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ヒマなオイラは何時まで経ってもCRタンクを考察しています(笑

4日間のリレンザの投与でようやく今日辺りから、起きていられるようになりましたが、
少しはマシになったとは言え、背中から腰に掛けて走る関節痛はまるでぎっくり腰のような
痛みなので、なにもできるわけでもなく、ただただ読書をして過しております。

っが頭の中はすでに完成してしまったとは言え、相も変らずCRタンクの考察ばかりしていて、
よっぽどこの変なタンクが気になるようです(笑。
さてこのタンク、見る角度や方向によって色んな表情を見せる魅力的なタンクなのですが、
いざそれを再現しようと考えると実に難しく、単純な印象や単一的な方向での観察では、
その様々な表情を表す事ができません。
実際タイプ4の原型製作の際、製作者のダークホースさんとオイラとでは大きな意見の
食い違いがありました。

オイラが持ってる印象は意外と丸く見えるということでした。
ネット上や印刷物の資料を集めまくり、その中にある様々な角度からの画像を見ていると
非常にカクカクした直線的な形状に見えるのですが、それでは角度変った時に見える反りや
曲線を説明できません。
単純に平面で構成したタンクならば、もっと詰まらない形になるはずです。
しかしオリジナルをよくよく観察してみると、各面の接合部は緩やかな曲線を持っていたり、
それに伴った曲面を持っていることがわかります。
この接合線が角度によっては直線に見え、また曲線を作り、様々な表情を作ります。

またそれに連なる面もとても緩いRをもった凹面や凸面の曲面を持ちこれが組みあがった時、
あの独特の形状が構成されます。
きっとホンモノのオリジナルタンクが目の前にあったら、型取りして終了してしまうため、
ここまでグジャグジャ考える事無かったでしょうが、このタンクの造型が計算された物なのか
偶然の産物なのかは、いまだ解明できません。

オイラはある程度意図的であり、ある程度偶然なのではないかと考えます。
CRが特殊な経緯で製作され販売されたとはいえ、マスプロ製品である以上ある程度の
生産性は考慮しなければなりません。
あの複雑な形状とはいえハンドメイドで作るわけには行きませんから、プレス加工を必要と
するでしょう。
その時型抜きの際に必要な逃げが、デザインに加えられより複雑な面を構成するように
なったのではとオイラは考えます。

とにもかくにもこの時代を超えた、卓越したデザインとハーレーダヴィッドソンのスポーツ
スターと言うモデルの出会いは、30年たった今でも求める人がいる事が、証明しているでしょう。

まあもっとも何時までもこんなにしつこく考えているヤツも、オイラ以外にあまりいないでしょうが
興味の無い方から見れば、どっちでもいいことでしょうね(笑。
そう言えば90年代にグッチのカスタムでCRのようなデザインを雑誌で見かけたことが
ありますが、何処のカスタマーで何処の輸入下か失念してしまい、いまだに思い出すことが
できないでいます。
モトグッチでこのCRッぽいカスタムをご存知の方はどうか情報をください。

それにしてもCRってモデルは、たった一回それもデザイナーの個人的な好みで製作された
にもかかわらず、捉えられたものにとってはコレ程離れがたいものだとは思いませんでしたね。
まあオリジナルのオーナーの方々が、苦労しながらでも維持し続ける気持ちは良くわかります。
スタンダードなスポーツスタースタイルにはいつでも戻れるけど、2度とこの造型はやりたくない
と思うほど、考えさせられましたから(笑。

でもまた何かあったらやっちゃうんだろうな~(笑。

ヒマなオイラは何時まで経ってもCRタンクを考察しています(笑_c0063859_1905171.jpg

by jyai883 | 2009-01-30 18:57
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