この5月のゴールデンウィーク中、X1号さんが分解したミッションを整備組み立てし、
ミクシィの日記に上げてきたので、ここに転載させていただきます。
まずコレはシフターの分解図ですが、全てはここから始まるはずでしたが、
その前に、トラぶっていたトラップドアのスクリューのリコイルから始まります。
青文字はご本人のコメントです
長らく放置プレイでしたが組立て編に突入です。
まずアクセスカバーの取り付けボルトの雌ネジの修正です。リコイルで補修します。
ボルトサイズはUNC5/16-18です。
8.3mmドリルで下穴を開けます。
アルミニウムと相談しながら真っ直ぐあけます。
次にリコイルキットに付属しているタップを立てますがココで問題発生。
スタッドボルトが邪魔でハンドルが回せません。
専用の延長シャフトを持ってないのでドリルチャックで延長します。
タップをたてて次にリコイルを入れます。
キュウ・・キュウ・・という感じでねじ込んでいきます。
面より僅か奥まで入れます。
次に専用工具で奥のタング折り取ります。(すぐ折れるようになってます)
折れたタングはエアで吹き飛ばします。
ボルトを入れてみて確認します。
で、一応アクセスカバーを仮付けしてみます。
OKです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ハーレー専門のメカニックの方々なら、何も問題なく作業は進むのでしょうが、
ここにコレが入らない、ここにコレがつけられないは個人整備では良くあることですが、
X1号さんは、あっさりその場のアイディアで克服していきます。
彼も畑違いではありますが、メカニックであることは変わりないので、その辺は心得たものですね。
順番さえ間違わなければ、ほとんど難なくついてしまう、精度の高い国産部品とは違うし、
ましてや誤った部品を使用され、ダメになってしまった部分のリカバリーから始めなければ
いけないことは、ご苦労なことですが、見ているオイラにとっては、とても勉強になります。
ここから一気に続きます。