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古い部品

CRJのことも書こうかと思ったのですが、あまりにたくさん書いてしまっているので今更な感じで、
それなら今まで使った、古い部品と新しい部品の整合性みたいな物を書こうかと思います。

オイラの4速の車体周りを良く見ると、ドコにもつながらない黒いリード線が接続されている場所があります。
これはほとんどがグランドアース、つまりボディーにアースされて導通を取っているためで、
接点カプラなどにはほとんどアース線が存在しません。
‘01まで使用されたおミカンウィンカーですが、4速の頃は導線が1本でした。
90年代の中ごろだと思いますが、ハンドルマウントなどの作動改善のために紫色のアース線が
追加されますが、構造的に電球ソケットに直接半田付けされてるだけなので、導通が取れていれば
カットしても使用できます。
ハンドル部分の導通は塗装ハンドルなどを使うと導通が難しかったり、マウントの緩みでウィンカー使用時に
ショートしたすることがあるための措置だったと思いますが、この辺の気をつければ、どの年式でも
導通確認出来れば使用可能ですが、トラブル、つまるショートによりブレーカー落ちなどがある場合は、
ウィンカー直接でなくても、導通スルボディー部分からアース線を増設して近くまで引いたほうが、
いいと思います。
‘98以降はすべての回路がヒューズになりましたから、導通接続は確実なものにならないと走れませんから
気をつけた方がいいでしょうね。
これは1本リードの社外ウィンカーを使用する場合も同じ注意が必要です。

やっていて面白かったのは、クラシックタイプのフルフロントフェンダーの装着です。
まえのページの奥様号がつけてるヤツで、雨の日の飛び跳ねも最小限でなかなか機能的なのですが、
ショベルのころからほとんど変更受けてない部品で、少なくとリジットスポでは全モデルに装着可能です。
面白いのはフォークが35φから39φに変更されても、メーターギアなくなっても、リム幅が広がっても、
フォークの内々の寸法が変更されなかったってことで、ショベルのものでも装着できてしまいます。
厳密にはショベル用とエボようではステーが内外で付く位置が変わっているのですが、F90のタイヤを
履いているとどちらでも問題なく付いてします。
スポにはクラシックフェンダーも良く似合います。

タンクに関してはラバーマウントされた時期で、コックの位置が変わってしまいますが、ラバーマウントタンク
の車体ではどのどの年式でも装着可能です。
ただしコックの向きだけは右マウントだとストレートダウンのタイプは変更が必要です。
逆に古いソリッドマウントタンク装着車にバラーマウントタンクを使用する場合は、左のエンジンハンガー
ブラケットが当たります。
新しい車体はブラケットが中抜きされているためで、同じものに交換が必要でしょう。

4速用のサスを新しい車体につける事はないと思いますが、逆は在ると思います。
5速用それも‘95以降のものは中々良いとオイラは思うのですが、4速フレームの‘93以降では、
マウントアイが厚いため、左右2mmづつほどつめる必要があるでしょう。
そうしないと溶接で変更できないフレームボルトのねじ山が出ません。
また特に4速は5速よりスイングアームが狭いため、下部のマウントボルトは5速用の割りナットタイプは
スプロケットマウントボルトの頭に接触する恐れがあるので、使用できないでしょう。
もっともボルトナットの出と厚みを削って調整すれば、その限りではないですけど。

ウィンカーは4速以前がリレー、5速からモジュール制御になりましたからこの辺は互換性はありません。
まあリレーに変えることはできますが、スイッチにホールドする機能がないので、ショベル時代のように
押してる間だけ点滅します。
この辺は良くわからないのですが、ホールドさせることも可能なスイッチを設けられるみたいです。
もっとも壊れなければその必要はないですね。

エキパイはすべての年式で使用可能ですが、4速用は微妙に太い感じがします。
1200Sのサイレンサーがすんなり入りませんから、微妙にな違いがあります。
1200sサイレンサー装着の場合、サイレンサーが太くなるので、リアマウントステー基部と干渉するので
削るか1200S用のマントステーを手に入れることになります。

点火モジュールに関しては4速用のフルハーネスがそっくりモジュールから生えているタイプを除き
(この場合はモジュール交換と同時に、ハーネスの交換を伴います)、初期型の7ピンと後期の8ピン
では互換性がありません。
しかし世の中には同じようなことを考える奴がいるようで、Vtwinのカタログに7ピン=8ピンの
変換ハーネスがあります。
これにより、リミットは変わりませんが、5速後期の車体に前期のノーマルモジュールが使用できます。
確か進角の変更が‘95前後で行われていたと記憶していますが、以前のモジュールを使用すると、
10度ほど進めることができますが、どの道吸排気のセッティングが必要になります。

キャブはどの年式でも使用可能ですが、負圧コックになってからものには、フロートボールに
一切ドレン機能をもたないものがありますが、負圧コックじゃない場合はオーバーフローするとガスが
シリンダー内に流れ込んで危険ですから、フロートボールだけは交換してください。
ただし4速に使用された通常の丸いフロートのものと、5速の口の字型のフロートのボディーでは
大きさが違うため、互換性はありません。
また4速用はドレンはありますが、ドレンスクリューが存在しないものもあります。
それでもキャブそのものはどんな年式でも取り付けは同じですから、使用可能です。

ざっと上げてこれくらいですが、また思いついたら書いてみます。
by jyai883 | 2010-08-08 09:55
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