人気ブログランキング | 話題のタグを見る

150年分

肘が壊れてそろそろと思い2日ほど仕事をしたら、痛みがぶり返し熱持ってきたので湿布して終了です。
またヒマな日々が・・・。

っでうちは幹線道路に面しているので、車の音がよく聞こえますが、日長一日3階の部屋にいるとかなりの
台数のハーレーの音を聞きます。

さてオイラが買ったころの80年代、年間のハーレーの輸入台数は1000台前後を行ったり来たりするくらいでした。
90年代に入りHDJ設立後増え始め、ブームも手伝って終わりころには10000台の大台にのります。
それ以来15000台くらいで推移してると思うのですが、平均で15000台としてここ10年で150000台。

80年代の平均が1000台くらいですから10年で10000台。
今の1年間の登録台数は80年代10年分の1,5倍、つまり年間15倍。
それが10年続いているのですから、ここ10年で80年代1年の150年分のハーレーが日本で走っていることになります。
まあそりゃ珍しくなくなるわな~。

確かにオイラが買ったころハーレーは(というより輸入バイクは)珍しかったし、会ってもお巡りさんのカッコの
おじさんがほとんどでしたね。(しかし80年代の日本のハーレーを支えていたのは、彼らです」
今は普通にいつでもどこでも外車を見かけます。
次々と日本法人が設立され、サービスも良くなり買いやすい環境も整ったし、正直間口は広く、敷居は
低くなったようですね。
街中にはハーレー、ドカ、グッチ、BM、トラ、KTM、アプリリア、などが走り回り、高価なMVやビモータで
さえ見かけます。
まあ存在が普通になってしまいましたから、御上も黙って見ていてはくれなくなりましたね。
昔は直管で白バイに並びかけ、アクセルあおって誘っても無視されましたが、今なら捕まります(笑。

まあハーレーの販売台数の伸びは最長150回、実に12年半に及ぶ長期ローンにより、月額返済額が
非常に抑えられて購入しやすくなったのは周知の事実ですが、現在の不況の中では返済はどうなんですかね?。
この長期ローンを考えるとアメリカのサブプライムローン問題が頭をよぎるのですが、家とバイクの違いだけで債権を証券化すればまさに同じじゃなかと?。
まあ同じことを2度もやるほど証券会社もクレジット会社もばかじゃなないだろうし、規模もそれほどじゃないだろうけど、年間15000台が平均2000、000で売れれば、300憶にもなりますから馬鹿になりませんね。

オイラにとってハーレーはただのバイクで消耗する機械ですから、個人的には資産と思っていないのですが、
最近の高止まりした相場の状況は、不調の2輪業界にあっては驚異的なことなのでしょうね。
まあ独り勝ちと言いながらも、本国の方からはリストラや縮小の話も聞こえてきますから、そろそろ次の
段階に移行していくのかもしれません。

せいぜい乗れるように、またちゃんと乗るようにしないと、バイクとはいえ不動産になってしまいますから
気をつけなくては」いけませんね(笑。
by jyai883 | 2009-05-22 21:26
<< 今日は 痛て~からヒマです >>