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今日の東京は

曇り空で寒い日ですね。
明け方には、少し積雪もありました。
まあ乗れなくもありませんが、バイクにはあまり乗りたくない日ではあります。

トラブルでも面倒なのはやはり電気ですかね。
まあ点火が不良だとコイルかモジュール。
充電は大抵レギュレーターですが稀にオルタネーターだとチョット痛い。
まあ4速は有名なクラッチシェルのマグネット落ちがありますから、無いことは無いですね(笑。

レギュレーターはいろんな症状がありますが、場合によって違いますね。
過充電だったり充電不良だったりしますが、レギュレーターが直接的な問題なのか、それともバッテリーの
劣化によってレギュレーターも不調になってしまうのかってのがあります。
オイラの経験では劣化したバッテリーでがんばっちゃうと過充電になりやすいと思います。
バッテリー液が沸騰したり、レギュが燃えちゃったりしますが、充電不良よりこちらのが直接被害が
深刻なのでお気をつけください。
最近の純正はドレンをもたない密閉式ですからなおさらですね。
充電不良はレギュレーターのパンクによる直接的な原因がほとんどですが、年式によっては稀にオルタ
ネーターからの接点不良なんてこともあるのでチェックは必要です。

点火系はもっと厄介ですが、こいつは順番に追いかけていくしかありません。
意外と多いのはプラグコードの劣化ですが、こいつも接点不良とともに要チェックです。
エンジンが温まりある程度の温度に達すると症状が出る場合は、コイル、モジュールのチェックが
必要でしょう。

オイラが聞いて一番笑ったのは、ショベル時代のローライダーに乗っていた隣のバイク屋の死んだオヤジが、
御茶ノ水で道路の段差で跳ねた拍子に、そのショックで点火ピックアップのボンドが剥離して点火できなく
なったってやつです。
もっともコレだってプラグから順番に追っかけて判ったことですから。

現在のハーレーは、ヒューズですがオイラたちの頃はいずれのモデルもブレーカーだったので、どこかでショートしても見つけるのが面倒でした。
その代わりにブレーカーが戻れば、走って帰れたりするので、何とかごまかしながら帰宅も可能です。
今はヒューズなので回路も細かく、原因も見つけやすいのでしょうが、ヒューズはトラブルを取り除かない限り
落ちまくるのでその場での応急措置は必ず必要ですね。
特に現在のモデルはドコもカシコも電気なので、充電も含め大変な側面もあると思います。
まあエンジン始動と同時にアイドリングするし、走行も可能ですから便利と不便は紙一重ともいえるかもしれません(笑。

結構面倒なのが灯火類のショートでしょうか。
配線とかをいじっていれば判りやすいのですが、オイラはハンドル交換でショートしたことがあります。
全くノーマルだったファットボーイのハンドルを交換して走っていたら、ウィンカーが点滅しません。
そのうちヘッドライトは消えちゃうし、暗くなるし原因がわからず。
ウィンカーは例のレバーマウントのものでしたが、オイラはきつくレバーマウントを締めないほうなので、
走行中に緩みここがショートしてました。
暗くなって、ブレーカーの状態を確認するためにキーをひねったら、レバーのあたりで光ったので、
締め直したらOKでしたね。
以前のハーレーはボディーアースの部分が多かったのでそんなこともありました。
部品のゆるみには気をつけましょう。

現在のハーレーはセンサーで拾ってあらゆることを制御してますから、電気は非常に重要だと思います。
まあオイラの4速だってバッテリー点火ですから、電気が無ければ走りません。
しかし電気的に制御されているのは点火進角だけなので、配線そのものは点火を除けば小学校の
豆電球の回路程度です。
今のハーレーは点火や燃焼、吸気、灯火もモジュールですからトラブルを追いかけていくのも大変ですね。
コンピューターにより利便性の高さはオーナーにとって便利ですが、トラブルが生じたときはユニットで
交換とかになるでしょうから、金銭的負担も大きくなるでしょうし、やはり便利と不便は紙一重ですね(笑。
by jyai883 | 2010-02-12 14:11
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