ここで予告通りCRJ883のことを書こうとおもいましたが、
良く考えてみると、もう散々書き尽くしてること、そして文章では
伝えきれないこと、そして何よりオイラしかこの最終型に乗ったことがない事で、
きっと真実は伝わらないと思いやめました。
この世に一台しか存在しないオイラのバイクは、跨ってもらい、見てもらい、
のってもらわなければ、理解してもらえない、オイラの哲学です。
CRにあこがれながらも、スポーツスターを愛し続け、形としてCRとしながらも
結局理想のスポーツスターを追い求めてここまでこれたことは、
すごく幸せな事でした。
このまるで大きなスーパーカブのようなバイクに出会い、乗りて次第の意識で
走り回れる不思議なバイクは、その深淵なる魅力をその奥底秘めながら、
何の変哲もない振りをして佇むこのバイクの魅力に、30年近くも取り憑かれてきました。
このバイクはオイラの人生そのものだったかもしれません。
ままにならない人生の中で、ただ一つ自分の意志で理想を追い求めることが出来た存在でした。
車検も取りました。
もういつでも走れます。