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ん~今日も雨

ここのところ、公休のたびに雨です(笑。

最近はちょっとバイクブログに飽きているので、戦車話(笑。

怪獣映画を見ていると自衛隊の戦車の変換が垣間見えます。
最初の頃はアメリカ製M4A3E8シャーマン別名イージー8
第二次世界大戦を通じて開発が進められたアメリカの主力戦車。
イージー8は最終型に属します。
特別優秀ではありませんでしたが、汎用性も高く扱いやすく、作りやすいのが特徴。
もっとも当時ソ連のT54、55の登場で、M47、48シリーズにその座を譲ります。
朝鮮戦争の頃は、前面にシャークマウスやトラの絵が書かれたものもありましたね。

派生形も多く、貰いモノに魔改造を施すイギリス軍では、長砲身をつんだファイヤーフライ(蛍かよ)や
イスラエルのシャーマン車体に無理やり105mm砲を積んだスーパーシャーマンなんてのもあります。
ラドンなんかに出てきます。

次は軽戦車M24。
輸送がしやすく、小型軽量で、速度もあるので、自衛隊も採用。
ただ威力的には主力戦車の補助的な発想なので、軽戦車と言うジャンルは消えてしまいました。
50年代の怪獣映画では比較的登場が多いものですね。

次は初の国産主力戦車、61式中戦車。
これは非常によく怪獣映画に出てきます。
鋳造の丸型砲塔と90mm砲先端のT型マズルブレーキも特徴。
映画的には角川がレプリカをつくり、戦国自衛隊やぼくらの7日間戦争にも登場。
レプリカを作った理由は、自衛隊が貸してくれなかったから。
開発当時の90mm砲装備の戦車、M47.48シリーズが、日本の道路事情では大きすぎたために
国産化に踏み切りましたが、エンジンは伝統の空冷2サイクルエンジン。
実力は未知数ですが、世界の第1線主力戦車よりは見劣りしましたね。
もっとも対怪獣迎撃には大活躍です。

次は74式主力戦車。
現在暫時転換中ですが、今でも使用されている主力戦車です。
雲仙普賢岳や福島原発事故などの災害出動したことでも有名。
当時の世界レベルの105mm砲をと光学照準器を装備し、自動追尾で1度照準された標的に対し、
いかなる姿勢でも砲が追従するシステムはこのときからです。
姿勢制御可能な、油圧サスペンションもこの頃からですが、砲塔などは物理的防御に対し、
従来の思想が用いられたため、対弾径始が重視され、低く丸い形状の砲塔が採用され、
装甲なども厚く、NBC兵器にも対処されているため、環境防御に強く、
雲仙や福島に派遣されましたね。

現行の主力はまだ実は74式ですが、北海道と本州一部には、世界一線級の90式が配備されています。
登場前はMBT88とか呼ばれていましたが、当時噂が先行し、どんなもんだろうと話題になりました。
大方の意見では、ドイツのレオパルド2のデッドコピー的なスタイルだろうと言われ、
出たらその通りだったので、笑ってしまいましたが、最新式の装備と能力は、
西側最強とも言われます。
特徴は非常に平面的でかつ直角的な角ばったシルエットを持つことで、コレで大丈夫か?と思えますが、
最新式の多重装甲を有し、機動力、攻撃力ともバランスの取れた戦車ですが、少し大型なため、
本州での使用は制限が掛かることも考えられます。
それでも世界レベルの戦車であることは間違いありません。
自衛隊も無茶な実験をするのですが、0距離射撃で、実際に90を90の主砲で打ったそうですが、
弾は貫通できなかったそうですね。
近年の怪獣映画では、こちらが実写の映像と共に登場します。
特に平成ガメラシリーズでは、その勇姿を見ることができます。

さて74式の後継として現在は10式(ヒトマル)が配備され始めています。
車体は90式より小型ですが、交換可能なモジュール装甲を装備。
今までの冷戦下に想定された対戦車線戦より、市街地などのゲリラ テロ対策も加味され、
非常にコンパクトですが機動力は高く、動画を見た海外の方から、
「日本は戦車もドリフトできるのか!」と大反響です(笑。
最近は怪獣映画もありませんから、まだ登場しませんが、来年はアメリカでゴジラが復活するらしいし、
新たな怪獣シリーズが製作されれば登場するでしょうね。

逆の場合もありますね。
怪獣映画を見ていると、多くの筒を束ねたロケット砲が良く出てきましたが、
実は自衛隊の装備としては、長い間ありませんでしたが、現在では多連装ロケット弾として、
配備されています。

さすがに映画のようにAサイクルビームや殺人光線などの、ビーム兵器はありませんが、
この辺は無用なので、開発されることはないだろうと思っていましたが、
アメリカは真剣に対ICBM用などのために開発しています。




by jyai883 | 2012-11-26 19:58
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