っといっても部品お話ではなく、ビッグツインのエンジンです。
オイラはよく‘91までのエンジンを前期型の最終と考え、後期のヘッドブリーザーエンジンを‘93から
と言います。
そう‘92が飛ぶんですよね。
実はこれには理由があって、それまでオイルエレメントマウントがケース別体でしたが、‘92からケースに
取り付けられました。
簡単に言うとエンジンのキャスティングそのものが‘93から使用されるヘッドブリーザーの後期エボと
同じものになります。
しかしいかなる理由からかヘッドブリーザー化は翌年に見送られ、エンジンキャスティングを変更したまま、
クランクブリーザーで発売されました。
お陰でカタログには変なオプションが存在することになります。
エアクリーナーマウントボルトは、ヘッドブリーザー用と同じ径なので太くなっていましたが、
従来のオプションクリーナーは一切使用不可になってしまいます。
そこでWナットでカシメる専用のインサートがありましたね。
これを入れればそれまでも物がすべて使用できます。
まあ今ならヘッドブリーザー用をそのまま使用してしまえば良いので問題ありませんが、
‘92当時は、在来品が使用できなければ、全くいじれないことになってしますね。
もっともエレメントマウントがケース一体になったので、ロングエレメントが使用できるようになったのも、
‘92からですね。
まあ翌年が90thアニバーサリーだったので、敢えて遅らせたという噂もありましたが。
実は間に合わなかったって噂もあり、どちらもハーレーらしい噂でしたね。