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古い話4

奥様号カスタムのきっかけはひどく簡単なものでした。
‘96から採用された3・5Gタンクに、オイラがなじめなかったってだけだったのですが、
丁度当時純正パーツはダメなのかって(機能的にも、デザイン的にも)疑問が出始め時だったので、
これは改めてやってみたかったのは、いいチャンスとばかりにカスタムにをしたわけです。

パーツ発注やペイントが面倒だったので、取り付けも含めてディーラーに発注しましたね。
最も早く在庫チェックができ、納期も確定できるので便利でした。
最大のポイントはタンクの交換でしたが、これでガラッとイメージが変わり、直ぐに‘95以前に
逆戻りです。

給排気を考えれば、クロスフローパイプのままが良いのですが、ここはルックス重視で、
純正に存在したセパレートパイプに交換。
細々したところは、ハンドルを883用から更に引け、少し高い1200スポーツハンドルの交換。
ウィンカーは純正がコンセプトだったので、おミカンのまま、フロントだけショートマウントステーで
トップブリッジサイドに。
これは奥様が倒したときに、ハンドルマウントだと、100%タンクにヒットしてしまうためです。
シートは当初なんでも良かったのですが、最初はオイラの純正そら豆、その後もらいものの
カービンシルエットソロ、現在は‘93ごろに存在したバスケットWが付いています。

ペイントを純正にこだわった以外は、最低限の交換しかしませんでしたが、タンクが高かった上に
2トーンペイントにエンブレムを貼りこんだので、カスタム費用の半分くらいになってしまいました(笑。

その後長めのクラッチワイヤーをフロントフェンダーで引っ掛け巻き込んでしまい、傷だらけに
なったので、純正フルフロントフェンダーをペイントして取り付けましたね。
このフェンダーはショベル時代から存在しますが、エボ以降少し太くなったタイヤを避けるために、
ステーの取り付けが内外で変更されましたね。

狙いは80年代の純正スポーツスターでしたが、部品交換は少なく、かつほとんど純正部品で
出来てしまったため、非常にクオリティーが高くまとめることが出来ました。
ちょっとしたレトロカスタムには、存在する古いパーツのレトロフィットで難なくできるのが、
ハーレーの良いところかも知れませんね。

もともと純正部品ですから、驚くほど違和感なくフィットしてしまいます。
全体のバランスも純正みたいな存在してしまいますから、純正スタイルのレトロカスタムには
有効ですね。
もっとも価格的には、結構高いので、選択の余地はあります。

その後吸排気や足回りは細々やりましたが、全体のバランスは最初のままを保ています。
ある意味オイラガ欲しかった理想のスポーツスターを作ることが出来ました。
よく見れば全くのオリジナルスタイルなのですが、範を古いスポーツスタースタイルに採ったため、
レトロカスタムはすんなり受け入れられたと思います。

基本的に純正のオリジナルスタイルが好きですが、時代的好みがあると思うので、このような
スタイルに戻してしまったわけですね。
丁度‘00くらいの頃ですが、お陰でマニアックな純正部品の検証が始まってしまったきっかけでも
在りました。

いまでも純正部品を多用した、オリジナルなのかカスタムなのか判らないようないじり方が好きです。

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画像は一時純正のピロータックシートをつけていたときのものですが。
これはもともと1200に純正採用されていたものですが、あまりのかっこ悪さにすべて取り替えられたと
言われたものです。
オイラもその口で、車検用に持っていただけですが、改めて着けてみると中々いけたので
しばらくつけて走ってました。
現在は某ディーラーのチーフメカニックにもらわれていきました。
by jyai883 | 2010-08-07 09:42
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