人気ブログランキング | 話題のタグを見る

うちのバイクのミッショントラブル

長い間ハーレーに乗っていると症状の軽重に関わらずミッショントラブルに
見まわれる事があります。

うちの2台は両方共軽微ではありましたがトラブルが出ました。
4速エボスポーツは発売当初よりショベル時代から変わらないミッション強度の問題が指摘されそれなりの覚悟と対策が喚起されていました。

オイラの89‘883はロッカーフォロァと言うシフトにクリックを与え、ニュートラを保持する
部品が折れました。
状態は突然ニュートラルが無くなります。
普通にシフトはできますが(脱落部品の状態による)帰宅後は再始動せず、そのままバイク屋
行きにしました。

これに関してはシフトの丁寧さや慎重さを言っても、シフト回数の多い日本では中々難しい問題ですが、ある程度気にかけてシフトする事で回避できることだと思います。
普通4速で言われるのは、ギアの破損、割れ、それに伴ったミッションロック、それに伴うメイン、カウンターシャフトの折損、最悪ケースの破損、大破などでした。

オイラが見た写真では一番ひどい物でドライブスプロケット側からカムケース端までごっそり
もって行かれているものあり、アメリカでも比較的ポピュラーなケースらしく強化対策をして
治してくれる専門のケースビルダーも存在します。

エボ以降ではこんなひどいケースはなかったと思っていましたが、知り合いのチーフメカに効いた所、86‘に1台だけケース交換に至ったものがあったそうですから、皆無ではなかったみたいです。
5速以降はここまでひどいことは起こりませんが、シフターリンケージ内のスプリング折れや
シフタードラムの緩み等が起こっている見たいなので、シフトが硬くなったり、ギアが抜けやすくなった物は要注意でしょう。

4速の場合は2~3速間のシフトに固さや違和感ではじめたら要注意ですが、その時点でバラシテも発見できない場合もあるので、変な話気をつけて壊すしかありません(笑。
オイル交換で改善される場合もありますが、Wクラッチをする様になれば決定的と言えるので
その頃が目安でしょう。

なおオイラと同じロッカーの交換時は同時期にシフターフォークのローラーも逝くので点検で
異常がなくても同時に交換した方が良いそうです。

ビッグツインではシフターのリターンスプリングが折れました。
最初はパ二くりましたが、足で戻せばクリックが残っているためシフトはできるので
何とかうちまで帰ってきました。
修理に出すと同時期のファットボーイが同じ状態で入ってきていました。
今思えば蹴返しがついているためシフトは全部ダウンでやるので、無理にシフトしていた
様です。
偶にバチンといれている事あったのが原因の様でほぼ10000kmで同様の症状が出ました。

最近は送り込むシフトを心がけクラッチの断続だけでは入りづらく固い場合は半クラで
送り込むように入れるようにしていらいは、折れません。
スポ同様丁寧なシフトを心がければ避けられるトラブルです。

思うのですがやはり使用環境の違いは大きく、日本のシフト頻度はアメリカとは比べ物にならないくらい多くかつ、過激なシフトワークは想定外なのでそれなりに節度と丁寧さが求められるでしょう。

最近のモデルではあまりミッショントラブルは聞きませんが、大きく機構が変更を受けてる話も聞かないので(ニュースポはハブダンパーが追加されましたが)使用節度は同じように守った方が良いかもしれませんね。
by jyai883 | 2005-12-01 11:15
<< プラグ熱価 ハーレーって何?。 >>