スポーツスターは永遠かな?。2

さて、スポーツスターの良いことを書こうとすると、
相変わらず悪口になってしまいます(笑。

最近思うオイラが感じたスポーツスターらしさとは、
やはりバイクに乗る上での、ライダーの主体性でしょう。

走る、曲がる、止まる、このあたりの動作において
スポーツスターは何もしてくれません。
言い方を変えれば、バイクに乗る上での補完的数値を
何も与えられていないとも言えます。
この点国産バイクなどは、非常に良く出来ていて走行中の挙動や
コーナーリングの姿勢、停止時の安定など、
ただバイクなりに走らせただけでも、相当速く走れることは
周知の事実でしょう。

またスポーツスターの速度域も、国産スポーツバイクより
低いところにあり、一般的な公道の速度域以上では、
不満が募るところですが、これをステレオ的なパーツ交換
だけで解消しようとすると、どんどん乗りにくくなるのも事実です。

基本的にはどのバイクでもライダーの主体性は要求されますが、
スポーツスターは特にこれが強く、バイクに乗って操り、走っていると言う
実感を強く感じる事ができるように思います。
つまりライダー個人の主観が強く反映されるため、当然その走りも
違うことから、国産車種ではありえないほどの異なったカスタムが
施されてきました。

当たり前のように、わかったつもりでいるバイクの機能、
走る、曲がる、止まる行為にしても、そこに意識がないと
うまくいかないし、一つでもバランスを欠けば、楽しく走れない
事実をライダーにつきつけてくれるバイクが、オイラにとっての
スポーツスターのイメージです。

ではライダーの主体性とはなんでしょう?。

どのように走るか?、どのように曲がるか?、どのように止まるか?。
普段ならバイク乗っていて、無意識に行っている行為ですが、
それは国産バイクに乗っているがこそ。
ちょっと古いスポーツスターなどは、どれひとつとして無意識には
いられませんでした。
ちゃんとスロットルを開けられなければ、そのエンジン特性を引き出せないし、
意識的なブレーキングを心がけなければ、止まることもできない。
きっかけを与えなければ、蛇角がつかず、曲がることもできない。
やがて慣れてくれば、当たり前のことになってきますが、
ノーマルはそんな感じでした。
そこで不満を解消しようと次々とパーツを変えてみると、
バランスを崩してどんどん乗りにくいものになってしまう。
自分の走り方をちゃんと理解していないと、欲しい部分に反映できず、
崩れたバランスは、ノーマルより遅くなってしまうこともありました。
高いお金をかけて、乗れないバイクが出来上がってしまったりもしたわけです。

この辺も乗り手側に完全に依存しているバイクだと言えるでしょう。

ただし一度自分にマッチングしてしてしまえば、こんな楽しいバイクもありません。
まさに自分の足のように風を切り地面を蹴立てて走れます。
そんなフィーリングを一度でも味わえば、このバイクは手放せなくなります。

オイラはノーマルバランスを崩さない程度に、ほんのちょっと速く走れ、
ほんのちょっと楽に止まれるようにしたところに楽しみを見出しました。
ただ今のスポーツスターは大きくカスタム傾向の強いものになってしまい、
楽に走れるでしょうが、以前より良い意味でのクセもなくなったような気がします。
良いか悪いかは評価しませんが、ちょっと残念に思う部分です。

それより最近は他メーカーの中にそのようなバイクを見ることがあり、
少し嬉しく思います。
最初からある程度の装備を持っているので、スポーツスターほどいじる必要は
ないですが(笑、自分の思うように走れそうなバイクが出てきていることは
好ましいことだと思います。

オイラは自分の生息域にあったバイクとしてスポーツスターを弄りました。
200kmなどという速度域とは無縁ですが、普通にどこで乗っても楽しいバイクです。
そんなバイクが増えることはいいことですが、ハーレーダヴィッドソンが持ち続けた
レーシングな部分が消えていくことは残念に思います。
あの独特の走りに、オイラは魅了されているからです。

でもな~乗れてないと「下手くそ!!」と言われてしまうバイクですけどね(笑。

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by jyai883 | 2015-09-02 18:53
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