そしてオイラはスポーツスター 10

4速スポーツスター883取り扱いマニュアル

冷間時始動
初期型CVは加速ポンプがついていませんが、始動にもちょいと注意が必要です。
まずチョークノブをいっぱいに引き、このときグリップのアクセルストップスクリューも
締めておきます。
初期型CVのチョーク「バイスターター」は非常に高い濃度のガスを、大量に供給するため
引きっぱなしは禁物です。
フルチョークで始動後、せいぜい20秒くらいで半分の位置まで戻し、アクセルを開け
ハイスローで暖機を開始します。
フルチョークで放置すると3分ほどでプラグデッドになります。
夏場はチョークを戻してスロットルのみで暖気します。

そのまま1~2分回せばチョーク戻しても回転数は変わらない状態になり、
そのままスロットルで暖気を1~2分すれば走れる状態になります。
この始動でチョークの引きすぎが必ず失敗のもとになりますが、
国産のようにチョークを引き続けても回転が上がることはないので要注意ですし、
チョークを引き続けなければ走れない状態であれば、プラグはすでに真っ黒だと思われます。
この辺はキャブセッティングも大きくかかわっていますが、ノーマルキャブセッティングの場合は、
それぞれの時間が倍くらいになるかもしれません。
また薄いセッティングのノーマルの場合は、プラグも7番相当なのでかぶりやすくなります。
セッティングを施した場合は、オイラは6番に上げますが、特に高速域でも問題はありません。

さて実際に走ってみます。
ギアの間隔が大きいため、大股な走りになりますが、4速の場合はシフターに弱点があるため、
あまり頻度の高いシフトチェンジはお勧めしませんし、送り込みに意識が必要なシフトなので
この辺は丁寧さを要求されると思います。
どんな感じかと言われると、普通乗用車にトラックのミッションがついてるみたいです(笑。
シフトで走るより、ギアを選んで走る感覚が必要でしょう。
平たん部ではそれほど気を使いませんが、峠などに行くとギア選択は重要になります。
いっぱいまでエンブレとブレーキで減速、ちょいと逆モーションできっかけを与え、向きが変われば
シフトダウンしてゆっくりクラッチをつないで立ち上がる2ストみたいな乗り方になります。
これが1200ならもっと余裕があり楽ですが、883は非力ゆえこんな感じになります。

また大股なギアを楽しむためには、シフトタイミングも重要でちょうどシフトタイミング来る頃が
エンジンのベストフィールに達するので、ここでシフトするかそのまま引っ張るかは、
その時の状況次第になりますが、この楽しい間隔を覚えてしまうとついつい引っ張ってしまいます。
例えば3速は40kmほどで入り、シフトタイミングは60kmほどで来ますが、
ここから100kmまでは3速のベストフィールになるため、120kmくらいまでなら、
3速のままオートマ走行しても楽しいでしょう。
実際この速度域内にある首都高などでは、3速走行で水を得た魚のように走り回ります。

ブレーキングはやはりリア重視であり、フロントは補助的に考えた方がいいでしょう。
よくWディスクにしたりして制動力を上げたりしますが、そうなると当然サスペンションの
バランシングも視野に入ってきますし、オイラは意外にこのふにゃふにゃなサスペンションバランスが
走りやすいので、あまり気を使いません。
まあパッドくらいは変えた方が安心できますけどね。

文にしてしまうと面倒くさい限りですが、一連の動作の中にあることなので、
慣れてしまえばどうということはありません。
ただ左足だけはシフトを繰るときに注意深く動かしていることは事実です。
それほど壊れやすいわけではありませんが、誤った操作が壊してしまう原因に
なるのも事実で、2~3間、3~4間でシフトが渋い場合はトラブルの前兆の場合もあります。

でも今ではない感覚を持つこの883スポーツスターを、ずっと愛してきました。
奥様よりも長い時間(笑。

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by jyai883 | 2016-02-17 11:17
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