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ハーレーのらしさって?

さて前回の疑問吸排気のバランスを試すためにキャブのインテークに883で失敗した38パイ相当のファンネルを装着して実走してみました。
前説のとおりエキゾーストシステムを純正に交換後バランスをくずし、吸気側が薄くなりセッティング
を濃いめにするも今ひとつでした。

あえて吸気に現状で制限をかけるのは本末転倒ですが、それで結果が見えれば今後の吸気側のいじり方もはっきりするはずです。
吸気側のモデファイでは爆発が勝ってる感がつよく、ドンっと出ていきますが、オイラが持ってるビッグツインのイメージ「クランクに乗って走る」感が薄れていたように思えていました、これは排気がともなっても同じでかえってマフラーだけそこそこのモノに変えただけの方がパワー的には物足りないがイメージには近かった様に思います。

そこで実験です。
実走行ではキャブは自分なりにセッティングは出てる状態なのでリセットなしです。
低速側の安定をさせるために管長をのばすためスペーサーを入れてあります。
今回は一般道のみ日常速度域のみですが、その結果は・・・!。

オイラが持っていた答え、「小さめのキャブに濃いめのガスで吸排気に適切な抵抗」があたりのようでテイストたっぷりにクランクに乗ってタッタカタッタカ走ります(笑。
加速、トルクはセッティング通りで落ち込まないし、それでいて巡航時はご機嫌なテイストで
まさに「らしく」走ってくれました。

今後はこの検証とテイストアップするためにダイノジェットキットの改良も含め答えを求めていきます。
これはあくまでノーマルエンジンによる、純正排気システムの場合においてですがパワーアップよりもテイストアップを望むならこの方法が使えそうです。
それでもノーマル状態よりもずっとパワフルに走ります。

しかしここまでくると、やはりスポーツスターとビッグツインは違うものなんだな~と実感
していますね。
エンジンが欲しがる吸排気のバランスによってまるで乗り味が変わってしまいます。
純正ノーマルを突き詰めていくと、オイラ達はハーレー開発陣の手のひらの中でもてあそばれる孫悟空の心境です。
トータルバランスを考えていじっていくとノーマルの持つバランスが如何に優れているか
思い知らされます、そこに自分の好みを入れていくのもまた楽しみなのですが(笑。
そして今後の予測としてビッグツインでは吸気口径と吸気管長がツボかもしれない。
小さく、長く、濃く(笑。
by jyai883 | 2005-06-11 10:32
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