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オイラとスポーツスター 1

先月はサボりまくり気がつけば新年度・・・。

では新たにオイラ視点のスポーツスターライフを書いて見ましょう。

まずスポーツスターに乗らなければ、オイラはバイクのことを深く探求し、実際に手を出すことは
無かったでしょう。
オイラの場合、専門店ではないところで、業販で車体を入れてもらい、
スポーツスターライフが始まりました。
まあオイラが乗り始めた‘88当時、それほど珍しいことではありませんでした。
今みたいに外車は日本法人がなく、輸入会社の正規販売店があるだけで、入手も正規店。
つまり外車販売店以外では、普通の買い方でしたね。
なのでオイラの883も正規販売店からの業販車体です。

一応クレームやリコールなどの連絡もあり、部品も供給され、アクセサリーパーツなども
普通に取れましたが、整備情報については情報も乏しく、メンテ用の純正部品もロット買いだったり
しましたから、今よりは状況は難しかったですね。
ましてや自分が買った外車屋さん以外は、一見さんお断り状態のところもあり、
ただでさえ敷居の高い外車屋さんには足が遠のきましたね。

それでも数少ない町のハーレー屋さんやショップさんでは、以外と親切にしていただき、
ネジ1本探してネジ箱漁りをさせてもらったり、プラグだけ買っても、全然違うちょっとしたコツなども
教えてもらったり、特殊なハーレーのフレンドリーな面も垣間見せてもらいました。

もっとも簡単なメンテやオイル交換程度はしていましたが、いざハーレーを手にいれると、
分からないことばかり。
大体ドライブチェーン一つ引っ張るのにも、メモリもなければ、左右のネジの長さも違う。
ましてやドリブンスプロケットティースが530の駒の間で左右に振れる。
コレだけでも何じゃコリャです。
ましてやプライマリーチェーンとは何ぞや?。
ミッション別体で、オイルは専用って何?。
誰も教えてくれませんから、言われた通りにやるだけで、それが正しいのか間違いなのか
分かりませんでしたね。

まあそれじゃいけないと、何とか‘88モデルの英語マニュアルを手に入れ読み始めます。
実際に日本語マニュアルが出るのは、‘91頃ですが、マニュアルはマニュアル。
事細かいコツ的な記載はありませんから、その辺に詳しいへインズのマニュアルも手に入れ、
あ~でもこ~でもいじり始めるのは、‘92頃からでしたね。

兎にも角にも最初はインチ工具を買い揃えるところから始まり、片口、コンビ、メガネ、1/2ソケット、
ヘックス、トルクス、そう大したことをやるわけでも無くても、これくらいは要ります。
そのうち作業の怖さから、ソケットヘックスやトルクスを買い足したり、
グリス類をそろえたり、90年代になると日本法人のディーラー化で、単品で純正部品の購入が
しやすくなって、ストックパーツも増え始めます。

もうこの頃はブレーキやキャブくらいは、しょっちゅういじっていたので、
何かするたびに丸イスに座り、バイクの傍らにかがみこんでいましたね(笑。
整備情報に関しては、マニュアルや雑誌がほとんどだったし、ともかく周りに乗ってるやつはいないし、
そもそもツーリング行っても全然会わないし、カスタムショップに出入りしようにも、
オイラそのものがそれ以前の状態でしたから、何かこの頃はしょっちゅうオイル交換してたし、
分からないパーツは、実際につけては外し状態だったし、パーツの入手は、上野のコーリンで
実際に見てから買ったり、使えそうな国産部品の選定を、パーツリストでにらめっこしてたり、
何でバイク乗るのにこんなに頭使ったり、工夫したりしなければいけないんだろうと思いましたね。

でも時折垣間見せる、イメージ中の「ハーレー」とは違う「スポーツ」の断片がオイラをつかんで
放しません。
その姿をオイラに見せてくれるのは、90年代半ばですが、それまでもスポーツスターは、
オイラのハートを掴んで放さない存在になりつつありました。

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by jyai883 | 2013-04-02 20:01
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