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最近のコンセプトは3

最初に純正部品の検証を始めたのは、CVキャブでした。
ダイノジェットを組んで、セッティングできるようになり満足していたし、中低速条件では
当時ライトチューンのCB1000ビッグ1にも付いていけるし(直線はぶッち切られしたが 笑)
スパートラップのとの組み合わせや、足周りのセッティングも良く楽しかった頃です。

ある日ふと疑問が起こりました。
何も考えずダイノジェットを無条件に組んだけど、果たして何がこれほど違うのだろうか?、って
ことでした。
賛否はいろいろありますが、ダイノジェットのニードルとMJ、MJホルダーをノーマルに戻して
検証が始まりました。
もともと不満のないダイノジェットでしたが、所詮レーシングパーツです。
加速時や高回転は申し分ありませんが、中低速巡航は濃い目になってしまいます。
コレはニードルの中間段数を狙ってもけすことができません。
まあ霧化の仕方が違うので当然なのですが、オイラはノーマルの霧化状態のほうが良いように
感じていました。

レスポンスを上げるためのギミックはそのまま、セッティングの変更でどのような影響があるのか
知りたかったのですね。
ニードルの位置は上げる方向だけ考えればいいし、そのときから使用していたSEのハイフロー
クリーナーではノーマルの#170は、最高速で完全に上がりがストップすることは確認済みでした。
またダイノ以前に入れていた#185の調子が良かったため、そのまま使用してみることに。
結果は上場、ニードルのかさ上げ意外はドンぴしゃりデス。
レスポンスとジェッティングは別のシステムだと判れば、あとはセッティングを詰めていくだけです。
ニードルはワッシャーでかさ上げしながら1~5枚、範囲にして0・5~2・5mm上げまで確認します。

マフラーは当時ディスク18枚入れたドンガラのスーパートラップ2イン1でしたが、これも
なかなか合っていてセッティングが出やすかったですね。
結局#180~195まで#5とびでチェックしました。
883の場合ベストは#185~190でニードルの高さは好みだと思います。
またマフラーの変更によりニードルセッティングは異なります。

その後、再びダイノに戻したりしてましたが、結局公道であらゆるギアであらゆる回転域で使用するなら、
純正のほうが優れている思い現在に至ります。
決してダイノジェットが悪いわけではなく、それどころか大きな加速や速度の伸びはすばらしいのですが、
公道ではネガティブな面もあるので、今は外しました。
実際このキットの本領を発揮させるのであれば、全開加速とその伸びが楽しめるサーキットでしょう。

そんなことをしているうちに、今度はマフラーはどうなんだろう思い始め、そんな時99‘1200Sの
システムをそっくり1式友人から貰ったので、実際の検証をして見ました。
サイレンサー単体では全く大きさが異なる専用品であるこのマフラーを、883につけたらどうなるのか?、
思う間もなくスパトラは外され、そそくさとノーマルスタイルに戻されることになるのです。
キャブは一切いじらず、スパトラに合ってるセッティングのまま、ともかく走ってみました。

走り出してすぐ驚きました。
低速発進がスムーズになっているからです。
加速はやや鈍さを感じるものの、トルク感は上がり、非常にスムーズに走れます。
おいおい純正部品馬鹿にできないぞと正直、このときに思いました。
丁度ダイノジェットに戻してるときでしたが、その後純正ジェットでリセットすると遜色ありません。
品質の高さ、装着の確実性、そして選択さえ間違えなければ、性能的にも馬鹿にできないものがある。
そして何よりもほぼ専用部品として、難しい加工は必要としないお手軽さです。

その後はいい気にノーマルルックに逆戻りが始まります。
性能には関係ないウィンカーでさえノーマル戻し、全くの初期状態に逆戻りです(笑。
でも2度目のドノーマルルックはいろいろなことに気づくキッカケになりました。
なによりこの形にほれ込んで買ったときのことを思い出すまで、14年ほどかかってしまいました(笑。
by jyai883 | 2010-02-24 23:31
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