人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ハーレーのホイールイメージ

オイラにとってハーレーのホイールは、フロントで19、21、16inの3種類、
リアに至っては16inの1種類しかイメージにありません。
19、16のスポーツスター。
19、16のFXビッグツイン。
21、16のFXビッグツイン。
16、16のFLビッグツイン。

しかし実際に乗ってみると、その重さ以外は皆同じように乗れてしまうものでした。
フレームもエンジンも、重さもホイールベースの長さも、当然タイヤサイズも、
ホイールサイズも違うのに、皆一様に同じように乗れてしまいました。
21inのチョッパースタイルであっても同じなのです。

オイラにとってコレは酷く不思議なことでしたね。
ここまで違えば、国産だったら全く違う操安性になって当たり前ですが、
ハーレーでは逆に異なったサイズのホイールを履きながら、異なった数値により、
一様にニュートラルな癖の無いハンドリングになっていることが、驚きでした。

以前スポーツスターの乗り方で戸惑った時、ビッグツインにのって見方が変わったと
書いたことがありますが、スポーツスターに比べ、乗りやすさだけなら、
ビッグツインそれもFL系の方が上と、今でも思っています。

与えられたコンセプトにより、確かにその走りに違いはありますが、
根本的な部分は皆同じなのは驚きですね。

今の多彩なラインナップが以前と同じような、共通性を持っていればよいのですが、
ホイールサイズが異なるように、乗り味も変わってしまっていたら、ちょっと残念に思うでしょうね。

スポーツスターに乗っても、ローライダーに乗っても、同じように乗れてしまうからこそ、
そのエンジンの違いや、異なるコンセプトが際立ったように思います。
スポーツスターとファットボーイなど全く異なったコンセプト、フレームからエンジン、
何から何まで違うのに、その根本的扱いやすさやハーレーらしい走りは共通に
感じました。

ハーレーダヴィッドソンと言うバイクの走りは、全てのモデルに同じように感じられるものでしたから、
スタイルで選んで乗り換えても、自分の走り方の変化に合わせて乗り換えても、
安心できるものだったと思います。

以前からハーレーの部品の共用性は、日本では驚きですが、同じ部品を使いながら、
全く違うバイクを作り出してしまうことも驚きでした。

全く違うコンセプトのFLとXL。
それを合体させてしまったFX。
フレームで先祖がえりを果たしたソフテイル。

それでもそれぞれの個性を保ちながら、同じように走れてしまう。
逆にコレは同じような走りの中に、エンジンの違いやコンセプトの違いを際立たせる、
非常に凝った作りこみだったように思います。

翻って、現在のハーレーダヴィッドソンは、多彩なデザインで、そのラインナップを飾っています。
その走りはどうなんでしょう?。

ここ10年は試乗等をしたことがないので、現在のハーレーは解かりかねますし、
視覚的な想像だけで話をしたくもありません。
ましてや現在のモデルに不満を持っているわけでもありませんが、
あの時と同じように、今もそうあって欲しいと思っているだけなのです。

そのエンジンフィールがより洗練されたものになっていることは、垣間見たことがあります。
ツーリングモデルがより発展していることもよく分かるし、FXモデルのカスタム化は、
多彩でデザイン性の高いものでしょう。

しかし乗ったときの安心感が、あの時のままであって欲しい。

ただの文句いいではありませんが、半分ジジイに足を突っ込んだオッサンの戯言でございます。
そうじゃなかったらハーレーである意味がないではないですか。
オイラの中のハーレーダヴィッドソンは、どの時代も普遍なのですから(笑。
by jyai883 | 2012-06-24 18:52
<< ダンロップみ~つけた 今日は・・・休み >>