いくら考えても尽きることのない883スポーツスターの謎

まあコレは今まで散々考え、散々書いてきたことの繰り返しなのですが・・・・。

やっぱりよく解からないバイクなスポーツスター(笑。

‘89のマニュアルスペックだけで言えば、883で55ps、7.59kgf。
後軸だと48ps、5.8kgf程度。

900ccクラスなのにどんなバイクだよってくらいスペックは低い。
今のラバーマウントならもう少し違うでしょうが、エボエンジンのスポーツスターはこんなもん。
883はこの非力さゆえ、軒並みボアアップされてしまったと言われたスポーツスターですが、
付き合いが広がっていくと、883のままでいる方はかなりおられます。
中には1200から883なんてかたも結構いるし、ぐるっと回って結局883って方もおられます。

オイラにとって1200は、どんなものでもスポーツスターとしてはSPエンジンですから、
今回は語りませんが、883ってスポーツスターがいつまで経っても残っていることの意味をいつも
知りたいと思っています。

さすがにノーマルの状態では、おっとりダルなバイクですが、ちょいといじって、エンジンのお望み通りに
してやると、「おっ!」って速さがあります。

これはメーター上の数値でもなく、最高速でもないのですが、乗っててどこの速度域でも、
パッと開けたときに感じるあのスピード感は、他のどのバイクにもないものでした。

いつも走る土手道のS字の立ち上がりの80km。
ここを同じ速度でZZRで走ったら、2速鼻歌ちっとも速くありませんが、
同じように883で走ると3速でベストフィールで豪快に立ち上がる。
スピードメーターは同じ速度なのに、なんでこんなに感じ方が違うんだろうと思う。

単純にのろいわけでもないし、だからと言って、スピード感が凄いわけでもない。
ただ面白いのは、ちょっとだけ「その気にさせてくれる」ところがいいのかもしれません。

国産バイクのように、凄く親切ではありません。
走るための動作、曲がるための動作、止まるための動作を確実の行う必要があります。
この一つ一つの工程が、「その気にさせて」くれるのかもしれません。

この操る楽しさと感じる速さは一体なのかもしれません。

鈍いバイクは面白くありませんし、遅いバイクは楽しくありません。
でもスポーツスターは、流していても、飛ばしていても、止まっていても楽しいと思います。
こんな感じ方をしているのは、オイラだけかもしれません。

でもオイラは883に乗っていて、そのように感じているのです。

ビッグツインやフルチューンスポーツスターのように、強大なトルクや暴力的なスピード感はありませんが、
自分自身が軽く地面を蹴立てて走る感覚は、883が持ってる感覚だし、どの速度域でも感じられ、
これもまた楽しい感覚だと思いますが、これがどこから来ているかはまた解からない(笑。

ずっと乗ってて思うのは、バイクとは人の五感を全て使って乗る乗り物だと思っていますが、
スポーツスターはこの五感の全てを刺激してくれる乗り物なのでしょう。
それが公道上での一般的な速度域にあるのですから、やめられませんね。
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by jyai883 | 2013-09-13 21:41
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