戻って来ました。
だからといってノーマルのスポーツスタイルを嫌いになってしまったわけではありません。
それは当然のように今でも大好きです。
そして今でもオイラのそばにそのスタイルはあります。

奥様号はブロンソンのバイクに似せて作ったのですから、今では大好きなスタイル
両方とも手元にあるわけです(笑。
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by jyai883 | 2008-03-25 19:33

4速883の20年4

なんかダメダメなトコから書き出してしまいましたが、いいところがあるから
ずっと乗ってるわけで今日はそんな話(笑。

4速って言うからにはミッションギアは4段で、トップギアは4速なのですが、
ミッションは最大の弱点ですが、最大の特徴でもあると思います。
国産から比べればかなり、5速のスポーツスターから見ても1段のギア設定は
かなりロングで、ギア間のシフトアップはかなり長く感じるため、必然引っ張りながら
乗るほうがコンスタントにシフトできます。

1段のギアで走る速度域が長く、加速させる事が楽しいためついつい引っ張ってしまいます。
それまでは速度を上げるために変速はするもので、あまりギアの意味を考えませんでした。
ところがギア間の設定が長い4速883では、3速だと35kmからレッドゾーン140kmまで
使えますが、実際は60~110kmまでがベストフィールの領域になり、同じ速度で走れる
4速とは使用目的が異なります。

4速ではこの速度域はあまり回転数が上がらず、巡航したりするにはいいのですが、
レスポンスやパワーフィールはより回転数の高い3速のほうが、追い越しや加減速が多い
場面では有効です。
またギアの感覚が長いため、高速の加速などでは長めに引きながらしてゆく加速は、
このままず~とシフトアップしていたいと思えるほど快感です。
またギアの守備範囲も長いため、一定の速度域しか使えない状況では特定のギアに
入れたままオートマのように乗れてしまいます。

中低速コーナーが続く峠など流すだけなら3速に突っ込んで、アクセルワークで
走れてしまいます。
87‘からクロスミッションが組まれたとは言え、国産的常識から見ればギアの長い速度域を
使いながら、大股で走る感じはツーリングなどでは走りに変化をもたらしてくれるので、
飽きる事がありません。

一定速度域でオートマ楽チン走行するも良し、目いっぱい引っ張ってシフトしながら
加速で遊ぶも良し、それまでシフトが増えることはあっても減る事なんか
考えてもいませんでしたから、この大股で走るバイクで覚えてしまった、
トルクで加速し、クランクに乗って走るってこの感じは、
ビッグツインでも4速以上いらないと思えてしまいます。

このギアのお陰で、日常的な速度域内で大きな変化を走りにもたらしてくれる為、
オイラはこのバイクを20年手放す事が出来ずにいます。
ただ一つだけ困ったことがあって、一般道で普通に走る4輪の流れと速度域が合ってません(笑。
お願いだからもう少し出してくれれば3速使うか4速使うか迷わないのに!。
この速度域50~60kmの範囲は、巡航するには60km3速ではもう一ひねりしたいし、
50km4速ではもう1速落としたい。
こればっかりどうにもなりませんが、空いてる道で巡航したり加減速したりして、
泳ぐように走るとき、この4速の本領が発揮されます。

まあ都内では無理かな?(笑、危険なので無理やりやるのはやめましょう(笑。
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by jyai883 | 2008-03-24 20:17

4速883の20年3

今日は連続です。(笑

そしていよいよサスペンションです。
最初4速に乗ったときは面食らいました。
フロントはスコスコ、リアはガチガチ。
ただ硬いリアですが、腰はなくゆれだすと止まらず何時までたってもユラユラしてて
しまりが無い。

90‘当時に発売になったスポーツスターチューニング本は、今見ると間違いの記載も多く、
それが悪いというわけではなく、それだけハーレーの情報が少なく表に出てこなかったと
言う事です。

実際オイラがサスのセッティングを始めるのは92‘ごろだったと思います。
それまでは効かないパッドとエイボンのタイヤでそれほど飛ばすわけではなかったので
問題は無かったのですが、リアのゆれが嫌でイニシャルだけはいっぱいまで掛けていました。

正直問題になり始めたのは、ブレーキパッドにプレミアムを使うようになってからで
当然ブレーキ性能が上がると前後に大きくピッチングするようになり、折角のパッド交換も
使い切れません。
そんなですからコーナーリングも落ち着かないし、どうしたもんかいなと。

ともかくリアサスはもう腰が無く硬いだけなので、コニの7610に交換。
フロントは油量そのままで15番に交換しました。(実はタイプEは15番相当 笑)
それでも初期のオイル量はなぜか左右違いブレーキが付いてない方が少ないので、
適正なオイル量に入れたら少しはマシになりました。

リアはコニのままイニシャルとダンパーをクロスさせて何とかなりましたが
フロントはいぜんダメ、結局4速からレースに出ていた師匠となってくれた某メカニックに
360ccまでは何とか大丈夫、それ以上はエアロックするよと教えてもらい、
その後2インチダウンのハガーが正規で354ccまで入れることから、現在では
ドライで350ccで落ち着いています。
番手は15番、20番も同量入れたことがありますが、オイラは少々突っ張るのが
好みでは無かったので現在はタイプEと同じです。

フロントが適度に柔らかい方が、スポーツスターでは良く仕事をします。
レースのように走る高荷重の状態ではボトムしてしまいますが、普段の使い勝手は
良いと思います。
丁度ヨーロピアンスポーツが前後逆に走っているとオイラは表現しますが、
ブレーキも軸重のバランスもそんな感じで、柔らかいフロントがリアに追従するように
感じるスポーツスターでは、オイラはある程度フロントは良く動いた方が良いと考えます。

フロントのスプリングを変えたり、スライダー内にダンパーを入れたりするチューンもありますが、普段使いするオイラは、あまり必要では無かったですね。
もちろん高荷重な走り、レースやスポーツ走行では必要になるでしょう。

ともかく4速のサスは、よく言えばアメ車的、悪く言えばユラユラで落ち着きが無いと
あまり良い印象ではありませんでした。

しかし後年スポーツスターのサスペンションはどんどん改良され、02‘に乗ったら
別にこのままでもいいジャンって思えるほどになっていました。
フロントの内部も改善されているし、リアサスも外見は同じもののまったく別モンで
高年式なら全く問題ないでしょう。

でもスポーツスターって一つ変えると一つ答えが返ってくる面白さがあります。
何もバイクはしてくれませんが、こっちなりに動いてくれる面白さがあります。
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by jyai883 | 2008-03-23 21:24