ここ3日ほど保育園児にもらった純粋培養の風邪をもらいぶっ倒れておりました(笑。
06‘モデルで新時代ラインナップが揃った感のあるハーレーダヴィッドソン。
80‘~90‘代のエボモーターに向かって集約されようとしていた時代と違い
エンジンも多様な展開を見せ、いよいよ次世代に向かっての革新が進んできました。
っがしかし懐かしがるわけではありませんが、エボの時代、全てが同じヘッドの
エンジンながらカムとストロークで多様な面を見せてくれたハーレーの技術と
センスも捨てがたいものがあります。
日本車のような同エンジンのスタイル違いのようなことは無く、その車体にあった
乗り味とパワー感を提供してくれました。
登場当時は「らしくない」と散々なフィーリング評価でしたが、今となってはやはりクラシックな
乗り味です。
あらゆる部分の強度向上が計られ、チューニング面では相当な可能性を見せつけてくれた
エンジンですがこれからのエンジンは初期設計である程度のパフォーマンスが決められてしまうでしょうからエボのような一見何でもありみたいな高い順応性は見られないかもしれません。
ただスクリーミンのカタログを見る限り、現在のエンジンもやり方は限られるかもしれませんが
高いパフォーマンスを発揮する余地は残されており、まだまだこのメーカーには
飽きさせてもらえないでしょう。
これからまた改めてうちにある本でもう1度エボエンジンを見直して見ようと思います。
何なんだろうと思いますが、ハーレー屋さんがこのエンジンから離れられなくなる気持が
わかるような気がします。
デザインや数値などの計測を通して技術者の顔が見えるような、そんな感覚を覚えます。
全てがうまくいき快調に走る時、作り出した人のサムアップが見えるような、
そんなバイクではないでしょうか。