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ドラッグバー

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これはうちのCRっぽいのフロント周りの写真で、ドラッグバーは以前のワイドドラッグです。
このハンドルは幅も80cmを超えていて、キャスターが寝て角度が付き、かつ大きな切れ角を
持つスポーツスターのフロント回りでもロックトウロックでもタンクに当たらないギリギリのドラッグバーハンドルです。

画像のハンドルは良く見ると例のポストの左右の高さ違いに気づく前でしたから、
わざと少しハンドルを左に寄せて逃げを大きくしている事が判ります。
現在はもう少し手前に引けたドラッグバーで、グリップ位置くらいにレバーがありますが、
タンクをギリギリまで下に下げているので、スイッチ類は一杯まできるとタンク上にきますが、
20mmほどのクリアランスを保っています。
同じ状態でアクセルワイヤーもタンクサイド20mmくらいまできます。

通常スポーツスターは2.25タンクでもドラッグバーはタンクにスイッチがついてしまいます。
当てないためにはストレートかセットバックで3インチ以上上げてやらないとクリアランスが
確保できません。
つまり不用意にハンドルを切るとタンクにキズをつけてしまいます。

オイラのタンクは上面でトップブリッジ下のステムポストと同じ位まで下がっていますが、
タンク幅を考えてもコレが一杯でしょう。
お陰でノーマルキャップのスピントップを飲み込むため、タンク裏背面と隙間が10mmほどしかなくガスの給油は気を使い流し込むようにゆっくり入れることになってしまいました。

まあココまでしないとドラッグバーはそのまま付けられない事になりますが、
以前からあるスポ用のXRやCRタンクをつける場合、やはりフレームのハンドルストッパーに
細工をしてステアリングの切れ角を減らしタンクにハンドルが当たらないようにします。

仮に立ちゴケや不意の転倒くらいでタンクにキズならともかく、ガッツリへこんでしまったら
悲しい事になるので、タンクとのクリアランスは気を使いトコロです。
XLCRは同じドラッグバーが付いていますが、フレームそのものの形状が違い、
ステムヘッドがより前方で高く、ハンドルは更に上についているので、もっと大きな純正
タンクでもクリアランスを保つ事ができます。
ひょっとするとハンドルストッパーにもXLHと違う加工がされているかもしれません。

オイラはこの大きな切れ角はどうしてもなくしたくなかったので、ココまでタンクを下げてもらいました。
仮にカウルを外し、ノーマル形状ハンドルに戻したとしても何も違和感無く走るでしょう。
当然ノーマルハンドルなら当たる事はありませんが、今度はカウルがスタイル的に合う
高さまで下げられないし、やっぱりドラッグバーは見た目カッコイイし、それを見た目だけに
したくなかったのが理由でしょう。

ヘッド周りの見た目を維持しながらドラッグバーをつけることは、ノーマルタンクでは難しく、
ノーマルタンクのままでは、ストッパーに加工が必要だし、
切れ角を保持するためにライザーでアップすると、見た目をスッキリさせるため、
メーター位置や、ヘッドライトのバランスいじらなければならず、出た結果はバーエンドで
ノーマルと大差ない高さまで上げなければならないのに気づきます。

ビッグツインなどは4インチのライザーでも右のフューエルキャップにアクセルワイヤーが
当たってしまいます。
特にセットバックでラバーマウントが生きている場合は、ライザーそのものがメーター
ダッシュに当たってしまうので、最低でも更に40mmほど上げなければなりません。

低くてカッコイイドラッグバーを低くてカッコイイままマウントするのは結構難しい事ですね。
by jyai883 | 2008-05-06 21:08
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