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CRJの現状を考える

今の4速883、ニックネームCRJには現在特に不満があるわけではありませんが、
現状を少し考えてみたいと思います。
CRJの現状を考える_c0063859_944321.jpg

これがほぼ真横からの画像です。
外見は全くCRッぽいですが、変更された外装のラインから下側は全くのSTDのため、
走った感じはSTDそのものです。
これは外装変更からくる相違を、最小限にしてSTDの乗り味を大事にしたかったもので、
要は乗りやすかった感じを大きく崩したくなかったからです。

しかしカスタムの結果、シート高やシッティングポイントの移動、ドラッグバーにしたことでの
操作性の変化は起こってしまいます。
最近変更したリアサスのおかげで、やや尻下がりとなり、やや前よりだった
荷重が後に変わったおかげで少し以前に戻った感じです。
ライディングの姿勢もわずかに変化し、少し余裕もできてSTDに近いものになりました。

オイラ的にはどのように外見を変更しても、結局STDの長所をなくしてしまっては
元も子もないと思うので、特に使用が公道に限られている以上、留意したかったことです。
おそらくこのままバーハンドルにしてしまえば、全くSTDな感じでしょうが、それなら
最初からカスタムなどできないので、それを踏まえた上で変更するってことですね。

また幸いリジットフレームのスポーツスターは、4速5速問わず吸排気のシステムや
シャーシパーツの流用が可能なため、年式の若い改良型のパーツをそのままだったり
小改造したりすれば、古い車体にも流用できるのがいいですね。

実際は特に意識していなかったのですが、CRJの場合派手なカスタムパーツを
使ってない上、どうしても使用しなければならないパーツも比較的おとなしいデザインの
物が多かったため、出来上がりはカスタムとしてはあまり面白みの無いスタンダード然と
したものになりました。

大きく外見を変更してしまうので、逆にあまり派手にしてしまうことで、
自分で飽きてしまうことが無いように、当たり前なバランスを狙っているとも言えるかもしれません。
CRJの場合はうまい具合に、取って付けたような感じがあまり出なかったので
オイラ的には満足できるものです。

今回リアサスもSTDにすることで、外見も乗った感じもより飽きのこないSTDな感じに
することができました。
同じバイクに長く乗っているとだんだん多くを望まなくなります。
一時的には突出した機能に喜びますが、やがてそれは当たり前になるし、デザイン的な
志向は、時間とともに変化するので、好みが変われば変わってしまうでしょう。
オイラの場合は幸い憧れていたスタイルであることと、もう1台STDスタイルのスポーツスター
があるおかげで、あえてノーマルに戻すことは無いでしょうが、それでも乗りやすくなければ
次第に乗らなくなってしまうでしょう。

結局CRJのスタイル的カスタムが終わったあとも、乗り方への考察や更なる仕様の変更
への考察は続いています。
どうも性分でこんなもんだよと言い切れない性格ですから、いつまでも ちまちま考える
のでしょうね(笑。
大きく外観を変更することで、当たり前だったSTDな部分をより考える良い機会となり、
改めてSTDのもつバランスや機能を再認識できたと思います。
by jyai883 | 2010-01-08 10:26
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