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4速883にこだわる4。

当時88‘~92‘くらいですが、ほぼドノーマルの状態で乗っていました。
ともかくわからん事だらけで、そこを調べるに一生懸命。
とりあえず88‘の英語のマニュアルを手に入れ、92‘に日本語マニュアルをその後もう1冊
へインズのマニュアルを手に入れました。
そのほか構造的な基本知識のために和歌山氏のバイクメカニズムやバイク工学を読みふけり、何かとトライ&エラーの繰り返しでした。

スタイル的にはこの頃は3・25のビッグタンクに変えてある以外は、ちょこちょこシートが
変わるくらいで、キャブはノーマルのまま、マフラーだけが変わった時期ですね。
マフラーもノーマル→カーカーダウン→スーパートラップでいずれもキャブノーマルままでしたが意外と良く走りました。
さすがにプラグは7番でしたが、MJが#170だったお陰で、無調整の低速以外はスピードも
出てこの頃がもっとも純粋にバイクを楽しんでいる頃だと思います。

良くマフラーを変えたらキャブやらなければならないのか?と言う質問がありますが、
良く消音と排圧がかかるマフラーなら意外とそのままいけます。
何も無いドン空の直管やドラッグパイプは、さすがに大きく谷が出たりして問題にはなりますが、
よく考えられたマフラーなら過不足がないならしばらくそのまま乗っていてもオイラはいいと
思います。

慣れれば色々不満が出てくるでしょうから、いじるのはそれからでも遅くは無いでしょう。
オイラも結局は今まで書いてきた幾つかの事件があり、キャブチューンに進むのですが、
それまではこんなもんだろうと普通に乗っていたし、それより日常的なメンテの手順を
覚えるのに一生懸命だったためチューンやセッティングまで手が回りませんでした。

既にダイノジェットは日本に入ってきていましたが、パワージェットの類はまだ一般的では
無かったし、クソと言われたCVキャブは誰もセットアップチューンなんてしてなかったし、
いじれない代名詞で上野では外されたキャブが¥500~1000で売られていた時期ですから
情報なんて雑誌以外は皆無でしたね。

お手本にしていたスポーツスター長期インプレは既にメイキングレーサーになっていたし、
周りにも直接的なハーレー乗りがいなかったため、ほぼ独学に近い学習をしている最中でした。

その後チョーク事件やファッツの購入で一気に意識が変わり、キャブや足回りのセッティング
&試乗の繰り返しが始まりますが、この時は平和にバイクを楽しんでいました。
by jyai883 | 2008-06-04 22:58
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