最後のリジットマウントスポーツター

最後期になる00~03のスポーツスターは完全な円熟期に入ります。
ハーレー人気もほぼ頂点に達し、スポーツスターも完成度の高い時期でした。
この頃足回りに最後の大きな改良が行われます。

~99‘まであまり良いとは言われなかった片押し1ポッドキャリパーが日本製ニッシンの対抗ピストンキャリパーに変更されました。
これによりストッピングパワーは飛躍的に上がり、走行時の安心感は高くなりました。

元来ハーレーのホイールのリム幅では対抗ピストンにする場合大きく制限がありましたが、
このキャリパーの為にリム幅が広げられ、ホイールのベアリングも現代的なシールベアリングに変更されます。

またこの頃より883には1200Sと同容量のサイレンサーが与えられたので、ノーマル排気
でのセッティング幅も広がり、883の評価上がりました(誰も気づかなかったけど)。
全体的にはシャーシに関しては、初期4速のエボスポーツの頃とは隔世の感があり、
少々のことでは微塵の不安も感じさせない程度に完成されます。
スポーツ走行前提で車体を手に入れるなら、玉数も多いこの頃のものがもっとも適して
いると考えます。

また同時にサスペンション設定も見直され、ノーマルの足回りも初期慣らしのオイル交換が
終われば十分機能するものなので、むやみに交換を考えなくても済みます。
フロントのスプリングなども等巻きの物から巻き幅の違う、プログレッシブなものが採用
されたのもこの頃からです。

ただやはり環境問題はこの頃から深刻化し始め、02‘の後期~のものは時期的にガス検
を受ける必要性が出てきたし、02‘~のもはメインジェットが落とされてきました。
また1200Sなどはエアクリーナーボックスに日本専用品を採用し、同時にエレメントも
専用が採用されます。
これは90s‘後期のものに交換すればそれだけで吸気が上がりますが、敢えて純正新品
を買うくらいなら、SEに交換してしまったほうが安く済みます。

03‘になるとそろそろ新型スポーツスターの噂も本格化してきた時期ですが、予想はビューエルベースだろうことは、容易に想像できたので駆け込み購入が増え、また同時に100‘thの
アニバーサリーイヤーでもあったので最も売れた時期でしょう。

最終の03‘でリジットマウントは終焉しますが、最後までケースのキャスティングの変更まで
行われていたのは驚きです、
00‘~の4年間では完成された域のスポーツスターが楽しめた、すばらしい期間だったと思います。
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by jyai883 | 2006-02-16 03:36
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