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ハーレーの部品供給

オイラが乗り出した頃の代理店一括オーダーによる部品供給時代。
レバー1本1ヶ月待ちなんてこともありました。
日本に在庫があるか、各店舗がの在庫任せだった当時、国内にないととっても待たされた
時代でした。

HDJ以降部品の供給はグッと早くなり、在庫確認もオンライン上でできるようになり、
入庫時期もわかり易くなりました。

っがオイラ達以前のバルコムの車体は、その管理は本国任せなので、常にスムーズに
供給がなされるかどうかは今後難しくなるかもしれませんね。
でも膨大なストック部品を本社は抱えていますから、今のところそれほど心配はなさそうですし、OEMも手の入りやすくなりましたから、純正にこだわらなければ乗れなくなることは
ないでしょう。
ただ供給時間は多少かかるかもしれませんね。

4速なんかは店舗在庫があるディーラーはないでしょうし、共用部品はともかく専用部品は
今後時間もお金も掛かるようになるでしょう。
それでもXR1000に乗ってる方々に比べれば、まだまだいいかもしれません。
XR1000はBOTT出場のためホモロゲのために作られた車体で、生産は83‘84‘。
販売は85‘まで続けられました。

時期的には最終ショベルとほぼ同じ時期だし、ショベルの場合は廃番部品もありますが
比較的純正品は手に入りやすい環境にあります。
しかしXRは車両も特殊ですが、ストックパーツも本社に少なく専用部品の入手は
苦労すると聞きます。

エボの883‘が発表された86‘当時、XRのエンジン専用部品はかなりの数のストックが
本国あったみたいです。
ストックパーツの激減は翌年に起こる、あるプロジェクトによって始まり、瞬く間に消費されてしまいました。
生産されたエンジン数は50基。
ストックパーツからこれだけのエンジンが組まれれば、そりゃ在庫もはけちゃうわな(笑。

このプロジェクトを立ち上げたのは、彼のエリックおじさんで50基のXRエンジンは
初期生産のRR1000につまれたのはご存知の方も多いと思います。
87‘の初期生産後は、当時の現行エンジンだったエボに移行し、現行エンジンの供給だったのでストックそのものには大きく影響がないでしょうが、本国のXRパーツはこのため激減したと
聞いています。

生産終了後約20年、現行エンジンとは共通性もほとんどなくなってしまいましたから、
これから部品が再生産されるかは大きな疑問ですから、これからストックが枯れない事を
祈ります(笑。
でも恐らく創業以来生産台数に対する実働稼動率が最も高いといわれるハーレーですから、
どこかの誰かが部品を供給してくれると思いますし、何処からか手に入ると思います。
アメリカが無くならなければ(笑。
by jyai883 | 2008-08-24 21:58
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